嘘偽り一つない報告書
「帰れない」
フルスロットル。無限に愛す言葉達。僕が帰って来れたこの部屋に君はもう、帰れない。
時計の音。
朝を知らす声。
君はもう、二度と帰れない。
僕は数字を並べ、
全てを焼いた。
君は今。
「愛した日々」
金曜日。目が合う。彼女はこの後、僕のもの。
彼女の名刺をもらい、
車に乗り込む。
きれいな人だった。
彼女はきれいな人だった。
詩を忘れることなど出来ない。
彼女の指輪。
四年の月日は僕と彼女の色だった。
キッチンに珈琲あり。
早朝五時にコーヒーを飲み干す。
僕はそんなに強くない。
敗北を知ったあの日。
僕は彼女を愛してた。
日々の数だけ。
「殺伐」
みんなで歌いましょう。林檎の歌を。
春になる。
林檎の花はきれいに咲いた。
幾つかの屈辱。
僕にどうしろと。
彼はいつだって正しいか。
僕はいつだって正しいか。
馬鹿が言う。
『従うとは負けることと言い聞かせた』
くだらぬ馬鹿は自分の白雉さを知らない。
僕は白雉の王様だから。
もう、耳に何も入らない。
もう、邪魔者は消えた。
ポケットに煙草とライター。
僕はコンビニ前のこの部屋で日常を愛す。
お前は人を愛せるか。
僕に人を愛せるか。
また、孤高な日々が訪れた。
生きる。
生き急ぐ。
もう、耳に何も入らない。
欲しいのは反抗ではなく純粋。
「哀しみのなんちゃら」
冷蔵庫を開ける。
昨日の言葉にさようなら。
がむしゃらに生きる魚。
カルアミルクを飲み干すと姉さんが笑ってくれた。
やれると思う、あんたなら。
僕は煙草に火を点けてカメラを回す。
僕を包むかのようなクチヅケ。
勝手にすればと言われた日。
結局、二人だったね。
僕がフォーミュラカーを愛したように。
恋しますか。
今夜は。
「高橋」
二十歳でアル中。
勝手なギタリスト高橋。
子分を連れて立派なことですな。
お前の下手糞なマリオネット。
捨て駒扱いされた飼い猫のような僕。
お前は玩具の兵隊。
僕がこの街を捨てた理由。
「束縛したいほど君が好き」
気は確かか。
画面の上に本能の落書き。
僕は優等生ではないので。
この詩を僕を犯罪者扱いした全ての連中に捧げる。
束縛したいほど君が好き。
春はまだまだ訪れない。
君に幸あれ。
「素直」
僕は僕のやり方でしか詩を書かないが学習することは忘れない。
素直に嫌い好き嫌い好き。
三割の打率で僕はここにいる。
焼き肉屋のお嬢と一言二言。
『彼氏はいるの』
『秘密です』
お嬢は笑ってくれた。
こんな日々を続けたい。
堕落しながら。
「言葉力」
摩耶山に男四人。壱月一日。
嫌な事全て消去。
異人館のおばちゃんは僕を見て、
『写真頑張りや』
と微笑む。
誰がこの世で一番偉いのか。
サイコロを転がす。
老けた憧れは見たくない。
僕はお前を殴る予定。
僕はお前に暴威と化す予定。
言い訳だけが上手い君へ。
悲劇に笑え。
いいとも。
「伝言」
生きていてくれ。気がすむまで。
僕はコンビニでコロッケを買いました。
マルボロと。
「お前は何を失った」
僕は全てを失った。
愛したもの。
愛する者。
嫌いなモノ。
裸の心の中に受話器を置いた。
お前は悲劇を演じたいようだが悲劇なんて今のお前に見つからない。
部屋の片隅にいた猫はもう死んだ。
僕は手首の傷の数だけ何度も死んだ。
生き人が苦しむだけのこの国で。
僕は夜明けを何度も知った。
僕もわがままを言いたい放題言ってみたい。
時は流れ僕は老人と化す。
何度でも言ってやる。
僕は何度も死んだ。
偽善者が笑うだけのこの国で。
「夢遊病」
