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Ⅱー40



 相変わらず居酒屋に居て、皿が積み重なってきたので一休みに真面目な話をする。


「幾ら世界中の美味しいイベントを一つ残らず全て体感する事が出来たとしても、そうするには無限に増えていく青天井な回数の刑罰もセットで体感しないと成らないとしたら、貴女はそれを受け入れられます?」

「……世界一美味しいイベントが全て体感出来るなら、幾らでも刑罰を受けても良いか?と言う話なワケ?」

「まあ、そんな感じですね」

「世界中全ての美味しいイベントの定義次第なワケ。それを受け入れ無ければ幾らお金を積んだ所で体感しようのない物も有りに成るワケ?」

「はい」

「……幾ら刑罰を受けようがドⅯならご褒美でしか無いと思うワケだから、人に依っては喜んでYESと言いそうなワケ」

「……あー、ドⅯ、かぁ、それは考えて無かったですね……そうか、ドMかぁ……」

「……何が聞きたかったワケ?」

「いえ、付喪神や妖怪が幅広い物に憑依した場合の扱いに付いてです。性行為している片方に宿るくらいは普通にしそうですし 」

「頭痛いワケなのだけど、……妖怪とか滅んだ方が良くない?」

「……まあ、気持ちはよく分かりますが、実際にやった奴に対してでも無いと相手にレッテル張りをして国から出て行け、的な事をやっているのと同じなので」

「……対処するなら大規模な憑依をした奴限定が関の山ってワケ?」

「放置したら犯罪が起きる検案以外は被害者が出てから対応ですかね」

「それ、取り締まる側の職務怠慢とか言われないワケ?」

「……証拠も無くするかも知れないからこの人捕まえて、なんて通せてたまる物ですか」

「……予防したらダメなワケ?」

「じゃあ理論上痴漢されそうだから先に捕まえてくれ、なんて、町中で普通の格好の男性と普通にすれ違ったたけでその男性を捕まえろと騒ぐのですか?」

「……粘着行為されているとか有ると思うワケ」

「……これは行動が怪しいとか、そう言う奴は無しにした上での話です。現行犯逮捕ならともかく、単なる決め付けだけで逮捕まで持って行けてたまるかです」

「……でも何も対策とかしないならアレなワケ」

「一人の男が犯罪をした、だから全ての男は刑罰をくらうべきだ、なんて連帯責任としてもエグ過ぎる論法だと思いますよ?」

「妖怪の味方するワケ?」

「……いえ、付喪神の排斥の流れを今以上に酷くしたらそれこそヤバイ奴がレイド組んでやって来ちゃうので……」

「……ふぅむ、侭ならないワケ」

「……その対応方法は流石に無理が有るってだけ」

「……ヤバイ事をやれる奴を事前に警戒や事前に排除する事が無理って言われても、な、ワケ」

「……ですから重ねて言いますが、基本的には決め付けだけでは逮捕までは無理です。対策はすれば良いですが」

「その警察無能って言われていないワケ?」

「なら魔女狩りや魔女裁判レベルの事を現代でやれと?」

「……」

「さて、この話は此処まで。口なおし兼ねて締めにラーメンか何かでも食べに行きましょうか」

「……まだ食べられるワケ?気分最悪なワケだけど」

「……今話すネタじゃ無かったですね、すみません。」

「そうね、ラーメン食べに行こうってワケ」


 ……実際どうなるのですかね。何方の立場の理屈も心情も理解出来るのですし、と言おうと思いましたが、止めました。


「はい、じゃあそうしましょう」

「最後に原因の犯罪者を断罪しました。めでたし、めでたし、……なんて成るレベルの話では無くて反吐が出るワケ。会計行くけど、忘れ物無いワケ?」

「あ、はい、大丈夫です、行きましょうか」


 会計をした後ラーメンを締めに食べに行きお開きにしました。


 ……ご都合主義的ならどうにか成ったと数行で済まされる話題な気がしますが、……もし仮に付喪神や妖怪の能力を全員制限や封印して解決とかにするなら、付喪神や妖怪全体からの相応の反発が出ますよね。それこそ特定種族差別検案、なのですし、下手すりゃ戦争物です。

 ご都合主義だから制圧して終わらすよ? ……特定種族差別が正義理論とか倫理観終わっていてヤバ過ぎですよ、昔の某国じゃ有りませんし。まあ、やばい事をやりまくりの種族ではあるので、偏見入るのもしょうがないのかもしれませんが。


……楽しい飲み会にギスギス話持ち込みやがったな……。


(執筆ストックの先の展開を見ながら)まあ、うん、そうだね。(目逸らし)


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