1話 相思相愛の美少女
2027年4月30日。ある都会の高校では授業が全て終了すると、生徒達が次々と帰っている。明日からゴールデンウィークという事で皆とても喜んでいた。
明日からの旅行が楽しみな小鳥遊光紀はとても可愛い笑みを浮かべながら帰っていた。その時、一緒に帰っていた月見里友梨香が小鳥遊光紀の淡いピンク色をしたほっぺをつんつんしてきた。
「ん? 友梨香ちゃんどしたの?」
小鳥遊光紀は可愛らしく小首をかしげながら月見里友梨香に聞いた。すると、月見里友梨香は妖美な笑みを浮かべた。
「光紀が可愛すぎて触らずにはいられなかったの。可愛すぎる光紀が悪いのよ?」
「それなら大丈夫! 友梨香ちゃんならいくらでも触ってくれて良いよ!」
「そう……ならその大きな胸を揉みしだいても良いのね?」
月見里友梨香はそう言いながら小鳥遊光紀のFカップの胸を制服の上から触った。
「ちょっと友梨香ちゃん! さすがにそれは家についてからね!」
「楽しみにしてるわ。光紀も私のを揉みしだいてくれて良いわよ?」
月見里友梨香は自身のEカップの胸を制服の上から触った。触りながら、
「……私のも光紀みたいにもっと大きくならないかしら?」
と小声で言った。小声で言ったものの小鳥遊光紀にはバッチリ聞こえていたようで、
「大きすぎても困るだけだよ?」
と苦笑いしながら言った。
「それって……激しく動くとばいんばいんって揺れるから?」
「それはその通りだけど……って! わざわざばいんばいんって言う必要あった?」
「だって……走ってる光紀の胸は必ずばいんばいんって揺れてるから。ばいんばいんって言った方がより揺れてるって感じを表現できるでしょ?」
「確かにそうだけど……。でも友梨香ちゃん。友梨香ちゃんの胸だって大きいんだからばいんばいんって揺れてるよ?」
「そう?」
「そうだよ。ちゃんと見てるんだから! とっても激しく揺れてるよ!?」
「私の事しっかり見てくれてるようで嬉しいわ」
月見里友梨香はそう言いながら小鳥遊光紀の頭を撫でた。すると、小鳥遊光紀はほっぺを赤くしながらニコッと笑った。それを見た月見里友梨香は思った。
(光紀……本当に可愛いわ。私だけしか見れなくなっちゃえば良いのに……)
月見里友梨香は小鳥遊光紀に対して独占欲があるが、むき出しにはできていない。
2人は小鳥遊光紀の家の前に着いた。すると、月見里友梨香はまた妖美な笑みを浮かべた。
「それじゃあ光紀。後で私の部屋に来てね? いっぱい揉みしだいてあげるから」
「うん! また後でね!」
小鳥遊光紀はそう返事して家に入った。そして、すぐに自室に入り、高校の制服からおしゃれな黒のワンピースに着替えた。着替え終わるとすぐに自室から出て、家からも出た。そして、小鳥遊光紀の家の隣にある月見里友梨香の家に入った。
「お邪魔しま~す」
小鳥遊光紀はそう言って月見里友梨香の自室に行った。月見里友梨香はおしゃれな白のワンピースに着替えて、準備万端で待っていた。
「いらっしゃい光紀。その服似合ってるわよ?」
「ありがとう! 友梨香ちゃんこそ似合ってるよ? まるで天使みたい!」
「私が天使なら光紀は堕天使かしら?」
「えぇ! それなんかやだ!」
「冗談よ。光紀は私にとって大天使。ずっと私を見てくれる大天使ね」
「友梨香ちゃん……」
またほっぺが赤くなった小鳥遊光紀。月見里友梨香はクスッと笑いながら小鳥遊光紀の胸をワンピースの上から触った。
「それじゃあ……いっぱい揉みしだいてあげる。良い声……あげてね?」
「え? 良い声って――きゃあ!」
小鳥遊光紀は月見里友梨香の風のセイクリッドアビリティによって浮き上がり、月見里友梨香のベッドの上に落ちた。そして、月見里友梨香が小鳥遊光紀を押し倒したような体勢になった。そんな体勢になったせいか、小鳥遊光紀はドキドキでほっぺがとても赤くなった。月見里友梨香はまたも妖美な笑みを浮かべた。
「可愛いわ光紀。大好きよ。誰よりも愛してるわ」
「友梨香ちゃ――んむっ!?」
月見里友梨香は小鳥遊光紀の唇にキスし、舌を入れてディープなキスを始めた。小鳥遊光紀はほっぺどころか顔の広い範囲が赤くなった。
「「んっ……ちゅっ……んんっ……あっ……ちゅっ……はあっ」」
月見里友梨香は小鳥遊光紀とディープキスをしながら小鳥遊光紀の胸を揉みしだいた。一方の小鳥遊光紀はドキドキしすぎて月見里友梨香の胸を全く揉みしだけていない。それどころか目尻から涙を流し始めた。だが、その涙が見えてしまった月見里友梨香は興奮し始めて、小鳥遊光紀の胸を更に激しく揉みしだいた。
「「ちゅっ……ちゅうっ……はっ……ああっ……んはっ」」
小鳥遊光紀は長いディープキスとドキドキによって苦しくなってきたが、月見里友梨香に身も心も委ねたため、抵抗しなかった。月見里友梨香もディープキスとドキドキで苦しくなってきたが、抑えられない程の興奮によりディープキスを止められなくなった。なので、風のセイクリッドアビリティで自身と小鳥遊光紀の肺に酸素を作り出して苦しさを完全に無くした。
「「くちゅっ……はあっ……ふっ……あっ……ちゅっ……んっ」」
小鳥遊光紀と月見里友梨香は今までに無い程激しく興奮していた。相思相愛でお互いに愛し合っているため、興奮はますます激しくなった。興奮し続け、ひたすらにディープキスを続けた。
小鳥遊光紀と月見里友梨香がディープキスを始めてから30分程経った時、2人のディープキスはようやく終わった。
「友梨香ちゃん……大好き……」
「光紀……愛してる……」
体力を使いすぎた2人は寝入ってしまった。