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Ⅱー6

 

 ☩


 更に翌日、今度はプレーヤー側の五感を奪うステージギミックを調整する事に成りました。ああ、誤解の無い様に言うと、此処で言う五感はXRで体感する情報の事です。データ上は存在するが、プレーヤー側からは見えない様に情報が欠落した攻撃を敵モブがそれなりに放ってくるステージ、と言う話ですね。

 流石に難易度が一般人には鬼畜過ぎると言う事で、見えない攻撃を把握するためのギミックを追加するなり、同じ見た目で同じモーションな五感を奪わない敵モブを事前の部屋に配置するなり、最悪でも覚えゲーに成る様にヒントを出す量を調整する事にします。

 ……そう言う調整をしないと一見しただけではボタンを押すタイミングが解らないタイプの鬼畜リズムゲー風味が凄いので……。

 いや、しかし敵モブがドラゴンだったので、何回もドラゴンと戦わされる事に成りました。弾幕の処理に必要な情報が様々な形で一部欠落した状態で戦わされるので、要は縛りプレイを強制される訳ですから、明らかに低難度やステージ序盤で組み込んで良いレベルの難易度では無かったですが、システムをちゃんと全部理解していたら開示情報から欠落情報を推測出来る為、一応どうにかは出来る感じでは有ります。まあ、控え目に考えてもXRのアトラクションをやり込んだ中級者以上向けですけど……。

 しかし、行動阻害デバフステージに五感デバフステージ……魔法や異能を使わずともやれる物なのはビックリですよ。まあ五感デバフに付いてはXRの知覚の前提と成るデバイスへの制限で人体自体にどうこうしていると言う話では無いのですが。そして敵モブのドラゴンを百体程倒した所で休憩に入ります。


「海原さん、一先ずお疲れ様なワケ」

「ティソーナさん、このドラゴンのステージは少なくとも初心者向けでは絶対無いと思いますよ?」

「まあ、そう言いたい事も解るワケ。でも、扱いとしては索敵の補助輪を少しだけ外したワケ。難易度を上げるには欠落情報をもっと増やしたいワケだけど」

「……止めてください。それをやりすぎたらゲームが死に覚えゲーとかのジャンルに変わっちゃいますよ」

「……うーむ、ならドラゴン自体の強さを上げる感じで行くワケ。ドラゴン自体の強さを調整するからやりましょうってワケ」

「……はーい、いや、真面目にそれをやるのですか?」

「やらないワケ無いワケ」

「ですよねぇ……」


 追加で強くなったドラゴンと三時間程ひたすら戦いまくり、バランス調節作業を行いまくりました。

 いやまあ簡単な難易度のステージは何度も繰り返すのは最早只の作業なので、自分がクリア出来る範疇ならと言う前置きは付くにしても大量な回数をやる事を考えれば只の繰り返しの作業に成らない程度には難易度が高い方がありがたいです。その方が作業に成らなくて飽きなくて済みますからね……。

 あ、ちなみにどうせ初心者向けには出来ない為、欠落情報を増やした場合の調節もやらされました。……減る情報が少ない内は見てから対処も十分可能ですが、極まって来ると事前に開示される情報を丸暗記しないと無理ゲーですね、これは……。

 まあ、一部の種類の攻撃を避ける事を端から諦めてライフで受ける、で、ゴリ押しする、と言うのもギリギリ出来なくは無い難易度も一応用意はしました。バランスとしては他の攻撃を全部対処出来る前提でならクリア出来る感じですけどね。



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