はじめに
過去に一度書いて、一回全消ししたものです。本当はなんでも屋さんの方に書いていたのですが、長くなりすぎる上に登場人物が多くなりすぎたのが削除した理由でした。
人間とは古今東西、占いが好きな生き物です。特に恋愛運・金運・健康運あたりは誰しも一度は占ったことがあるでしょう。
古い話では某国の王が国の方針を決めるために遠方より占い師を呼び寄せ、その結果を聞いてから隣国を攻めるか否かを決めたなどという逸話もあります。
この話が嘘か本当か…そんなことはどうでもいいのです。大切なのは『一国の王ですら占いに頼りたくなることがある』という点だと私は思います。
占いには様々なものがあります。世界的に有名なタロットカードをはじめ、姓名判断や占星術…。
そして何を信じるかもあなたの自由、というのも占いの良いところでしょう。信じるも良し、占いなどインチキだと一笑に付すも良し…。
ところがもしこの世に、「百発百中の占い師」がいたらどうでしょうか?
私はきっとその占い師の元には、世界各国から占い希望者が殺到し、毎日のように長蛇の列ができると思います。弟子入りを志願する者も跡を絶たないでしょうね。
今回は、そんなお話です。