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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

呪縛

作者: 氷雨

「死ね」

「誰のおかげで生きていけると思ってる」


昨日、母が又警察を呼んだ。

理由は怖いからだという。警察が帰ってから、母は伯母(自分の姉)に携帯で喋っていた。


笑いながら。


何故子供を作ったのかと思う。何回も、産まれてきたくなかったと思っては死にたくなる。


おぞましい。

この女から自分が「生産」されたのか?

10になるやならずで、新聞配達しない事を罵られた。新聞配達できる年ではない。


母はパートで働くという考えより、小学生が働くのが当たり前だと信じる人間だった。


泣いた時、母から抱きしめられた記憶がない。

父の手や匂いが不愉快だった。


中学以降は学費で責め抜かれた。

娘の財布や通帳から金を抜く。父は仕方ない事だという。兄の散財は何万と出す。


父と母の口論は、まるで別の話だ。

それぞれが私に悪口をいう。

兄は、中学受験に成功した私を罵る様になった。


下着や服は、女ならば、大きくならないから必要ないらしい。母は女じゃないらしい。


勉強すれば、家庭の調和を考えない親不孝だという。

家事をやれば、試験前でも、やらないのは親しらずらしい。

女ならば、勉強も家事も「母」がすること全て中学になればやるらしい。


兄の散財癖を泣きつく。

私は与えない。怖いので父に黙ってろという。

兄の矢面は娘で良いらしい。


娘の財布から兄に金を抜く。


父に言っても言っても、毎日忘れられる。

睡眠時間が2時間になった。

学校に行く前に38.5を超えていた。

裂傷を作った。

何回も家を追い出された。学校が保護してくれた。

40°cを何回も超えた。

母に言っても無駄だと説明したら、寮に入れてくれと父に説得に入った。


父は「私を手放さない」らしい。


気持ち悪かった。おぞましい。やっと寝れると思ってたのに。


父にも母にも触られると拭き取らないとおぞましさで生活できなくなった。

大学に入っても

「おまえは人間として扱う価値がない」

父と母と兄の呪縛は続いた。


旅行に行けば、高熱を出した。

人の目もみれない。


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