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物理系乙女ゲームもどき

ヤンデレ乙女ゲーの世界って何だっけ(*無限)

作者: 変わり身

*この作品は「ヤンデレ乙女ゲーの世界で普通に生きています(*物理)」の設定を踏襲しています。

*ヤンデレ要素なし。マニアネタ特化。


――これは、私が山奥で暮らしていた時。まだ熊として未熟だった時期の話。




悪辣な叔父夫妻に捨てられてから早数年、森での暮らしに完全に慣れきった秋の終盤。その日の私は山の中を飛び回り、冬ごもりの為の準備をしていた。

簡単に言えばエサ集めである。食用の獲物狩りは熊父さんが当たってくれているので、私の方は木の実――ドングリや柿の実などを中心に捜索するのだ。


地面に落ちている熟した物から木の枝に成るやや青い物まで、手当たりしだいに片っ端。味は二の次として手に入れるだけ手に入れる。

当然その中には虫が食っていたりする物もあるが、そんなのは大した事じゃない。虫も虫でキチンと噛み砕けば結構な栄養源になるし、味も悪い訳では無いのだから。


ああでも、そうだ。そういえば一回だけちーっと失敗してヤバイ寄生虫に身体を蝕まれちゃった時があったっけ。

いやあの時は大変だった、脳みそを乗っ取られて爪が伸びるわ羽が生えるわ、まだキャラとして完成してないのに先に闇堕ち系のコンパチ化しちゃっ



「いいから、そういうのいいから。マジで」



え、そうですか? 面白い話なのに。


ともあれそうやってエサを集めていれば、当たり前の事だが同業者とぶつかることも多々あった。

そう、同じく冬ごもりの準備をしていたニホンオオカミさんやゴリラさん、サーベルタイガーと言ったお歴々である。幾ら私達の済む山が広いとは言え、潤沢なエサ場狩場はそう多くは無かったのだ。


そうして互いに腹を空かせ、加えて冬を越える為に必死になっているとなれば――後は単純、血糊が飛び肉が削げるガチバトルの開幕である。ビバ野生。


因みにタイプというかキャラ性能の話をすると、熊父さんは当て身と一撃重視の大ぶり型近接特化キャラ、ニホンオオカミさんは分身や無敵ステップが軸の回避キャラ。

ゴリラさんはリーチと吸い込みの凄まじい投げキャラで、サーベルタイガーさんはアーマー持ちの超攻撃特化キャラである。


そして私といえば熊父さんのサイズ替えコンパチであり、一撃が軽い代わりに硬直の少ないコンボ型近接特化キャラだ。その頃はまだ身体が出来上がっておらず打ち上げ技も中途半端であったため、所謂弱キャラ枠であった。

実際勝率もかなり低く、彼らには十中八九負けていた気がする。エサを取られ地に這いつくばったのも一度や二度では済むまい。ああ、倒れた地面のなんと冷たかった事か。



「…………」



で、まぁその日の私も例に漏れず、エサ場でかち合ったゴリラさんにこっ酷く叩きのめされ、超必殺技で思い切り背骨を折り曲げられた。


そうして無造作に森奥に投げ飛ばされた訳だが――――思えば、すっ飛んだその方向が悪かったのだろう。

空を裂き、軌道上の木々を折り弾き続けた私はその勢いのまま「うひょー……ごえっ」とある物体に頭から突き刺さったのだ。


――固く、冷たく、そして大きく。くすんだ鈍色をしていたそれは、私達森に住むものが「石門」と呼んでいた正体不明の建造物であった。



「待って」



はい。



「…………いや、後で纏めて言うから良いわ。続けて」



ともかく、石門はその名の通り巨大な門が取り付けられた遺跡のような物であり、私は元より熊父さんやサーベルタイガーさんが殴りつけてもビクともしない代物であった。


中に何があるのか? 門に描かれた宇宙的な生物の絵は何を意味するのか?

