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8話 とろ、トロ、吐露

葵先輩視点

熱く焼け焦げるような気持ち。

他の誰か――ましてや男と談笑してた。


あぁやっぱり無理なんだ。私の早とちりだったんだ。

私が入る余地なんて――


私の心臓を何度も何度も突き刺した。


でも――どうしてもこの想いだけは伝えたくて手紙を渡した。


我ながら古臭い方法だと思う。


彼女は怯えているようで、怖がっているようで。


それを見ると自然と口に出ていた。


「あなたが……好きなの」


強く強く抱きしめられた。涙が互いの頬を濡らした。


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