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16・甘えたざかりなのです

時間がないため簡単なものを作り、テーブルに並べた。


「フェルト、できましたよ」

「んー……」


うとうととしていたからか眠そうな目を擦って席につき。

なにかにきづいたからか、顔を顰めて私を睨んだ。


「なんで1人分なの?」

「フェルトそれじゃ足りないですか!?」


1人分だとは言えそんな少ない量じゃないので、少食なフェルトからしたらむしろ多いくらいだと思ったのだけど。


「……なんで分かってくれないのかな」

「え?」

「なんでもない。今日の昼から食事は例外を除いて一緒に食べるから」


なにか呟いていたような気がしたが誤魔化され、そっぽを向いた仏頂面のまま早口でそう断定する。

抗う理由も術もないので大人しく同意しておくと、少しは機嫌が戻ったのか姿勢を直してこの国の習慣である食事のときの祈りを捧げてから、静かに食べ始めた。

それにしてもなんだろう。最近拗ねることが多いような……気のせいじゃないと思うのだけど。

もしかして新しい生活に緊張しているから、誰かに一緒にいてほしい甘えたざかりなのか。


「フェルト、安心してください。ちゃんと傍にいますから」

「頭撫でて」

「はいはい。…ふふっ」

「笑わないで」

「はーい」


髪が細いしサラサラだから指の腹がよく滑る。

気持ちよさに思わず撫で方を変えてみたりして楽しむ。

フェルトはフェルトで食事をする手は止めないまま機嫌をみるみるよくしていく。

私はなにか忘れている気がして、小首を傾げ、思い出した。




……あ、好感度下げまた忘れてた!!




昨日の朝とか大嘘でしたね、ダメですね、無理な予告はしちゃダメですね。申し訳ありません…


今日の分はもう下書きできてるのですぐに投下しますね

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