まぁ気になってはいたがどうする事も出来なかった為、私達はそれを単なる風景として扱い特に気にする事も無かった。……ので、ある、が。



――どうもこれ、私の頭が突っ込んだ場所がどうも鍵穴の場所だったらしく。引き抜こうともがいている内に「カチ」って音がして門が空いてしまったのだ。



ゴゴゴゴと重い音と土煙を上げ、巨大な石が動くさまは最早圧巻。その光景に私が呆然としていると……その内側から四つの影が現れた。


「フシュルルル」「ゴゲゲゲゲ」「ムファファファファ」「テケリ・リリ」それぞれ特徴的な鳴き声を上げるその生物は、門に描かれていた宇宙的な生物の絵と瓜二つの外見をしていたような気もする。

もうホント、宇宙的としか言いようの無い程宇宙的。十人に聞いたら百人が宇宙的と答える程に宇宙的だったんですよ。真に真に。


一体誰なんだろう、あの人(?)達。流されるまま惰性で彼らの姿を見ていたのだが――次の瞬間、気づけば私は即死していた。



「は?」



いやホント、いきなりHPバーが真っ赤になっちゃって。

これは後から熊父さんから聞いた話なんですが、どうもあの四人(?)の中に常時即死判定を垂れ流しにしていたキャラが居たらしくて。耐性無かったあの頃の私はフライングKOされてたみたいですね。参った参った。


ともかくこの事からも分かる通り、その宇宙的な四人(?)はとても友好的と呼べる存在では無かった。

その日から私達のエサ場を荒らしまくり、鹿や猪などの獲物も無作為に食い荒らし。木の実の類も幹ごと食いちぎる有り様で、まともに冬ごもりの準備が行えなくなってしまったのである。



「お、おぅ……」



んで、これじゃあイカンと熊父さん達も危機感を覚えたようで。何時もはいがみ合ってるニホンオオカミさんと協力して、奴らをとっちめるぞーという話になった。

この山では四天王と呼ばれる立場にいた人達(?)だったので、すぐにやっつけられるだろう――そう意気揚々と向かっていったのは良かったのだが、まぁ返り討ちですよね。流石に。


前述の即死垂れ流しに、ステート奪取。向き弄りにAIぶっこ抜きと、十割コンボなんてメじゃ無い位にやりたい放題。

え、意味が分かんない? まぁ要はキャラを通り越してプログラム自体に攻撃加えてくるやらかし屋だったって事ですね。文字通りランクが違う。


そうして強者の皆が全滅し、観客と化していた私もこりゃ駄目だと諦めて。熊父さんに縋り付いて最後の時を迎えようと目を瞑ったのだ。



「……でも、大丈夫だったんでしょ?」



ええ、ここから大逆転劇ですよ。


宇宙的な四人(?)が私ごと熊父さん達を捕食しようと触手を展開した瞬間、いきなり父さんの身体が金色に輝いた。

どうやら父親として曲がりなりにも娘であった私を守るべく、最後の馬鹿力で12P――つまりは金カラー化したらしかった。超ゴールデン熊といったところである。


いやぁ、あの時の父さんは物凄く格好良かった。


即死垂れ流しを無視する耐性を身に付け、当時最先端であるオメガトムハンクスキラーを用いてヘルパーの触手を掴み即死当て身を叩き込む。

私には余りに高度すぎて理解不能の戦いであったが、あの時の事は今でも目に焼き付いている。私の初恋は熊父さんとであると胸を張って言えるね!



