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Ⅱー5

 

 ☩


 更に翌日、ティソーナさんが更に何か思い付いた様で、極光役者を大量に仕入れて来ました。


 「ティソーナさん、極光役者をこんな大量に何に使うのですか?」

 「極光役者の見た目変更のギミックは光学迷彩ベースなワケだけど、看板掲げるのにも使えるワケ」

 「それで如何するのですか?」

 「昨日夫が言っていたリアルローグライクゲームを現状でも出来そうだから少し試してみたくて」

 「え? 出来るのですか?」

 「壁に触れたらイライラ棒みたいにペナルティを与えればなんとか」

 「真面目に言っています?」

 「大真面目なワケ。そもそもローグライクゲーム。此処ではいわゆる不思議のダンジョン系列の自動ステージ生成方法は大量なテンプレートを造り、それに制限を加えた上でミックスする事で成立する。此処までは良いワケ?」

 「は、はい、それはそうですけど、……極光役者と何の関係が?」

 「能力で察しなさいよ。と言いたい所なワケだけど、説明するより見せた方が良いからちょっと待っていて」


 二十分程待つとティソーナさんは準備が出来たからと大部屋の前に私を誘導します。


 「さて、階段を上って上から見てってワケ」


 その言葉に従い階段を上り、下を見遣ると、


 「……さっきまで何も無かった場所に迷路が出来ている……嘘でしょう?」

 「いや、極光役者は広告の看板代わりに成るって説明はしたワケ。それで無地の広告看板を並べて迷路の壁を一通り造ったワケ。壁としての耐久はアレだからイライラ棒的な要素でどうにかする感じにしたいワケ」

 「リアルローグライクゲームって事は、壁を動かしまくって迷路の内容を変えるって事ですか?」

 「そう。只、極光役者のナノマシンの量がかなり要求されるから、フロアを何階も用意する事は予算的に無理だし、階の突破時に外でステージ生成をやり直してまた入り直す感じに成るワケ」

 「ふむ……それは少し残念ですが、問題無くやれそうですね」

 「ちなみにリアルタイムで壁を人が動かして人を迷わす迷路ならかなり昔の映画でも概念として存在するワケ。その映画では壁を動かす奴らがヘマして一気に突破されていたけどね」

 「へぇ……」

 「さて、これに付いては道幅調整が必要な感じだから、雑魚敵とこの迷路の色々な場所で戦ってみてってワケ」

 「解りました。やっていきましょうか」


 そして今日の残りを全部迷路の調整に掛けたのでした。……このアトラクションで扱うモンスター自体は雑魚が多いですね。代わりにギミックが凝りまくって居ますけど……。

 まあ、ギミックが決まり切ってからじゃ無いと、モンスターのデザイン考えてもステージの都合上没に成りかねないので、ステージギミック調整が優先で安定なのか、それともモンスターの調整担当が別に居るパターンか、ですかね……。



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