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最後の恋

完全な休息に入った薔薇を抱いていた、その温度が教える本物だと。

今回は一度ニュートラに入れてから、加速を付けて最高の場所を目指すと、鼓動が言っていた。

最高の挑戦者達に触発されて、その本体が覚醒する。

最高の輝きも、温もりも・・全てを連れて来る、限界は無いのだと微笑みながら。


「ちょっと、お願いがあるんです」と落ち着いたユリさんに連れられて、キッチンに行った。


「皆、もちろん私もですけど、あなたのお味噌汁が食べたいの。

 明日の朝、お願い出来るかしら、食材は全て使ってもらっていいから。

 それとこれを使って欲しいの、私は自分で調理出来ないから」


ユリさんが薔薇で微笑んで、活きている大きな伊勢海老を2尾見せた。

『了解です、最高の食材ですね』と笑顔で返した。

「ありがとう、よろしくね・・楽しみです」と薔薇で微笑んでリビングに戻った。

9人衆もさすがに眠そうで、蘭は船を漕いでいた。

ユリさんの号令で、片付けをして、ユリさんの部屋にアイさんと、サクラさんが消えた。

四季とユメ・ウミにカスミとレンと久美子とシオンが笑顔で寝床を作り。

ナギサとマチルダが窓際に来た、蘭がマチルダを引き寄せた。


「まちゅるだ、今夜ぎゃんばった褒美として、半分きゃしゅてやるから」と私を寝かせて。

蘭が右から、マチルダが最高の笑顔で左から腕枕に入った。

「へんにゃことは、しゅりゅにゃよ」と私の胸越しに、マチルダに満開を出した。

「がんばります」とマチルダも輝きニヤを出した。

「酔うとサービスいいな~」とカスミが不敵で言った。

「マチルダが1番安全と判断したのさ、自分が酔って見境つかないから」とナギサが華やかニヤを出した。

「なるほど~、そういう事ですか~」とハルカが微笑んだ。

「最近はハルカも、危険ゾーンとみなされてるしね~」と美冬が微笑んだ。


「真昼間のラブシーンじゃ、もう完全な危険ゾーンだよね・・それにハルカは特別だからね」と千秋が微笑んだ。

「結局、最終的には、ハルカVSミサキが見たいんだよね・・私達も見たいけど」とユメが微笑んで。

「それは見たいな~、最高だね人生にこんなに、永い楽しみがあるんだから」とナギサが微笑み。

「そして、久美子とエミが、夢を見せ続けてくれそうだしね・・最高だよ」とカスミが久美子に微笑んだ。

「はい、私は姉に感謝してます、よくぞPGにしてくれたと・・そう思っています」と久美子が微笑んだ。

「結局、それもエースが腕を掴んだ事が始まりか、なんか怖くなるよ・・次に何を見せるのかと考えるだけでね」と美冬が微笑んだ。

「やっぱり、美冬の言葉は愛情が違うな~、まぁ仕方ないけど・・あれであれだからね~」と千夏も笑顔で言った。


「皆、それぞれあるでしょう、今後もあるんだから・・1つだけ言えるのは、私達は幸せだと言うことよ」と美冬が微笑んだ。

「そうだね、じゃあ感謝して・・襲いますか」とナギサが華やかニヤで言った。

「マチルダ・・ガード緩めてね」とカスミが不敵で言った。

「無理です・・最高の充電が出来そうだから・・ユリカさんの言った事が分かってきました」と輝きニヤを出した。

「なんの事かな~・・今夜の最後に述べよ」とナギサが微笑んだ。

「エースは体温で伝えるから、だから本当に安心できるんです・・・・」とヒトミの話をした。

マチルダが私を至近距離で胸に乗ったまま、蘭が最高の満開トロンで聞いていた。

「そうだったんだ~、なんか最高の夢が見れそう・・寝ましょうね」とナギサが言って。

「おやすみなさーい」と全員が言って、照明が消された。


