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おのれ、夢阻むか

 僕には一つの夢がある。日々愛好しているラノベ。数多く存在する作品の内、僕が特に好きな小説。その主人公が行っている行動を僕自身が行う事だ。

 僕は努力に努力を重ねてきた。結果、作品のモデルになった高校に入学する事に成功した。僕自身にとって、これはなかなかの快挙だ。だって僕、中学時代テストのランキングで底辺争いしてたもの。

 考えてみてくれたまえよ。底辺ランキング十位圏内にいつも入っている、オタグループでいつもオタトークしているアホが、偏差値五十五に入学するという快挙を。

 分かっているさ。大したことが無いって言うんだろうさ。知ってるよ。ネットの海に潜ればどいつもこいつも高学歴自慢だ。MARCHが大したことないだってさ。僕からすれば天上人だよ。


 そんな元の偏差値が多分四十くらいの底辺がやっとこさ五十五の高校に何とか滑り込んだ。入学式の日はもう凄かったね。胸の高鳴りが。二年仕込みの夢がかなうという期待と、思春期の奴なら共感してくれるかもしれない、ロマンスが始まるのではないかという期待。有り体に言ってしまえば、下心と煩悩が混じったあれだ。甘酸っぱい青春エロロマンスだ。

 けれども期待すれば現実は非情だ。女子連中は皆微妙な顔つき。期待しなければ可愛いと言えたかもしれないけど、期待したせいで落差が凄い。いや、僕も人の事言えるような奴じゃないんだけどさ。チビだし。

 もう泣きたくなった。実際ちょっと泣いた。隣の席の柔道男子っぽい女子が引きながら真っ白いハンケチを差し出してくれた。ありがたく使わせて貰ったら、なんかいい匂いがした。こういう娘でもきっちり女の子女の子してるんだって悔しくなって、更に泣いた。

 そしたらね、背中をさすってくれたんだよその娘。


「今は泣くときじゃないさ。笑う時さ。泣くのは卒業までとっておきな。卒業する時に泣きながら笑えばいい」


 女子にしては低い声だった。その子からやけにイケメンな台詞が飛び出た時、僕は一瞬惚れそうになった。けどもその瞬間、ピンク色のエロい部屋で、天蓋付きのフカフカダブルベッドでお互い全裸の状態で、柔道の寝技を掛けられている自分の姿が何故か脳裏に浮かんだ。


 ちびりそうになったよ。



 これが三日前の出来事。


 そして現在。僕は階段の踊り場から屋上を見上げている。放課後、部活の勧誘だかなんだか知らないけれど、遠くからさわさわと賑やかな声が聞こえてくる。けれどもこの静かな雰囲気を壊すには、ちょっとばかり声量が足りない。むしろ余計にノスタルジックな雰囲気を強めるのに一役買っている。

 曇りガラスから差し込む太陽の光は、照明がついてなくて薄暗い筈の階段を綺麗に照らしていた。キラキラ輝いて綺麗だ。

 手の平が何だかうずうずする。緊張と、期待。僕が大一番を前にした時、良く感じる感覚。こんなの中学の時の部活の試合以来だ。


 深呼吸をしてみる。白く輝いて漂う小さな粉が、肺にこれでもかと吸い込まれ、溢れる衝動のままに僕は、


「うっぐえ。げっほごほ。おえ!」


 思いっきり咳をした。吸い込んだのは神秘の光でもなんでもなく、汚い埃だった。

 頭がお花畑になってどうにかしてたみたいだ。と言うか咳を通り越して軽く吐きそうになった。一通りせき込んで、体と脳みそを落ち着かせる。

 もう一度屋上への出入り口を見上げ、そして今着た道を見下ろす。机が置いてあった。その上には紙が貼ってある。文面は『立ち入り禁止』。勿論知っているさ。知ってて無視した。

 物事は素早く行わなくちゃならない。教師にみつからない様に行動する。なあに、潜入ゲームの最高難易度で、非殺傷縛り、非発見クリアした僕に掛かれば、ゴール目前のこの状況で目的地に到達することなど、赤子の手を捻るより容易い。むしろ赤ん坊の手を捻った方が良心が咎める。それに赤ん坊の両親が咎めてきて、僕は紺色の制服着た屈強なお兄さんのお世話にならなきゃならない。だからそっちのが難易度高いと思う。

 それに僕はトンカツとかコロッケとかメンチカツとかの揚げ物が嫌いなんだ。天ぷらならまだ食べれるけど。

 カツ丼を出されるとか、僕にとっては拷問だよ。嫌いな物を自腹で払うとか馬鹿らしい。


 階段を昇ろうと、足を一歩前へ踏み出す。ゴム底の上履き特有の、ぺたぺたした足音が軽く響く。もう少し静かに歩いた方が良いかもしれない。見つからない様にするという点で言えば。

