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ちゃくら

作者: 犬日目

cakra、花のようにひらいて


むすび、


むすんで


ひらいて


また


鎖して


夜。


いまがたとい、朝とて。夜。


いつっころからか


観念的、


夜驚症、に、


さいなまれて、やたら


なまぐさい神風、


気にしてばかりで


やんぬるかな


せんなきかな


両の眼球、今


螺子をゆるめて、はずして


ぽっかりした眼窩にそそぐ


soma に酷似した液体の琥珀


その、みなも、の、なみ、に


きさまの面影した、お花を浮かべたら


馨香、麝香、


つかのま


ざざざざドリル状の次元捻転


きさまの、みだらに、恋ひ焦がれて


今、わたくしは、架空の夜につつまれた


螺旋状のいきもの


と、な、る


の、でした。


ざばあ、ざざざ


ざばあ、ざざざ


やんぬるかな


せんなきかな


cakra、そこかしこ、体表やら


うらがえって、ねじれた、


なまぐさき神風さえふく、体内やらに


開き、また、開いて。


切り開かれ


機能を停止した、コォクスクリゥの繭殻


それが、わたくし、また、きさま。


やぶれかぶれに、四無畏。


観念鎖国、千年王国。


spiral cakra.


限界、灘。


鬱、射つ、聖と、精。


夜にとりかこまれた国で。


了。

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