窓際の蘭と左側のマチルダの、穏やかな体温に包まれて、私は最高の時にいた。

月光が窓から侵入していた、蘭が月光を見ていた、美しい顔だった。

「月光を追いかけよう、それが私達の人生だから・・いつか納得のできるように、南の島で暮らせるように」と満開で微笑んだ。

『うん、必ず沢山の笑顔を作ろうね・・出来るよ俺と蘭なら』と微笑んで返した。

「うん、マチルダ・・あんまり飛ばし過ぎるなよ、エースが寂しいからね」と蘭がマチルダに言った。

「はい、私も今回の旅で分かりました、自分が本当の笑顔が出せなければ・・他人の笑顔など引き出せないと」と輝きながら微笑んだ。

「OK、リンダにも伝えてね」と言って胸の上に戻ってきた、マチルダと蘭が私の胸の上で、微笑みあっていた。

「全く同じ日の同じ時間に産まれると、最大のライバルの可能性が高いですね」と輝きニヤを出した。

「最高の相手なんだから、そうなりたいでしょ」と満開で微笑んで瞳を閉じた。

「はい、そうですね、リンダもそう思いますよ、絶対に」と輝きながら微笑んで、マチルダも瞳を閉じた。


私は両手で2人を軽く支えて、寝息のチェックをしていた、穏やかな息使いに安心した。

そして月光を見ていた、ミホを想っていた。

今も鉄格子の囲む部屋に隔離されている、全てを遮断したミホを。

その深層に潜む恐怖の体験を、私は幼心に見ていた、そして回復の階段を手を繋いで登っていた。

あの馬鹿な医師達が焦って、結果を求めたが為に、ミホはより深く沈んだ。

そして私からミホを遠ざけた、自分達の失敗を葬るために。

あの頃は俺も子供だったけど、今なら闘えるよ、絶対ミホの側まで辿り着く。


《原作者・・そしてユリカ聞いてる。

 俺は後悔を残さないから、絶対にミホの内面にもう一度潜るよ。

 俺の力が、先に逝った仲間の贈り物ならば、絶対に成し遂げよう。 

 親兄弟を目の前で殺されたミホの、内面に入り込もう、もう一度。

 そして手を繋いで少しずつ、登ろう、光溢れる外を目指して。

 俺には今、蘭とユリカとマリアがついてる。

 そしてユリさんとシオンが、常に見てくれてる。

 そして最強の女性達がついているから、絶対に成し遂げるよ。

 ユリカ勇気を頂戴ね、ユリカの存在そのものが俺の支えだから。

 やりきって見せるから、マリアに誓ったから》


心に囁いた、強く暖かい波動が包んでくれた、何度も何度も。

私はそれでゆっくりと、眠りに落ちていた、最高の状態で。


翌朝、朝陽で目覚めた、最高の気分だった、蘭もマチルダも私の胸の上にいた。

私はマチルダからゆっくり腕を抜き、蘭の腕を抜いて枕に寝かせた。

立ち上がりカーテンを閉めて、全員を見た、綺麗に寝ていた。


私はキッチンに行き、顔を洗って気合を入れた、お米を洗いご飯を炊いて。

味噌汁用の大きな寸胴を出して、火にかけて贅沢に、高級煮干で出汁を取った。

豆腐と大根と人参の薄切りを用意して、伊勢海老をぶつ切りにして、大根と人参と共に沈めた。

最高の香りがしてきて、暫く火にかける間に、卵焼きを焼いていた。

卵5個分を4回焼いて、ウインナーが大量に有ったので、リクエストと思い。

タコさんカニさんを大量に作った、伊勢海老のエキスが出きった感じになり、豆腐を加えた。

香り付けの大葉を細切りにして用意して、味噌を溶いて、保温状態にした。

味噌汁と卵焼きの味見をして、ニヤニヤしていた。

そこにハルカがマリアを抱いて来た、良い香りに最高のハルカの笑顔があった。


「朝から、最高の気分になるんだけど」とハルカが微笑んだ。

