妖の怒り4
最初に前のステータス紹介で忘れていた
一般人のステータスを書いておきます
一般人ステータス
HP100 MP100
STR10
DEX10
INT10
AGI10
LUK10
零紀side
お城に突入する一時間前零紀は一人考え事をしていた
「はぁ、俺のステータスがめちゃくちゃなのは分かった、でもどうしたら
いち早く白亜のいるお城に行けるのか」
とりあえず自分が今持っているものを出して考えてみた。
もちもの・・・刀だけだった
「とりあえず抜いてみるか」
俺は妖刀を抜いてみることにした
「お、本当に尻尾が七本生えるんだな しかも自由に動かせる、じゃためしに
木で抜いてみよう」
俺の体から黒いふさふさした尻尾が七本生えてきたそれを
俺は近くにあった木を抜こうと尻尾を一本木に巻きつけ軽く力をいれた
バァキィ
ものすごい音を立て木が粉々になった。
それから30分後
「うん、少しずつだけど分かってきたぞ力の入れ過ぎはダメだということ、それから俺の能力はすべて狐がモデルになっていること、ということは」
ボォォオ
10メートル先にあった木が紫色の火を上げながら燃えていた
「こういうこともできるとこれでいつ戦闘になっても大丈夫だ
あ、そういえば早く白亜を迎えに行かないと
少し荒いけどジャンプするか」
俺から生えている黒い尻尾を七本全て地面につけ自分は体制を低くする
「それじゃ飛びますか!」ドォン
地面にクレーターができるほどの強さで飛んだ。
10キロほど飛んだあたりで城が見えてきたので一度着地をするドォン
「ふぅ、1度目はこんなもんか」
飛んだ時と同じように大きな半径15メートルクレーターができていた。でももうこの程度では驚けない。
「もう一回飛べばお城に着くかな、よし頑張るか!」
俺はもう一度尻尾を地面につけ体制を低くする
「よいしょっ!」 ドォン
お城に着く前に白亜を見つけておこうと思い
飛びながら目に妖力を集中するその時
俺は見てしまった
体型がデブのジジイが白亜を襲おうとしているところを
俺は急激に頭に血がのぼるのを感じた
行動は早かった尻尾から紫の炎 狐火を出し
車でいうターボの代わりにし速度を上げた
バァァァン!!
さっきの倍半径30メートルのクレーターの真ん中に俺は立っていた
「白亜を返せよ」
やっと次が戦闘ですそして白亜との再会です
零紀が間に合ってよかったです




