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【10-Ⅱ】《時系列12巻》  作者: 西ノ宮祐二
【11】《時系列13巻》
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13ー7(水霧視点)



(水霧視点)


 ……ケールハイトが俺の偽者共を全部処理した結果、海獣とか恐竜とか翼竜とかが世界中に溢れた。


「……はぁ、新しいデータが何処まで入っているか解らないけど、所有能力が身体スペックを補うレベルで特殊だから強い系は出力の都合でデチューンされているから、対策が本家より容易だし、デチューンされた下手な能力が有る奴より純粋に身体スペックが高いタイプの方が怖いんだよなぁ……まあ、電子獣はデフォとして雷速で動ける以上、攻撃力や耐久力側の話だけどさ」


 ……しかしまぁ、海獣はともかく、恐竜と翼竜は見た事は有っても戦った覚えが無いから事前データが無いな……。……恐竜と翼竜は他に任せて海獣狩りに行くか。……あの海獣と戦えりゃ良いのだけど、奴は能力故に強い系だったし、能力的な意味での強さは期待出来そうに無い。まあ、集団で倒した奴を一人で倒すのだ、それくらいは良いだろう。さて、ネットワークに潜行して、奴を探しに行くか。


 再びブルーバックの電子領域に入る。経路の迎撃システムを雑に制圧しながら件の奴が居る場所へと向かう。……回路を壊したら帰るのが面倒に成るため、軽くしか処理はしていないけれど。


そして、件の海獣、ラティメリアが居る場所へと辿り着いた。……えーと確か、能力は水と重力、だったな。重力はどう表現されているやら。


「さて、倒しに来たぞ、ラティメリアってうぉ」


 俺は突進してきたラティメリアに対して全力で回避した。


「リニアモーターカーの原理で飛んでいるって事かよ、じゃあ」


 俺は身体を拡張して電子の大剣を顕現させそれで一気に叩き切りに行く。


「これなら通るよなぁ?」


 リニアモーターカーの原理、より正確に言えば磁石の力を使い自らを浮かし、磁界を造り電子攻撃をガードする。……弾く磁界に吸い付く磁界を用意しむしろくっつかせに行き、磁界ガードをむしろ推進力にしてラティメリアを叩き切った。だが、流石に一回では処理しきれなかった為、磁界を切り替えて離脱する。……後はひたすらヒットアンドアウェーの作業だった。

 ……うーん、物足りない、てめぇはこんなに雑魚では無かった筈だ。……昔のレイドボスを単独狩り余裕とかフィクション的には余裕なネタかも知れないが、……自分の成長を感じると言うか、敵側の能力デチューンが酷すぎるから微妙な気分。……これを俺の成長と言って良いのかが解らん。出力の都合で能力デチューンされているからマウント取るにも微妙な気分。手法に専門メタを張れたのも有って後はひたすら耐久力を削る作業……うーん。なんか微妙だが、とりあえず撃破出来たので、よし。……シミュレーターを取り返したら後でフルパワーのこいつと戦い直すか……。


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