『なんせ、最高級食材、使い放題だからね』と笑顔で返した、マリアがテーブルの、自分の椅子に座ったので、牛乳とタコさんカニさんを2匹ずつ出した。

最高の天使の笑顔で、タコさんカニさんを見て、フォークで美味しそうに食べていた。

『皆、起きはじめたの?』とハルカに聞くいた。

「うん、こっちはほぼ全員起きたよ、ユリさん達も起きるはず」と笑顔で返してきた。

『じゃあハルカ、食器の準備をお願い』と微笑んだ。

「了解、ご飯とお味噌汁ね」と笑顔で返してきた、私は頷いた。


「最高の香りが、するんですけど」とユリさんが薔薇で現れた。

『最高級食材をふんだんに、使いましたから』と微笑んで返した。

「ご飯と、おかずまで・・蘭が羨ましいですね、ハルカ」とハルカに薔薇で微笑んだ。

「本当に、私も料理できる彼氏を探そうと、思っていました」と笑顔で返した。

朝食の準備が出来て、全員が席についていた。

「最初に言っときます、エースはあげませんから」と蘭が満開で微笑んだ。

「この朝食を見て、欲しがらない方がおかしいよ」とアイさんがニヤで言った。


「それでは、頂きましょう・・エースと食材に感謝して・・いただきます」と薔薇で言った。

「いただきます」と全員が笑顔で言って、まず味噌汁を飲んだ。

「なんなんだろう、涙が出そう」とナギサが微笑み。

「私、お熱の時、エースの料理で完全復活したんですよ」とカスミが笑顔で言った。

「うん、最高ですね・・やっぱり喜ばせたいという、愛情でしょうね」と薔薇で微笑み。

「蘭、毎朝なの・・贅沢すぎるよ、もう他の男とは付き合えんよ」とサクラさんが微笑んだ。

「良いんですよ~、もう人生最後の恋だから」と満開で堂々と返した、全員が蘭を笑顔で見た。

私のこの時の喜びは、表現出来ない、蘭はいとも簡単に言ってのけたのだ。

強い波動が完璧に包んでくれた、私の抱くマリアが、私に天使全開をくれた。


「なるほど、蘭が最強ですね、ユリさん」とサクラさんが微笑んだ。

「はい、蘭が入った時から、最後は蘭と本気の勝負がしたいと思ってました、今はナギサもいるし、最高でしょう」と薔薇で微笑んだ。


「エース、味噌汁余りそうですか?」とサクラさんが微笑んだ。

『沢山作りすぎて、おかわりいくらでもありますよ』と笑顔で返した。

「じゃあ、エミとミサに少し貰って帰ります、絶対に喜ぶから」と笑顔で言った。

「じゃあTVルームで、マダムと松さんも含めて、召上ってもらいますね」と薔薇で微笑んだ、サクラさんも笑顔で返した。


「エース、今度タコさんカニさん、教えてね」と千夏が微笑んだ。

『良いですよ~、最初は蘭にイカさんクモさんって、言われたけど』と笑顔で返した。

「しかし、卵焼きも日々上達するんだね~」とカスミが微笑んだ。

「最近、ホットサンドとかフレンチトーストも出てくるよ」と蘭が満開で威張った。

「素敵です~、リアンには絶対に、内緒がいいと思います~」とシオンがニコちゃんで言った。

「ユリカさんが、お泊りの時に、リクエストした意味が分かるわ~」とマチルダも輝きながら微笑んだ。

若手9人衆とシオンとマチルダが、とにかく食べた、何度もおかわりをして。

その状況をユリさん達が、嬉しそうに見ていた、最高の笑顔で。


「日曜日のパーティーに、エース得意のカレーを用意してね」と美冬が微笑んだ。

『了解です、それで準備は進んでるの?』と笑顔で聞いた。

「うん、着々とね・・食べ物系だけまだ、検討中の部分があるけど」と千秋が笑顔で言った。


『俺、1つだけ提案があるんだけど。

 キングが来るけど、絶対にお客として扱わない欲しいんだ。

 キングは絶対にそれを望んでいるし、そうありたいと願っている。

 同じ会費を支払うんだから、同等で接して欲しい。

