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Ⅱー39



 水霧さんが政府機関として、情報をネットで出した様なので確認する。スペック周りの話は飛ばすとして、要約すると、


 付喪神が敵対生物に変じる例が報告された。


その敵対生物の仮称、妖怪は、電子や陽子で構成された存在。


 付喪神が妖怪に変じるプロセスは付喪神が宿る様な物を雑に扱わなければ防げる。


 ……と言う昔話の妖怪の様な有り様。信憑性はともかく裏取りは一応したが、他所に星を造る奴らは星を廃棄するならちゃんと爆破処理しろ。


 適切な処理をせず、その結果として星の妖怪に殺される様な事に成っても国としては他に被害が行かないなら放置する。


 ……今見るべきはこれくらいですかね。要するに信憑性は無かろうが警告はした、それでもやって自滅するなら国としては助けてやらんぞ、ですか。


 ……いや、国として制限なり、規制くらいしてくださいよ、……と思いましたが、そもそも星の妖怪が産まれる検案を起こす可能性が高いのはこの国を出奔して人工の星に住んだ方々ですし……。出国制限をするレベルの事でもしないと制限や規制しても意味ないですね……。


 ……さて、これで妖怪周りの今やれる事は一応熟せたかな。……ティソーナさんに二人だけで飲みに行こうと誘われた為、快諾し、準備する事にしました。



二時間食べ放題形式の居酒屋に場所を移し、ティソーナさんと雑談をする事にします。

「ティソーナさん、とりあえずお疲れさまです」

「貴女こそ、最近は色々やっていたそうじゃない?貴女こそお疲れさまなワケ」

「……正直早々と権力者にコンタクト取れたからこうできたって感じで、……そもそもあのタイミングで水霧さんが来る理由無かったのですがね」

「……この世界が全ては創造主の思い通り……と言う世界なら、ルド様がわざとこの状態にしたって事に成るワケだけど、ルド様は動かないワケ?」

「……そもそも妖怪がルド様に住み家や物等を大切にしない事へのカウンター要素として設計されたなら、ルド様が自分で処理したら台無しですよ?」

「……」


 其処で店員が来ました。


「いらっしゃい、水とお茶はセルフサービス、時間制限は二時間、特定メニューからは注文し放題、開始時間は、……午後七時五分、ワンドリンク付、最初の注文何にしやしょう?」

「私は黒ビールを一つってワケ」

「私は桃チューハイを一つお願いします」

「別料金に成りますが、サイドメニューは如何ですか?」

「いえ、必要無いです。正規メニューから焼き鳥串、鶏皮串、ネギマ串、豚バラ串を二本ずつお願いします」

「じゃあ、私は。肉野菜炒め、豚肉チャーハン、ニンニクの丸焼き……まずはこんな感じにするワケ」

「了解しやした。注文を繰り返しますが……」


 注文内容を確認した後店員さんは厨房へと向かった。


「さて、待っている間、追加で雑談をしようってワケ」

「最初からそれなりに腹に来そうな奴頼みますね?」

「これくらい余裕なワケ。貴女は串物ばっかりでむしろ足りるワケ?」

「まあ、注文するのはこれだけじゃ無いので、追々頼みますよ」

「そ、なら良いワケ。……はぁ、妖怪、かぁ。ルド様が仕組んだので無ければ誰が仕組んだワケ?」

「さ、さぁ?付喪神を雑に扱った結果のカウンター検案なら、雑に扱った人達全員が戦犯に成りますが」

「……信憑性が欠けている的な意味で自省しそうに無い奴が戦犯に成りそうなワケ。あー、反吐が出るワケ」

「……中途半端にちゃんとした知識を持っている奴は妖怪の根拠は否定して当然ですよ。……科学で粗方再現可能ですし」

「……科学で粗方説明可能だからやらせ……とか言っている奴は空気読めないワケ?」

「……水霧さんにも言われましたが、粗方既存技術で説明可能なのだから独自開発として既存技術でやった訳じゃ無い証拠を造ったのでは? って、言われましたしね」


其処で店員さんが黒のビールと桃チューハイと串物各種を持ってきました。

「お、来た。ティソーナさん、串が二本ずつ有るので、一本ずつ食べます?」

「良いの? じゃあいただきます、な、ワケ。でもその前に乾杯しよってワケ」

「ああ、はい、じゃあ、カンパーイ」


 グラスのふちを当てて乾杯し、私は鶏皮串を手に取る。


「お、貴女は鶏皮串を取ったか、なら私は豚バラ串を取るワケ」

「豚バラ串美味しいですよね。私は鶏皮も好きですけど」

「居酒屋に来たなら肉本体を食いたくないワケ?」

「揚げた鶏肉の店でも香辛料とかを外に振りかける奴はよく有りますし、鶏皮も悪くないですよ?」

「ふむ、でも私はガッツリいきたいってワケ」

「美味しいのは解るので、肉も食べますよ? そりゃあ。しかしニンニクの丸焼き、かぁ、口臭対策とか用意しています?」

「其処の抜かりは無いワケ」

「……ちょっと分けて貰っても?」

「ははっ良いよ。後で、な、ワケ」

「ありがとうございます」


 しばらくの間色々な物を注文し、食べるだけ食べたのでした。


小ネタと言うか、余談。

作者としては苦い系のお酒は嫌いなので、柑橘系チューハイが好き。

黒ビールは飲めなくは無いが、基本的には親の趣味のビール、かな。

頼んだ串は雑選び。なんかもっと色々頼むべきだった気もする。

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