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最高の爆弾

真夏の夜会に集まってくる、最高の充実感に満ち溢れた女優達が。

初めての主力全員が集う、マチルダの歓迎会が始まろうとしていた。

ユリさんのマンションに着いた時には、カスミとハルカとシオンは着ていた。


私はマリアが起きていたので、無理に寝かさずに抱いていた。

蘭とマチルダとカスミ達が化粧を落とし、ユリさんを手伝った。

アイさんとナギサとレンと久美子が到着して、四季とユメ・ウミが来た。

豪華なオードブルとグラスにシャンパンが運ばれた、全員最高の笑顔だった。

サクラさんが一旦帰ってから、登場して全員が揃った。


「今、お隣はお留守で、下は空家ですから、今夜は無礼講で楽しんで下さい」と薔薇で微笑んだ、全員の笑顔があった。

「私は、今夜マチルダを見て、世界の広さを再確認しました、マチルダに一言、挨拶お願いします」とマチルダに薔薇で微笑んだ。


「ありがとうございます・・皆さんお疲れ様でした。

 私は今夜フロアーに出て、驚きました、私はNYとロスとパリとロンドン。

 そこでPGと同じような場所を経験しました、でもPGが1番熱かった。

 エースに初日の開店前、全力を出そうという熱が残ってると、言われたのが理解できました。

 素晴らしい仕事だと思いました、最高の仲間が作る、最高の作品があるのだと感じました。

 リンダにエースと周りの人達に、休暇と思って会って来いと、言われて来ました。

 リンダが初めて休暇という言葉を使いました、そして今・・最高に嬉しい。

 私は皆さんのいるPGを、世界で唯一心から、休息の出来る場所にさせて頂きます。

 今後ともよろしくお願いします」


輝きながら微笑んで、頭を下げた、全員が静かに拍手をした。

「ありがとう、マチルダ・・遠慮なくいつでも羽を休めに帰ってきてね・・では乾杯をカスミリーダー」とカスミに薔薇で微笑んだ。

シャンパンが注がれ始めた、私の分も蘭が注いでくれた。


「ご指名ですから一言・・マチルダ、今夜のマチルダの仕事を見て。

 驚きました、その容姿に頼らない会話を見て、反省させられたよ。

 私達が目指す会話のプロの1つの姿を見ました、最高の勉強が出来たよ。

 ありがとう、マチルダ・・マチルダと全員の今後の健康と発展を祈って。

 乾杯」


「乾杯」と全員笑顔で乾杯した、私は蘭とユリさんに挟まれて、マリアを抱いていた。

「でも、NY・ロス・ロンドン・パリと比べてもらえるなんて、最高ね」とサクラさんが微笑んだ。

「本当に、東京・大阪・中州辺りと、比べられてるのと訳が違うわね」とアイさんも笑顔で言った。

「あら、そろそろ銀座PGを考えていたのに」とユリさんが薔薇で微笑んだ。

「本気に聞こえますけど、ユリさん」と蘭が満開で微笑んだ。

「本気よ、その時はエースを借りますね」と蘭に薔薇で微笑んだ。

「私が駄目って言っても、行きますよ・・こ奴は」と満開で返した。

「結局、最高のメンバーを揃えそうだね、エースなら」とサクラさんも微笑んだ。

「私はいつでも行きますよ、自由ですから、開店の応援でも何でも」とカスミが蘭に不敵を出した。

「あら、私も当然付いて行くわよ、東京だろうがNYだろうが」と満開ニヤで返した。


「なんか、成功は確定しましたね・・望まれれば、私も行きますけど」とナギサが華やかに微笑んだ。

「当然、開店の応援には私も飛んで行きます、世界のどこからでも」とマチルダも微笑んだ。

「ありがとう、長い時間をかけて、完璧な計画を作りますね」と最高の薔薇で微笑んだ。

全員の最高の笑顔を見ていた、希望に夢を膨らます顔を。


「サクラさん、エミちゃんが将来外国に出るのを、どう思われますか?」とマチルダが真顔でサクラさんに聞いた。

「素晴らしい事だと思うよ、自分で決意して、道を決めて欲しいと・・今回のあなたの登場を、私は大歓迎してますから」と美しく微笑んで返した。

「ありがとうございます、あの子の感性と素質、日本で留まらないでしょう、そしてPGという環境がある限り、成長も加速し続けるでしょうから」とマチルダは微笑んで返した。