「私もアンタの言ってる事さっぱり分からんわ」



そして奮闘する父さんに触発されたのか、ニホンオオカミさん達も次々と金カラー・黒カラー化。それぞれ耐性を備え、宇宙的な奴らへの逆襲を開始した。


ニホンオオカミさんは軸移動と硬直無効を解禁し、永タゲ技を搭載。ゴリラさんは掴みの範囲が全画面に昇華、しかも投げ技に落下即死が付くようになった。

サーベルタイガーさんに至っては常時アーマーに加え大ダメージ無効&回復能力、そしてフローダメージを与える技まで付く始末。


流石の宇宙的な奴ら相手でも最低1チャンスは掴めるようになり、次々と勝利を収めていったのだ。なんとカッコいい。



「何語?」



そうして何だかんだと宇宙的な四人(?)をとっちめる事に成功した熊父さん達。

宇宙的な奴らも潔く負けを認め、すごすごと石門の中へと帰ろうとしたが――――父さん達はそれを許さなかった。


そう、戦い合った彼らの力を認め、野生動物としてのルールを守るのならば森に住んでも良いと受け入れたのだ。



「えー」



その大きな器に痛く感動したらしい彼らは涙を流し、感謝して。自らカラーを1P――つまりは能力を大幅に弱体化させた上で、森の一員と相成った。


最初に即死させてしまった私にもきちんと謝罪してきたので、こちらも遺恨無く接する事が出来、後に私の師匠の一人となってくれた。

現在の私が行うヌメッとした動きの一部は、彼らから得たものである。


ともかく、森を揺るがした騒動はこれにて収束。熊父さん達も12Pモードは永久封印し、森に何時もの殺伐とした平和が戻ってきた訳だ。いや、四人(?)新顔は増えたけど。


以降は寄生虫の件やゴリラさんの息子に求婚されたりと微々たる騒動はあったが、穏やかな日々が続き。

12歳の夏に熊父さんが捕獲され、人間の世界に放り込まれるまで野生生活をエンジョイし続けたのである――――。







「……と、まぁ森での一番の思い出と言ったらこんな感じですかね。何か質問等々」


「ねぇわ。いや、ねぇわ。ねぇって、マジで」



――遥かな追憶より戻り、時は年の瀬12月31日の深夜帯。


部屋に響くテレビの音を聞きながら、私と優乃は一緒のこたつで温まりグダグダと駄弁っていた。


題目は「今までで一番記憶に残っている出来事」。108の煩悩の話をしている内に発展した話題であったが、気付いてみれば結構時間がかかってしまった。除夜の鐘が鳴るまであと数十分だ。

いやはや、まさか共に年末を過ごす程に仲良くなろうとは。私、感無量である。



「なんと酷い言い草なのだろうか、私の美しい思い出に向かって」


「いやどこら辺がよ、初恋云々の辺り?」


「それもありますが、ほら。金カラーとか」



美しいってそういう事じゃなかろうに。優乃は疲れたようにそう呟くと、すべてを投げ出し面倒臭そうにこたつの中にこたつむり。

転がっていたリモコンを手に取り「ああっ」私の了承なくテレビのチャンネルを格闘技大会からお笑い番組に回した。


一応ここって私の家なのに、なんという横暴だろう。話しながらも見てたんだぞ。



「どうせ録画してんでしょ? じゃあ今見なくたっていいじゃない」



そういう事じゃないんですよ。

あなたも乙女ゲームってやつをやるくらいのオタクなら分かるでしょう? こういうのはライブ感的なものが。



「うっさいうっさい。テレビ見たかったらいつも通り力ずくでどうにかしたら?」



優乃は冷たくそう言い放つと、素早くリモコンを自らの服の下に入れ隠してしまった。

これでは無理やりに服を捲り上げるしか無くなった訳だが、グッと堪えて我慢の子。「うひょー」とか言いながらそれやったらガールズラブのタグ付け待ったなしだもの。ぐむむ。


私は涙を呑んでチャンネルを諦め、こたつに頭から突っ込んだ。そうしてテーブルの下を掻い潜り、優乃のすぐ横へと顔を出す。

すると彼女は露骨に邪魔そうな顔をしたが、それ以上に何を言うでもなく黙って私の場所を開けてくれた。

肩口に頭を押し付ければふわりと優乃の纏う甘い香りが舞い、私の鋭い嗅覚を包み込む。



「……ムフフ、よい匂いですね」


「うわキモ」



泣きそう。

悲しみの余りいつも半月型の目をぐにゃぐにゃに歪めつつ、そのまま暫くテレビを見ていると――不意に優乃が思い出したかのような声を上げた。



「……そういえばさ、アンタの熊父さんを助ける云々はどうしたの。最近言わなくなったけど」


「……………………」


「? 何よ、黙りこんで」



滲みかけていた涙が引っ込み、代わりに熱い何かが胸中に湧いてくる。

……ああ、それだけは問いかけられたくなかった。熊父さんが最高に格好いい場面を思い出した今は、特に。


「…………」正直このまま黙って無視しておきたかったが、優乃にそんな無体はしたくなかった。ので嫌々ながら口を開く。



「……父さん、動物園に居るじゃないですか」


「うん」


「……するとほら、あるじゃないですか。数が減らないように、番をあてがって子作り促す的なあれやそれやが」


「……う、うん? うん」


「…………」


「…………」



間。



「……わ、私、お姉さんに、なっちゃったみたいでぇ……!」


「おーっともう12時だわー!? 初詣! 初詣に行くわよ! そーら準備準備!」



認めたくなかった事実を涙ながらに告げた瞬間、遠くから響く除夜の鐘を聞きつけたのか優乃が勢い良く立ち上がった。

そしてそのまま私も一緒に立ち上がらせ、外出の準備を整えていく。


それ以上先の話を聞きたくなかったのか、それとも私の気を逸そうとしてくれたのか。私的には後者と思いたいが、さて。

まぁいい方に考えとこう。盛大にヘコんだ内心をぷくぷく膨らませつつ、とりあえず私も外着に着替える事にした。



「おや、優乃は着物ですか。艶やか艶やか」


「そりゃ初詣と言ったらね、アンタは?」


「私はほれ、着物だと敵に対応できないので」



優乃はキッチリと着付けられた華柄の着物を着ていたが、私は肩と太ももを出す動きやすいデザインの服にコートを羽織っただけの普段着だ。

冬真っ盛りにしては少し露出が高過ぎるような気もするが、厚手の服は関節の動きを阻害する恐れがある。枷、とまで言うつもりは無いが、やはり憂いは少ない方がいい。それに寒くないしね。



