悪役
もう一本あげます
バァァン!!
二人が激しくぶつかり合い突風が吹く
「フッやるでござるね ではこれはどうでござる!!!」
合田は常人には回避不可能な攻撃を繰り出す
がそれを4本の尻尾で全て弾く
「この程度か、あんなでかい口を叩いていたくせに」
「くっ、まだまだでござる!!!」
合田はだんだんと焦りを覚え無茶苦茶な攻撃を繰り出してくる
「こういうとき主人公はどんなことを思うんだろうな」
シュッ シュッ
零紀が7本の尻尾を使い攻撃をする。それを
必死に避ける合田
「お主は主人公なんかではないでござる!!!」
「ああぁそうだな 俺は主人公なんかじゃない
だがそれはお前も一緒だろう」
「違う!!拙者は主人公ござる!拙者はハーレムを作ってギルドに入りSSSランクの魔獣を討伐するんでござる!!!」
「お前は何を考えているんだそんな御都合主義なんてあるわけがないだろう」
「あっあるでござる だって拙者は「特別だからか」
合田は青ざめ零紀はニタニタと不気味に
微笑んでいる
「自分は特別だと本当に思っていたのか?」
グシュ
「うわぁぁ〜〜イ、イテァァァーー!!!」
「は、言い様だなこれで特別だと思っていたなんてお笑いだな」
「せっ拙者は」
「もういい殺す価値もない、いいからもう
俺の目の前から失せろ」
零紀郷田に背を向け歩き出す
「死ねぇぇぇ!!!!」
合田は零紀の背中に魔剣を向け走ってくる
グサ
「うっ!」
零紀が腹から血を吹き出し倒れる
「ひ、ひひひひぃ、殺ったでござる
拙者が勝ったでござるっ!!!」
声をあげ笑っている合田の腹から日本刀が
飛び出てくる
「ど、どうして」
ばた
合田がその言葉を最後に息を引き取った
「幻影」
零紀は合田に背を向け歩き出す瞬間に幻影
を使い自分のダミーを作くり
そして最後に合田を殺した
「じゃーな豚野郎」
零紀今度は本当に合田に背を向け歩き出す
やっと書けました