 難しいかもしれないけど、今度の日曜だけはね。

 まぁ、和尚とはすぐに出来るだろうけど、全員頑張ってね』


全員を見ながら笑顔で言った。

「よし、私は出来るよ、それが梶谷さんの望みだとも思えるし」と蘭が満開で微笑んだ。

「それでは、皆さんもよろしくね・・私も気を付けますけど、注意して下さい」と薔薇で微笑んだ。

「は~い」と笑顔で全員が返事をした。

「で、豊は来るんだろうね」とカスミが不敵を出した。

「えっ、本当に・・嬉しい、あの日ちゃんとお礼も言えなかったから」とアイさんが微笑んだ。

『何も無ければ来ると思います、豊とジンの絡みが見たいし』とニヤニヤで言った。

「それは、今現在の若手男性の、最高峰の出会いですね」と薔薇で微笑んだ。


「ジンって・・もしかして、悲しみの貴公子?」と千春が言った。

『そうだよ、最後の道標』と微笑んで返した。

「気合入れて、化粧もしないと、いけないみたいね」と千夏も微笑んだ。

「がんばろう、銀河の奇跡も揃うし、なんせマチルダもいるから」と千秋が微笑んだ。

「ホノカって子・・なんか怖いような物が、あったよね~」と美冬が微笑んだ。

「確かに何か違うオーラを持ってた、リョウも本気で凄いけど」とウミが微笑んだ。

「誰かさんが、銀河の奇跡なんて、最高の称号を贈るから、また変化してるらしいよ」と蘭が満開ニヤをした。

「銀河の奇跡の永遠の憧れ・・やはりひいきだね」とアイさんがニヤで言った。


「はい、ひいきしてもらってます」とカスミが不敵笑顔で返した、アイさんが笑顔で頷いた。

「なんせ、人生の転換をしてくれたんだから、カスミはエースに思い入れ強いよね~」とナギサが微笑んだ。

「人生の転換なら、あなたも同じでしょ・・それも最高の状態まで、持っていってもらったくせに」と蘭がナギサに満開ニヤを出した。

「そうでした、ちゃんとお礼してないな~」と華やかニヤで返した。

「謹んで、辞退致します」と満開ニヤニヤで返した、全員が笑っていた。


私はマリアに沢山伊勢海老を食べさせて、満足そうなマリアを見ていた。

『全員で片付けて、ユリさんは昼間ゆっくりして下さい・・マリアは初恋の人の所に連れて行きます』とユリさんに微笑んだ。

「ありがとう・・良かったね~マリア」とユリさんがマリアに微笑んだ。

「マリア・・初恋の人が、豊なのか~・・最高だね」とカスミが微笑んだ。

「ゆたか・・ゆたか」と少しマリアが照れた、皆が笑顔で見ていた。

「寂しくて、ウルウルするなよ」と蘭が私に満開ニヤを出した。

『しないよ、マリアと俺は、もうそういう関係を、すでに超越したから』と笑顔で返した、蘭が満開で頷いた。


「マリア、どんな大人になるんだろう・・本当に楽しみですね」とマチルダが微笑んだ。

「3人娘はPGの全員の愛情を受けてますし、エースが本気で愛し続けるから、楽しみですね」とユリさんも薔薇で微笑んだ。

「学校始まったら、どうするの?」と美冬が真顔で聞いた。

『親父の許可を絶対取って、蘭と暮らす、もちろんPGにも毎日行って、久美子と勉強しながら仕事もするよ』と微笑んで返した。

「OK、四季で勉強を徹底的に見てやるよ、厳しいけどね」と千秋が微笑んだ。

「私とユメで、午後からは3人娘の方は、出来るだけ面倒を見るよ、頑張れよ」とウミが微笑んだ。


「良かったね、成績落ちたら強制送還だからね」と蘭が満開で微笑んだ。

『了解、頑張るよ・・それにシオンが英会話を、教えてくれてるから』と笑顔で返した。

「瞳と体温以外にも英会話もいきますか、シオン・美冬、私にもよろしく」と蘭が満開で微笑んだ。

「了解です、蘭姉さんなら・・すぐに覚えますよ」とシオンがニコちゃんで微笑んだ、美冬も笑顔で頷いた。

