Ⅱー53
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それでルド様に連絡した所、直ぐに来いと言われルド様の所に行ったのですが。……いつもの見た目と違いますね。暗殺警戒に直接会う気は無い様です。
『あー、はいはい、ざらめさん、要は問題解決をもっと具体的にやれ、と』
「は、はい、そうなります」
『ハハハ、……表だってやるのは不味く無いか?』
「……それなりに報復はしたいのですが」
『物には順序って物が有ってね』
「……直ぐにはやらない、と言う事ですか?」
『敵だって流石に馬鹿じゃない。こちらがシンプルに根こそぎ討伐してしまえば全部終わる様な話に今更命を掛けてなんか来ない』
「……報復をする事は不味いと言う事ですか?」
『……俺がしたらデマが公式見解としてデマで無くなる』
「……は?」
『普通のデマ程度じゃ俺は今まで動いていない。動くと言う事は逆説的に何時もより情報に確度が有る客観的証拠に成る』
「……なら、代わりに動かせる奴を貸してください」
『……それなら良いぞ。犯人を捕まえて、そいつが男だったら被害者リストの人数分の回数醜男なホモにでも性的に連続で色々やらせて、それを公表するかな』
……ハムラビ法典的な考えに成りますが、被害者リストには数千人居る為、数千人からの醜男or醜女からの輪○が刑罰、と。
「犯人が両刀だったらどうします?」
『まあ、捕まえてから考えよう。犯人が醜男や醜女好きでは無いのは確かだしな』
「性行為で強化される系の奴だったらどうします?」
『やる際は能力を封じておく』
「……解りました。そう言う事なら貸してくれる戦力に付いてお聞かせください」
そして話し合いが始まりましたが、……話を聞いていない方が無難と判断した私とスプリンガーさんは席を外す事にしました。
「さて、結局ルド様自身は動かせなかったし、報酬は減額検案かね、これは」
「ルド様が直接動いたら逆効果検案なので、仕方ないですよ」
「とは言えなぁ……」
「……しかし、ざらめさんは、ルド様の協力の対価に何を出すつもりなのですかね?」
「……」
「……考えるのは辞めておきますか」
「……そうだな。惜しい事をした。まあ、やっていたら割と高い確率で俺は死んでいたから考えてもしょうがないけど」
「……ですから、やったらネイトさんにばらしますよ?」
「……なんか美味しい所は結構ルド様に取られているんだよなぁ……」
「ルド様に嫌われる事でもしました?」
「……思い当たる事が無くは無いが、アレはルド様がやれと言った話なのだよなぁ……」
「……心当たりが有るとか、良く処されていませんね?」
「あくまでもあの件をやれと言ったのはルド様だし、それを理由に処するのは流石にしないだろ」
「だと良いのですが」
「…………当時のルド様のネタを詳しく言うのは本当にルド様の逆鱗検案だ。既存説明だけでも雑になら推察は出来るレベルに情報は既に開示されているけどね」
「……そう言えばネイトにアレしたのはルド様的にはセーフなのでしょうか。嫁相手に都合が悪くないですか?」
「……それはルド様の嫁が考える事だな。……例えば互いに溺愛する夫婦が居て夫がエロゲを大量消費するとか嫁が許すのか?問題な気はするが」
「私達はエロゲだと?」
「ゲームの設定はともかくとして、根幹的にはルド様の創造した物から派生した存在ではある」
「……それだとルド様的には私達相手に性行為やっても自慰行為みたいな物ではないですか?」
「……その考えをするのは止めておけ。俺らが自我の有る高価な自慰道具扱いに成るから」
「……ぶっちゃければルド様が居れば大抵なんとか成りますよね」
「ルド様は何時までもそれで一極集中に頼られる事を嫌がったから後継者造りとかをしている訳だが」
「……もし今ルド様が死んだらどうなるのですかね」
「……そりゃルド様が居るから噴出してなかった問題は起きるだろ。それがどんな規模かはともかくとして」
「……それ、ルド様が解ってないはず無いですよね?」
「……何か? 後継者造りをルド様は自分が死んだ後のためにやっている事って事か?」
「後継者造りってそう言う物では?」
「……ルド様近々死ぬ予兆でも有るのか?」
「それにしては対応が呑気過ぎる気もします。死期が近いとかなら倒し切れてない外敵の殲滅に動くべきですよね?」
「前にそれはやっていたが皆殺しにせず慈悲や情けを掛けたら結託されて宣戦布告されたのが今だぞ?」
「……ルド様がヤバイ事を近々起こす気配が濃厚ですね」
「ハハ、洒落に成らんな……」
情報の確度……と言うか、……偽暴露で精神陵○されたって巻き添えに成った人が違うわふざけんな、ってやったら、なんで他は否定せんの?やられたの認めるの?
って成るから、一律で他に対応を任せた方が丸いって話。
対応するのが悪い訳では無いが、まあ、今回の場合対応したのバラさないと駄目だし。




