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Ⅱー11

 

 ☩


 居たメンバーの内訳としては四人男でミアさんを含めて七人女、と言う感じです。仲良く成れそうなのは望月真那もちづきまなさんと、アメリー・ランベールさんの二人。望月真那さんの服装は胸元が大胆に空いた白のドレスにある程度の装飾がされていて、黒のアームカバーをしている感じ。……髪型はピンクのセミロングでピンク色の瞳。胸のサイズはEかFくらいは有りますかね。

 アメリー・ランベールさんは白のワンピースに赤のリボンで少し装飾している感じで、赤髪碧眼で髪型はツインテールで胸はBくらい……と言う感じ、です。まあ、二人とも極光役者で見た目変えているとは思うのですが、……両方服が白色ベースですね。いやまあ、望月さんに付いてはそれ以外の色の装飾が結構セットで有るので白ベースと言って良いか少し微妙ですけど。ひとまず挨拶をしますか。


「これから同僚として宜しくお願いします」

「良いよ、そんなに畏まらなくても。望月も、それで良いはず、かな?」

「アメリさん。別に問題有りません。只、海原さんは先程から私達の服装を見まくって居るので気になっていると思いますよ?」

「あ、この格好? 気になる?」

「ま、まあ、少しは」

「へへん。ネイト様の服装に寄せたの、ネイト様は誰か解る、かな?」

「ああ、ネイト・エポニムさんで合っています? なら私と同じマンションに住んでいますね」

「マジ?ならスプリンガー様とも会っている、かな?」

「……あの人前に会った時はネイトさんのお付きの人みたいに成っていて、世界創造したとか本当かよ、とは思うのですが」

「まあ、それには事情が有って、とか語る事なんて今は良いかな。必要なのはスプリンガー様が私達の護らされる宇宙の造り主って事かな」

「まあ、そうなりますね。……件の星はどう思います?」

「……神や創作でよく有る感情の蓄積で特殊な存在が産まれる、を根底から排除した世界、故に信仰とかの感情を起因とする神は侵入しただけで臨死レベルまで弱体化する、だからね。テンプレの部類が起因の神は侵入しただけで死ぬ良い仕組み、かな」

「星の付喪神と言う概念に頼らないからこそ、その部分は削いで問題ない部分では有りますしね。テンプレ的な神に頼れない世界と言う意味でも有りますが」

「只、テンプレ的な物以外に頼る存在なら普通にセーフだから、あくまでもテンプレ的な超常存在の否定でしかないかな」

「……まあ、そうなりますよね。感情の蓄積に依る強化を否定するとか、テンプレ神仏以外も巻き添え食らってそうですが」

「そう言う系統は門前払いですむ話かな」

「はは……」

 神仏否定とか言いますが、多分未練が根拠で発生する地縛霊とかの幽霊も即死ぬ環境なので、幽体離脱とかもやったらヤバイ気がします。とにもかくにも感情起因の存在や力の否定や排除がされた世界。……そうでも無いと造る理由が達成されないとは言え、……話を聞いてみるとそれ故に問題も有る様です。


「アメリ、海原さん、それに付いてはそれくらいにして、海原さんに此処でたまに戦う相手に付いて説明したいのだけど?」

「あ、はい、望月さん、お願いします」

「簡単に言えば、世界の仕様上感情起因の力を潰している為、エネルギーの塊的な存在が迷い込んだ場合、知能が死んだ獣に成る為処置しなければ成りません」

「ああ、つまり此処では獣落ちした精霊とか神とかと戦わされる、と」

「はい、そうなります。それと性質上、世界から追い出せば自我を取り戻す為、殺す事は絶対必要では有りませんが、世界の性質を利用して強い奴を誘い込んで自我を潰し、殺す用途に使った奴が出た例も有ります。つまり、何もしていなくともヤバイ奴がたまに来る環境です」

「……嘘でしょ?」

「ですが、私達がやるべきは迷い込んだ侵略者や一時的に獣落ちした精霊や神等の撃退。それが基本と成ります」

「……技量が高い故に強い系統の存在はともかくとして、ステータスが高いから強い系が理性を失うのですか……」

「この世界に来た時点でこの話の該当存在は九割九分死んでいますので、言うほど難しくは無いですね」

「……頑張ります」


 後は彼女等と親睦を深める事にしました。


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