 だけれど僕は、胸を張って堂々と歩くことを選ぶ。だって、夢が叶うのにコソ泥みたいにこそこそ歩くのは、なんか違う。


 一段目を昇る。

 あのライトノベルに出会った時の事を思い出す。忘れもしない。本屋の棚の片隅にひっそりと。他の客から隠れて、ただただひたすらに僕に買われるのを待っていた、あの運命的な出会いを。あそこから僕の夢が始まった。人生の分岐点と言うのが存在するのなら、あの瞬間こそまさしく分岐点。

 そう、中学二年生の初め。僕はあの麗らかな春の日にライトノベル『平凡な俺が高校に入学したら、なぜかハーレムが出来て困っているのだがどうすれば良いのだろうか?』に出会ったのだ。


 二段目を昇る。

 初めて周囲に、この高校を目指すと打ち明けた日だ。今までのんべんだらりと過ごしてきたツケは大きく、大の勉強嫌いのアホが偏差値十五も上の高校を目指すには、はっきり言って出遅れていた。だから教師にも止めておけと止められ、家族からも夢ばっかり言ってと呆れられた。

 そういえば、あの教師の顔は今思いだしても腹が立つ。あのヒステリックなばあさんにどんなに苦しめられた事か。言っている内容が間違っていると思ったから、ちょいと意見したらすぐに金切り声。人間性を疑うね。僕の方が間違っていると思うなら、その根拠を言ってくれれば僕だって納得するかは別として、妥協するなりなんなりの対応はとれる。なのに頭ごなしに怒鳴って、被害者面で対話を打ち切るとか、教育者としてどうかと思う。

 僕が音楽嫌いになりかけた原因の一つだよ。あのおばさん、音楽教師だったから。


 そんなイラつく記憶はどうでも良い。楽しくて愉快な事を思いだそう。確か、妹だけは違ったんだ。男所帯な僕等一家の中、唯一の僕の妹。彼女だけは僕を応援してくれた。彼女にだけは僕の野望を打ち明けた。


 あの時の様子は忘れらない。大口開けて爆笑し、涙が滲み、腹を抱えて、息も途切れ途切れで、そしてようやく、面白いじゃん。頑張りなよと言ってくれた。さすが我が妹であると確信した瞬間だった。あれで小太りでなければ僕は深刻なシスコンになっていたかもしれない。



 昔は痩せて可愛かったのに。あれほど深夜にお菓子は止めておけと。忠告を無視した結果の体重六十越え。百五十だぞ。身長百五十サンチで六十は、さすがにちょっと。

 痩せた妹がラノベに出てくるように僕にデレる。想像したら少し吐きそうになった。肉親をそういう対象として視れないのは現代人の標準機能らしい。僕にもきっちり完備されていたみたいだ。良かった。倫理観が正常なのは良い事だ。常識に囚われるのは良くないというけど、常識無いと生きづらい世の中だから。


 努力の日々を思い出すように、踏みしめる様にゆっくりとまた足を前に。


 三段目を昇る。

 深夜の勉強を体が拒絶し、九時半。いつもより三十分遅れの時間に机に突っ伏して寝てしまったこと。九時に寝て七時に起きる。健康そのものの生活をしていた人間に夜更かししろとか酷な所業。僕の脳が許さなかった。


 四段目を昇る。

 憧れのラノベがアニメ化すると聞きつけ、深夜放送を我慢できずに観てしまったこと。ここで僕は夜更かしへの耐性を身に付けた。今でも忘れない。十一時二十九分の出来事だった。もっとも、放送終了と共に寝てしまったけど。これが十一時三十一分の出来事だ。二話までの作画は素晴らしかった。三話目からは味わい深いものだった。

 それにしても高尚なアニメと言うのは本当に存在すると初めて知った。CMに入ったからトイレに行って、戻るのが一瞬でも遅れたら即座に展開が分からなくなる。

 原作を読み込んでなかったら危なかった。僕の貧弱な脳みそじゃ高尚な物は理解できないから。当然ネットの評価は荒れた。皆馬鹿だなと思った。


 五段目を昇る。

 連日の二十四時までの、零時とも言う、夜更かしで体が限界を迎え、初の授業中に居眠りという愚行を犯したこと。授業中に寝ないということ。平常点が高い事だけが僕の誇りだったのに、僕はそれを自ら汚してしまった。これ以降、水筒とは別にエナジードリンクを持っていく様になった。周りからは引かれた。解せぬ。


