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ネクロマン・サイカ  作者: アフ郎
ラカシカム編
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42/83

遺跡の外れの奴隷商


遺跡の近くにテントが貼られてあった。


「なんだろう」


「アジ」


私たちはテントに向かった。

テントの周辺には檻があった。

獣やら鳥やらが入っている。

この子たちの主はビーストテイマーだろうか。あまりいい扱いは受けていないようだが。


???

「はい、今後ともごひいきに」


テントの裏側で人の声が聞こえた。

そこにいたのは小太りだが裕福そうなおじさんだった。


???

「おや、あなたは?」


私たちは冒険の途中このテントを見つけ、気になったから来てみたと伝えた。


???

「ふむふむ、なるほど。嘘はついてなさそうですね」


ベルモット

「私はベルモット、小さいながらも奴隷商人をやらせていただいています」


「奴隷か・・・」


どうやらビーストテイマーでは無く奴隷商だったらしい。


ベルモット

「どうです?あなたも奴隷を手にしてみては?んふふ」


にやにやとこちらを見てくるベルモット。


「まぁ見るだけなら」


私はベルモットについていった。


ベルモット

「こちらはグリフォン。様々な風系魔法を操る大型鳥獣です。そしてこちらは草原ポーク、こちらはハイオーガ」


ベルモットの説明はすらすらと頭に入りやすかった。

しかし奴隷か。ゲームとは言え本当に買ってもいいものか。

そんなことを考えていると、ベルモットはいつの檻の前に止まった。


ベルモット

「そして本日の大目玉はこちらの檻にございます・・・」


「ふむ」


ベルモットは檻の前に立ち、かかっている布を取り払った。

現れたのは小さな女の子。人とは少し違う肌の色をしていた。


ベルモット

「この女こそ!オーランド海を渡り届いた最高級品!」


私はこの子を知っている気がした。


「災禍の悪魔にございます。」


そよ風の森以来の再会だった。



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