「覚えて付いて行かないと、こ奴はアメリカなんかに行ったら、帰ってこんだろ・・マチルダ」と満開で微笑んだ。

「それは保障します、絶対にとんでもない人間関係をすぐに作って、帰りませんね~」と輝きニヤを出した。


「そりゃ~、絶対ありそうだ・・はなから会話なんて無くても、可愛い子には突き進むから」とナギサが華やかニヤを出した。

「今、誰に興味を持ってるのかしら?」とユリさんが薔薇で微笑んだ。

『この前の蘭の一言で、セリカに興味を持ってます・・一瞬しか会ってないけど』と笑顔で返した。

「急ぎなよ、あれだけの才能、このままじゃ本当に惜しすぎる」と蘭が真顔で言った。

「先生、お願いします・・先生なら絶対なんとかしてくれるって・・思ってるから、シオンは」と真顔の美しいシオンが言った。

難しいんだ、セリカ・・少し急ごうと思っていた。


「蘭は凄い地点にいるんだね、私も頑張るよ」とナギサが輝きニヤで微笑んだ。

「クラブ関係者のほとんどは、うちでハイヒール買ってくれるからね」と満開で返した。

「ゴールド・ラッシュのセリカちゃん、何度も大ママとの話にも出てますよ・・最高の素材だそうですね」と薔薇で微笑んだ。

「そうですね、19歳の最新型でしょうね・・ただ闇も深いでしょうね」と蘭が私を見た。

「最後の挑戦者が、燃えてますね」とアイさんが微笑んだ。

「なんとかするでしょう、特にシオンのためなら」と美冬が微笑んだ。

「1つだけ言えるのは、私達は最高の時代に、生まれたって事ですね」とレンが微笑み、全員が笑顔で私を見ていた。

「チャー・・がんば」とマリアが言って、私に天使全開をくれた。


私はセリカに潜って感じる、その深い闇の正体に驚愕する。

そしてその想いを達成に導く、最も危険な賭けにでる、自分を信じて。

そして気付く、ミホの突破口をセリカが教えてくれる、出口は有るのだと提示する。

誘惑の少女セリカ・・生き急ぐ妖精、その最終目的は愛したいという欲求。

愛されなかった過去への叫び、そして目で見える傷に安定を求める。

その当時、言葉すら無かった、リストカッター・セリカ。


手首の浅い傷は、ためらいを提示する、愛して欲しいと叫び続ける。

その手首の何本もの浅い傷が、心の深い傷を示している。

自分は愛する資格が無いと叫ぶ、狂気すら連れて歩く。

私の答えは1つ・・愛するのに必要な資格など無いと。

生きようと前を見てる限り、愛する事は出来ると、セリカに叫ぶ。

ミホを思い出しながら、緊張と集中の中に潜り込む、セリカの中に。

結末のイメージすら出来ないで、ギリギリの攻防に入る。


本当に可愛い天使、セリカ・・最高の誘惑の微笑み。


機械的、無機質な輝きを脱ぐと現れる、強く守ってきた輝ける心。


どんな時代にも出現する、最新型の女性。


価値観もやり方も、存在意義すら変えて来る、時代が産み出した最新型。


しかし基本はなんら変らない、人間である限りは。


曖昧な甘えは通用しない、注意を引く為の行為なら危険が大き過ぎる。


不幸に溺れたらいけない、それに浸かり続けると腐ってしまう。


冷めている振りを続けると抜けられない、熱い部分を持たないと溶けて無くなる。


生きるエネルギーをチャージしよう、それが笑顔に続く唯一の道だから。


愛されたいと願う前に、誰かを愛してみよう、それしか無い進む道は。


強固な鉄に守られた心なら、強力な酸素を送り込み、青い炎を燃やそう。


鉄をも溶かす・・青い炎を・・。







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