 六段目を昇る。

 なんか血便が出たこと。


 七段目を昇る。

 ゲームを目の前でプレイしていた妹と弟。そして二番目の兄の三人に、中指おっ立てて「ファッキン!」と言ったこと。動ける小太りは強い。その後見事に取り押さえられたこと。チビの弟が攪乱し、兄貴が司令塔。弟の対応に躍起になっていたら、妹に突撃された。あれにどうやって対応せよと言うのだろう。倒れた背中にちっちゃい弟と小太り妹二人が乗ってきた時は潰されて死ぬかと思った。そして兄貴は笑っていた。許さない。


 八段目を昇る。ある休日のぽかぽか陽気の昼下がり。上半身Tシャツと下半身パンツのみと言う、優雅な休日ルックで録画したアニメを嗜んでいたら、いきなり「プリン!」と絶叫した妹にラリアットを喰らったこと。クリーンヒットして呼吸が止まった。本当に死ぬかと思った。

 あれは意味が分からなかった。なんでプリンなのだろう。全く身に覚えがない。意味が不明だよ。


 九段目を昇る

 冷蔵庫に入っていた高級プリンは美味しかった。つい隣のミルクプリンも一緒に食べてしまった。完食である。


 十段目を昇る。

 アンチ共がアニメを酷評しまくり、糞アニメとか、作画崩壊とか、作者は不登校とか悪質なデマを流していたから、それに立ち向かった事。きっと別の所で味方も戦っているに違いないと信じ、孤軍奮闘した。結局味方には会えなかった。

 ネットの海は広いから。今はもう海越えて宇宙と言っても良いくらいの規模だから。だから会えなかったのだろうと思う。

 なんだか涙が出そうだよ。円盤の売り上げ、皆の見る目無いから壊滅的だったし。僕はお金なかったから買えなかったし。転売屋が湧かないレベルだったし。

 あれ、おかしいな。涙が出てきたや。


 きっとうれし涙だろうね。夢がかなうってんだからさ。うれし涙だよきっと。そうに違いないさね。


 十一段目を昇る。

 以下割愛。思い返すのも疲れたし、さっさと上がって夢を成就させたい。ちゃきちゃき昇ろう。




 全てが全て、今となっては愛しい思い出だ。それらの思い出が僕の足を支えている。この高揚で震える足を。なんてすばらしい。努力は僕を裏切らなかった。

 さあ、最後の段を昇ろう。ずっと山と谷に挑み続けた僕を迎える平地を闊歩し、心から望んだ夢の扉を両手で開こう。

 脳みそがこの瞬間を記憶し、死ぬまで取っておくべくフル回転だ。普通に動いているつもりなのに、ゆっくりと動いている様に感じる。もどかしいような、嬉しいような楽しいような不思議な気持ちだ。



 最後の段を昇り切る。一歩二歩と進む。胸に手を当てて、深呼吸を何回かする。恥ずかしい事に興奮で手が震えてどうしようもない。にやにやが止まらない。きっと変態みたいな顔なのだろう。それでも良いや。

 周囲をのんびり漂う埃も、やっぱりよく見ると綺麗だ。演出で考えるのなら完璧だよ。光の粒が浮いてる。神秘的じゃないか。

 そうやって見れば、ちょっと掃除が行き届いてない階段の汚れだって、なんとなく歴史を感じさせるじゃないの。僕は廃墟のロマンが分かる奴だよ。多分。


 息は整えた。震えも許容範囲内に収めた。白い扉に手を掛ける。厳かに、丁寧に、焦らず。そしてゆっくりと力を込め、横にスライドする。

 一瞬だけ、扉は僕の望む通りの動作をしてくれた。その次の瞬間、扉から何かが引っかかる音が響いた。


 カタン。

 文字に直せばたったの三文字。それは今僕が一番聞きたくない音。一番目にしたくない擬音。


 カタン。

 一般的には、鍵がかかっている扉を、そうと知らずに開けようとしたとき、鍵がかかっていて開かない事を端的に表現する擬音。


 カタン。

 扉が鍵に引っかかって立てる物音。


 カタン。

 何度引いてもびくともしない、この現状。


 カタン。


 カタン。


 カタン。


 扉は、開かない。


「えー。鍵? 嘘だー。嘘って言えよ!」


 思わず怒鳴ってしまう。僕とした事がすっかり鍵の存在を忘れてしまっていた。そりゃそうさ。普通なら鍵かかってるだろうさね。だって屋上危ないもの。自殺とか転落事故とかいじめとかされたら学校の評判が悪くなるだろうからね。


