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この小説の設定となります。一部ネタバレ要素を含みますのでプロローグを読み終わってから読むことをお勧めします。










・世界


 一応昔に人間の勇者と魔族たちの大きな戦いがあって、勇者が魔王を打ち取り、人間たちの手で世界は調停され、平和になりました。と言う過去がある。

 が、お祝いムードで浮かれてる人間諸国の不意を突く形でそれまで数を増やした被迫害種族が各地で奇襲作戦を行う。

 結果的に世界はエルフと魔族以外の少数種族が手中に収め、人間は離散。魔族は鳴りを潜め現在に至る。







・種族


 エルフ


この世界の現支配者にして最長命種。基本的によく見るエルフと同じ。

千年近く生き、高い魔力に恵まれているが、繁殖力が低く非力。

しかし、人間との大戦の時の戦策によって爆発的に人口が増加し、世界の7割を占める人口を誇る。色々な場所に定住したことにより様々な部族が居る。



 人間


 世界の旧支配者。こちらもよく見るファンタジーな人間で、繁殖力が高く、適応力がある。魔力も持つ。

 魔王達との戦いでは勝利するが、そのすぐ後に勃発したエルフ達との大戦で全ての国が滅亡し、大きく人口が減り、世界に散っていった。

近年大陸の僻地に集合しつつある。なお、医学が発達していないため、平均寿命は30前後。



 精霊


 エルフの相棒とも言うべき存在だったが、大戦の前に彼女たちの王である精霊王が姿を消してから、徐々に森から消えていき、百年の内に全てがいなくなった。

これをきっかけにエルフ達は森の外に町を築くようになった。



 その他


ドワーフや獣人たちも存在するが、絶対数が圧倒的に少なく、その数は全て合わせてエルフの5%ほど。魔族は交流を避けるため自分たちの国以外には殆ど確認されていない。






・魔法


先の大戦の時には大活躍したものの、最近は必要性が失われてきており、もっぱら魔力は電気の代わりのような使われ方をする。

(なお、この世界では電気は存在しない)




 「元」一般魔法


人間が使っていた魔法。専用の媒体を使って発動するが、高額なうえに効率が悪く、人間の時代から急速に衰退した。もとは魔族の技術。



 精霊魔法


 エルフの代名詞とも言える魔法。だが精霊たちが姿を消したために使用が困難になった。

 この魔法が大戦での大きな勝因だったために多くのエルフがこの事に危機感を持ち、結果、人間たちを排斥、断絶する運動に繋がった。






主要登場人物



スウ


中身17歳男子の14歳黒髪エルフ。半年前に昏睡状態になる前までも、

人形さながらの無返答無行動ぶりで、昏睡中に主人公の魂が入ったことによって意識有る行動を始めた。

この事は一切の人物に伏せておくつもりらしい。

 歳の割には背が低く、男だった時の手足や目線の変化に着いていけずに、躓いたり、こけたりする事が稀にあるため、少し心配されている。


部屋に「小さな女の子が好みそうなもの」が置いてあったのは、半ば家族たちが諦めて、内装を放置していたから。




ミサンラ


16歳の考古学大好きエルフ。主人公の姉にあたり、三姉妹の長女。行動派と思われがちだが、

案外ヘタレで、スウに自分から会いに行こうとはしなかった。

将来の夢はもちろん考古学者だが、お世辞にも頭はよろしくない。




エールン


スウの母親で、温厚な人柄。主人公が目覚めた時は嬉しさに一番早く声を聴きに来た人。

しかし、使用人が多数居るものの、秘書がおらず、多忙な生活を送っている。

その為にあまり主人公にも構ってやれずにいた。

180歳代だが、娘と大差ない若さを誇り、歳の事を全く気にしない寛容な人物。

と言うか姉妹に見えるらしい。なお、スウとは違って金髪。




リネラ


三姉妹の末妹で十歳の幼女エルフ。難しい言葉を使いたがり、あれこれと話にいれてくるが、まだ幼いこともあってか、その言葉の意味を理解せずに話していることがほとんど。

幼女と言われる年齢だが、歳の割にかなり発育が良く、身長は14のスウと変わらない。




キサメル


ミサンラの友人で14歳のエルフ。その容姿はエルフの中でも群を抜いて優れた美少女だが、その精神は主人公と同じ男性の物。ミサンラとは結構古い付き合いで、幼馴染にあたる。主人公の事もミサンラとの話の中で知っていたらしい。

 人当たりの良い性格をしているが、お嬢様のような見た目からかそう思われることは少ないし、心の底は冷めた人物の為、ミサンラよりも年上にみられる。



将来は女性と結婚すると言ってはばからない。





ミーラ


主人公お付きのメイド。結構前から働いていたらしく、屋敷の中での地位はそれなりにある。

昏睡状態の時も、人形状態の時も世話係は彼女がしていた。




ホルサック


国の議員でスウたちの父親。今のところ登場は無い。






・地理


地図についてはまだ測量技術が確立されておらず、地図によって大きな違いが有ったりする。それが今回主人公の誤解を招く結果に。


スエルイシ


人口(エルフ)1000万ぐらい。日本の3倍の大きさの弧状列島の上にあり、この小説の舞台。


 あらゆる面において最も優れた能力を持つとされる族のエルフの女王が治めている。はっきり言って弧状列島という地形以外にほとんど日本との共通点は無く、主人公が「似ている」と思ったのも完全な思い違いである。






都市


大体みんなヨーロッパ風の街。位置的に関係はあっても共通点はほぼ無い。



ハーピドナ


主人公が目覚めた都市。スエルイシ北部で最大の規模を誇り、人口は55万程度。

位置はの川と川の間。




チャネルカ


旅の途中で経由する都市。海沿いに位置しており、北部ではハーピドナに次ぐ規模の都市。




エレフシス


 最北端の都市。他とは違う街並みを持つ。

国が新しい物を求め、古いものに全く関心を示さない政策だったので、付近には調査もされていない遺跡がゴロゴロある。








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