(バカは風邪ひかない……)



優乃が何か言った気もするが、なーんも聞こえてないっす。

ともあれ準備ができた私達は、電気や戸締まりをしっかりとして外に出る。



「うわ、寒っ……」



私の部屋があるマンションの、長い長い外廊下。

冬の夜空の下は当然ながら相当に冷たく、厚着の優乃さえも体を震わせ味を縮こまらせていた。私? 平気だけど、何か問題でも?


まぁそれはさておき、優乃の為にも速く神社まで行ったほうが良いだろう。人が沢山いればその分暖かくなる筈だ。

私は手早くドアの鍵を閉め、鮮やかな星空を見上げる優乃の肩を叩こうとして――



「…………」



ふと、以前彼女が言っていた事を思い出す。


優乃が何時も提唱している「この世界は乙女ゲームだ」論、その中には初詣に関する内容もあった気がする。

確か彼女が言うには、キャラクターと一緒に初詣に行くには一定以上の好感度が必要で、なおかつ個別エンドへのフラグとやらが何本か立って居なければならなかった筈だ。


無論、私はそんな物は信じていない。悪いとは思うが信じる気もあんまり無い。しかし優乃はそれを信奉している訳で。

……となると、この状況はどういう事になるのやら。



「……? 何よ、何か着付けおかしい?」


「いえいえ、なんにも」



まぁそれはそれで別に良いけどね。というか、損になる部分が無い。


私は訝しげな様子の優乃を先導し、上機嫌に歩き行く。

ついでに廊下の影に隠れていたきん何とか君を忘れずに空の彼方へ吹き飛ばしつつ、初詣の願い事を考えた。と言ってももう決まっているも同然なのであるが。



「……今何か飛んでかなかった? 金色のやつ」



さぁ、私は何もしーらんも。

そうしてエレベーターを待つ間、私と優乃のは取り留めのない事を話し続ける。帰りにコーヒを買って飲もう、神社に出店とか出てないかな。そんな感じ。


こういった時間の事はすぐに忘れてしまうのだろうが、もしかしたら森での鮮烈な記憶より尊いものかもしれないな――というのは幾ら何でもクサすぎかしら。

私は何時もの張り付いた微笑で赤くなった頬を誤魔化し、ひっそりと少し早いお願いごとを呟いたのである。



――――どうか、何時までもこんな日々を送る事が出来ますように。と。





「森の動物達」


色々な理由で色々な場所から流れ着いてきたようだ。

日々バトルしあっているが、何だかんだお互い認めている様子。



「宇宙的な奴ら」


大昔に封印かなんかされたようだ。

主人公達を転生させた女神は多分自由になったこいつらに食われたんじゃないかな。



「即死判定を垂れ流し」


これに耐えられる事が第一条件。簡単なようで難しい。



「ステート奪取」


キャラクターを構成する命令の集合体。これに干渉されるとにっちもさっちも行かなくなる。



「12Pカラー云々」


簡単に言うとキャラクターの強さ。

例外はあれど大凡は1P(通常カラー)がデフォルトで、数値が高くなって色が変わる程イカれた性能になる事が多い。



「オメガトムハンクスキラー」


色々な事は省くが、要はこれを用いれば無敵の相手に攻撃が当たるようになる。



「熊父さん」


何故捕まったのか? どれほど頑張ってもムービーイベントには敵わなかったようだ。

年下の奥さんとカワイイ子供に恵まれ丸くなった。主人公が飼育員になって一緒に過ごす事を夢見ている。




最後のおまけ的な感じ。格ゲー界隈におけるぶっちぎりに端っこの方のネタを使ったので、これ以上はもうどうにも出来ないっす。

というわけでホントのホントに完結です。目を通して下さりありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[一言] なんかこういう友情&カオスもの好きです。 好みです。 面白かったですありがとうございました。
[一言] 完結お疲れさまでした 主人公よ! 奥羽山脈に群れを成してるレッドヘルムを倒した犬達との邂逅はまだですかww
[良い点] 物理から一気に読ませていただきました。 クマ式戦闘術なのにエリアルコンボできるのはいあいあな人たちの薫陶だったのかとか、 女の子が思考の中だけとはいえ菊穴とか言っちゃいけませんとか、 mu…
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