気付かないうちに御立派でご誠実で。君が気付かないうちに夢遊病。楽しき病。記憶なし。
「距離」
歴史上の人物の誕生にホロニガク笑え。写真の中のお前。きれいになったね。
今日はあいつの誕生日。
僕は定刻通り、チャイムを鳴らす。
欲しいものは日々の速度。
消えてしまえば。
堅い頭を外してさあ、踏み出そう。
「奴隷」
僕はもう、お前を信じない。僕は言う。xちがいへ。お前の恋などもう終わり。
御来光に一円投げた。
「もう、死のうかな」
生きている感覚が一つもなくて。虚しさだけが心の風に吹く。
もう、死のうかな。
と。
思った時がチャンスです。
「レベルの問題」
六甲山駅であゆみちゃんを見た。あゆみちゃんはベーシスト。僕のギターを褒めてくれた。
美穂、元気か。
お前を想う日々がある。
お前が弾いた、「夜空のムコウ」。
あの日、美穂にキスをしておけば、今頃、美穂は隣にいるかな。
愛していると一言、言えば楽になれたのに。
僕の罪。
「自販機にメロンソーダ」
エレベーターを降りる。酒屋のおばあちゃんがかわいい。会釈を残しては「ありがとう」と、
笑ってくれた。
自販機にメロンソーダ。
やる気がないときにはメロンソーダ。
金欠か。
仕方がない。不安定にあたりまえの日々がほしい。
お嬢とカラオケ行きたいな。
「言いたいこと」
僕自身です。僕自身の全てです。未来は近くにやって来た。僕自身の全てです。僕は壊れやすい人間です。
「xちがいハウス」
誰かの命令で右向きゃ右。左向きゃ左。たつの駅で人を待つ。僕には大事な人達が存在する。
偽りの自由なんて捨てちまえ。
xちがいハウスの甘えた達へ。
「僕はこういうときに何をするのかわかってる」
孤立。孤高。孤独。涙があふれて止まらなかった。僕はこういうときに何をするのかわかってる。
僕によく似た君へ。
「嫌いです」
日々を愛しています。振り向いても落ち着いても。夢がある。その前にあいつが嫌いです。
僕の本能はいつかドカンと爆発します。
嫌いです。僕はあいつが嫌いです。
「神の言いなり」
僕は月と会話する。僕は人と会話する。僕はこの国の美しき言葉で会話する。僕は神とは会話はしない。
僕は唯一無二のあなたと会話する。
どうなろうが。
「南南東」
旅先で買ったベース。弦を楽器屋で張り替える。二度と戻れない日々。
池内陽子のカントリーロードに涙した。もう、僕は帰る場所さえ失った。
僕はこの壊れやすい道を歩むのみ。
「そりゃそうなるわ」
優美子と週末、映画と過ごす。キャビンの海側の部屋を取る。朝、須磨浦辺りで飯喰らう。
僕とそっくりな優美子へ。
そりゃそうなるわ。
「イカリ」
怒りがあるから文を書く。全てに対しての怒りの中で。
学校が嫌なら辞めちゃえば。
ずっと、家出を愛しておけば。
怒りの数はマーケット。
コーラでも飲むか。
「DAKARABOKUHATSUKARETERU」
一心不乱。ミダラを愛せ。だから僕は疲れてる。フォルザFerrari。
「g」
僕はここでは終わられない。僕はこのままでは終われない。こんな気持ちはわかるだろう。
僕は美女を愛す。
僕はこのまま真っ白な世界へ旅をする。
全てを選択し全てを愛し全てをやり遂げるなんて無理だ。
一つか二つだけでいい。
僕の夢は始まったばかりだ。
人と人。
世界に花を咲かせましょう。
この部屋の片隅からすべての人へ。
猫は欠伸で幸せそうに。
人は想いで幸せそうに。
僕は今日も歩き出す。
誰が何と言おうと。
僕は僕だから。
僕は僕だから。
僕は僕だから。




