表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/60

閑話・朝、起きるとき 前編

俺の元従者、現婚約者はで言えばものすごく可愛い。

実際一言で収まらないくらい可愛くて愛しいのだ。


毎朝、従者の彼女は俺を起こしにくる。なぜか部屋の中には入ることなく、扉の前で叫んでいるのだが、本音は朝起きた瞬間から目の前にいたらいいのにと思う。入ってきてくれることを期待して1回目の叫び声じゃ起きないようにしているが、未だ入ってベッドの淵まで来てくれた試しはない。

寝起きの悪い人だと彼女には思われているだろうが、そういうわけではない。


そんな彼女はつい昨日、俺の婚約者となった。

一昨日の時点で俺は聞かされていたから昨日はリアクションが薄かったが、一昨日は嬉しすぎて口角が上がりっぱなしだった。もちろん彼女には不審な目を向けられた。


婚約者になったあと、朝起こしてくれるのはなくなるのだろうかと心配していたが、杞憂だったみたいで。

次の日も変わらない叫び声が聞こえて、ベッドの中で口元を緩ませた。



読んでくださりありがとうございますm(_ _)m



今日はかなり短いですね…


フェルトの閑話を入れてみました。次の更新で後編出すので、お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