 というかそもそも鍵があるなんて作中には一文字も書かれちゃいない。書かれちゃいないんだ。

 脳裏に浮かぶのは、僕がアンチと呼んで戦ってきた相手が言い続けた数々の文言。

 曰く、突っ込みどころが多すぎる。

 曰く、作者は不登校。

 曰く、フィクションでもありえないだろう。

 曰く、出会った瞬間、イベントもなく全員墜ちるとか、色々馬鹿にしてる。


 それら全ての言葉たちはたった一言で纏められる。考証不足と。


「なんでだ! なんで! 僕の努力は一体なんだったんだ! 開けー! 開いてください! 僕の貧弱な体で満足するなら脱ぎますから!」


 最早自分でも何を言っているのかさっぱり分からなかった。あるのは意地だけだ。ここまで努力したんだ。ここで諦めたら今までの努力がパーになる。全部無駄になる。そんなのは嫌だ。だから無駄な行為を続ける。コンコルド効果、上等だ。どんどん精神的リソースつぎ込みましょう。僕は諦めが悪いんだ。


「かくなる上は……破るか」


 ネット上の師匠は教えてくれた。人間、想像できることは大抵実現できる。僕はその言葉に従って生きてきた。そうさ、師匠は師範を名乗っているけど、実際の所は無職のニート。ごく潰しだとなんとなく察せられても、僕は彼の言葉を励みに生きてきた。ニートの言う薄っぺらい言葉でもだ。


 その言葉を胸に、僕は鍛錬を続けた。その集大成を今、学校の備品を破壊し、器物破損の罪を負う為に放つ。必殺の一撃、正拳突きを。


「ほあっちゃああああああ――」

「誰だ! そこで奇声を上げている馬鹿は! 女子がなにをやってる!」


 弾かれた様に両手で顔を隠し、後ろを向く。眼だけを覗かせるべく、腕に隙間を作る。そこから下を見やれば、居た。奴だ。あの横にも縦にも広い体躯。僕の頭などあっさり握り潰せそうなその手。筋骨粒々。見せ筋ではない。人の枠に押し込めようとした結果、逆にはち切れそうになっている実用性に満ち溢れた筋肉の塊。



「ゴリだあああ!」


 入学式の際、自己紹介で生徒指導担当と名乗った男。名前は忘れた。でもそのインパクトだけは覚えている。童顔の先生の隣にスーツ着た浅黒い筋肉の山がそびえていたら、そりゃあ視線を吸い寄せられるさ。

 僕はそいつの事を、ゴリラと呼んだ。大怪獣の名前も検討に値したけど、あれは何となく違う気がした。だってこいつどう見ても物理特化で、炎を吐きそうになかったんだもの。


 奴と目が合う。逆光で眩しいのだろうか、目を細めた奴は暫し僕の顔を凝視する。そして顔をゆがめる。顔の筋肉の装甲が動いた。固くて動きそうになかったのに。これに、僕は衝撃を受ける。


「誰がゴリだ! 先生は剛力だ!」


 音の波。大気を伝わり、鼓膜叩く。それは音の暴力だった。例えるのならば野生動物の咆哮。森の賢者が内に秘めたる野生をむき出しにした瞬間だ。

 これには度肝を抜かれた。男所帯で、兄弟が馬鹿をやるのを見ながら、時折巻き込まれながら暮らしてきたこの十五年。今年で十六年目。ここまで驚く事なんて、もうあんまり無いと思っていた。それなのに入学して三日でそんな事態に遭遇するとは。


 ここまでぴったりな名前だなんて。こういう姓を名乗ると決めたご先祖様。先を見る目あり過ぎだろう。


「やっぱりゴリじゃないか!」


 ここで捕まったら命は無い。顔を覚えられたら明日死ぬ。そう直感した僕は逃走の一手を選ぶ。

 顔を隠しつつ階段に突進。驚いて目を見開くゴリの目の前で、手すりを飛び越え、下のフロアに飛び降りる。精々どんなに高く見積もっても三メートル前後。飛び降りられない高さじゃない。


「おい!」



 特に鍛錬を重ねた僕にはこの高さ、皆無に等しい。


 着地の瞬間衝撃を分散させる。コツは一気に着地するのではなく、衝撃を受け流す事。力の流れに逆らって良い事は無い。適切に受け流せることが出来るのなら、力は僕を傷付けない。


 着地の衝撃をそのまま横方向の力に変える。手すりに手を掛け、下を向き、流れのままに下る。下に誰も居ないのは確認済みだ。スカートがはだけてパンツ丸見えになっても、別に大した問題じゃない。


 実際は、ちょっと恥ずかしい。


 そうして僕は、実質四階の屋上階段から、数秒で一階のフロアに降りる事に成功する。しかしゴリは必ず追って来る。油断はできない。

 残った横方向の力をフル活用し、思いっきり走る。これは生存闘争だ。戦っても勝てないなら逃げる。生存逃走だ。逃げるが勝ち。僕は勝ち続ける人生が良い。


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