13ー5(水霧視点)
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(水霧視点)
電子獣の電子巨大蟻。……元ネタの巨大軍隊蟻は当時雑魚だった俺には逃げるしか出来なかった相手。
……笑った事はその事への煽りなのだろう。ま、雷速で動く訳じゃ無いから普通にそれなりの数のミサイルに処理されていたが。
電子獣は絶縁体に依る攻撃しか効かない。基本はそうだ。只、ソーラーパネル的な光を電子に変える手段くらい積んで居るだろう。
そうすれば日当たりの良い場所に居るだけでリジェネが入るだろうからな。まあ、それ在りきだとキャパオーバーでそれが壊れたらやばいし、メタとして搭載しない奴をぶつけて来る気もする。
……只、事前に事情や情報が有りそれ専用に用意したならともかく、HPの回復の為の代替手段も無いのにHPのリジェネ手段を搭載出来るのにわざと搭載しない大型ボス、なんて考えにくいだろう。いや、ゲームなら回復手段をほぼ使って来ない奴は居るけども。
電子水からレーザーの説明は今更しない。レーザーの特殊効果に付いては特に無い。ソーラーパネル的な物に過剰に光と電子を流し込む的な形でそれらの受容体を破壊し、リジェネ手段なり遠隔操作の受け取り等を潰しただけである。システムを破壊して居るのでシステム頼りなら動きが鈍化して当然と言う奴だ。
レーザーは集光して放つので、全面をレーザーで埋め尽くす事をするには威力に不安が残る。とは言え雷速でレーザー照射手順の準備が出来る為、照射の銃口側を見て避ける事は中々の難易度で有る。
……対策されるならそれはそれでも良い。今回の電子獣相手の場合、対策して受容体を取り除き使わない=HPリジェネ手段一つを未使用にしなければ成らない。更に言えば遠隔操作にも差し障る。
電子巨大蟻はひたすらレーザーを当てて蜂の巣にした。即座に辺り電子蟻のデータで修復されたので、ひたすらレーザーを当て続ける。
避けられはしたが、辺りの電子蟻が約五千匹程度、電子巨大蟻に食われた所で電子巨大蟻は消え失せた。
「リベンジは出来た、出来たが、……物足りなさが凄いな」
電子巨大蟻に俺は碌に攻撃をされず処理されたのか、凄い体験と言える物はそんなに無い。光速を攻撃手段に出来る事は良い事だ。……まあ、今回の電子巨大蟻に付いてはアッパー処理の産物なのだが。
……しかし、電子獣は元ネタ存在を電子的に再現して色々やる存在。とは言え出力の都合上、雷速を超える攻撃手段はそうそう無い。……昔の自分が負けたり逃げたりした相手と普通に戦闘する、か。うん、瞬殺してきた奴もいるから割と洒落に成らない話では有る。
気がかりなのは昔の俺を瞬殺してきた奴等は大抵デチューン調整をくらっているだろうとは言え、それがどの程度か、だ。……まあ、今考えても仕方ない、次に行こう。
ちなみに水霧が昔から使ってる奴ばっかり使ってるのは能力ビルドの都合、です。
プロメテウスの能力で得た関連の物は神格が絡む為、有効打に成らないだろうとか万が一が有っては……と言う判断。
尚対応に使う奴は使っているのであくまで念の為。