「エミは変化を始めました、エースが愛情を惜しげもなく、注ぎ続けてくれるから・・ありがとうエース」とサクラさんが微笑んだ。

『3人娘は本当に可愛いから、俺はエミに常に助けられてます、あの強い瞳が常に見てるから』と照れた笑顔で返した。

「エミちゃん、PG以外の女性とエースが絡んでると、怖い顔するしね~」と美冬がニヤで言った。

「そう言えば、リョウちゃんの時も怖い顔してました~」とシオンが追い討ちをかけた。

「りょう」とマリアが、私にマリア不敵を出した、初めて見た女性達が固まっていた。


「カスミ・・どう責任をとるんだい、可愛いマリアが」とアイさんがカスミにニヤをした。

「家の2人もやりだしたら、あんたが主人に侘びを入れてね」とサクラさんもニヤをした。

「マリア、かしゅみはこうでしょ・・こう」とニコちゃんカスミを出した。

「シオン」とマリアがニコちゃんで言って、「かしゅみ~」と言って不敵を出した。

「さぁ、どうするのかな、かしゅみちゃん」と蘭が満開で追い込んだ。

「銀河の奇跡ですから、きっと奇跡を見せるでしょう」と千秋が微笑み。

「谷間が使えないこの状況は、完全に不利ね」と千春がニヤで追った。

カスミが追い込まれて、困った顔を私に向けた。


『カスミは不適が最高なんだから、それをマリアに伝授したんだろ』と私が助け舟を出した。

「うん、そうだよ、どんな時でもマリアが頑張れるように」と輝きながら微笑んだ。

「エースは絶対、カスミは助けるんだから~」とユメがニヤで言った。

「ひいきだね、カスミだけひいきしてるね~」とウミもニヤで来た。

「さぁ困ったね、それじゃぁ、今のあんたが考える、次のPGの最高地点のイメージを述べよ」とナギサが微笑んだ。

全員が笑顔で私を見た、私は笑顔に後押しされて始めた。


『俺は、最近考えたんだけど、ユリさんの最大の望みって。

 それは本気で自分の位置を狙ってくる相手と、競いあいたいんじゃないかって。

 実は大ママから聞いたんだけど、アイさんもサクラさんも、過去に本気で挑戦していた。

 そして今夜ユリカに言われて確信したよ、最後のチャンスが蘭とナギサなんだって。

 俺は当然蘭の全力が見たかった、蘭を将来引退させるのに、心残りを残さないように。

 でもそれを考えた時に気付いた、蘭はその時はユリさんを狙うと。

 そしてナギサも狙うんだと、ユリさんを、そこで次の最高の状況が来ると思ってる。

 もちろん、ナギサはブランクがあるけど、今夜のユリカの話でナギサの可能性を上げたよ。

 もしナギサの内面の、ユリカとミコトが登場したら、どれほど凄いのかと思った。

 ユリカの聡明な知性と、ミコトのあの独特の余裕まで、ナギサが見せたら怖いとね。

 俺は思ってる、教えるのじゃなく、盗むのが基本の世界だから。

 9人衆は最高の盗む対象が出てくると、仕事だけじゃなく、女性としても。

 本気の蘭にナギサ、そして本気のユリさんが登場すれば。

 本気のサクラさんとアイさんも見れると思ってる、季節は12月前位からかな。

 12月の最高の時に、最高の状態を作れれば、良いと思ってるよ。

 そして俺は、最高の爆弾も用意している、本当に最強の爆弾を。

 ユリさんのOKはさっき貰ったから、後は本人達に交渉するだけ。

 絶対に投下してやるから、9人衆は瞬きもせずに見て欲しい。

 そして、最高の状況の最後の切り札、シオンを投入するよ。

 その頃にはね、感じて欲しいシオンを、最高の白い妖精を。

 次のPGのピークは、群雄割拠の中にある、競い合う中に咲く花。

 最高の年末を過ごして、希望溢れる新年を迎えて欲しい。

 こんな感じかな、俺の勝手なイメージは』


全員を笑顔で見て、マリアが寝たので立ち上がった。

「爆弾だけ教えて、でないと私達、今夜眠れないよ~」と蘭が満開で微笑んだ。

『リアンとユリカの一夜限りの復活、できればユリカはPGにも舞い降りてもらう』とニヤで返した。

静寂が支配していた、蘭の満開とユリさんの薔薇と、アイさんとサクラさんの笑顔が見ていた。

「本当に見せてくれそうな気がする、夢にまで見た最高の瞬間を」と美冬が微笑んだ。

「ユリカのPGまで行きますか、最高ですね・・あなたは引きずり出すんですね、絶対に満足をしないユリカを」と薔薇で微笑んだ。

「本当に見せて欲しいね、私とサクラでもあの当時見たくて見たくて切望した、最高のユリカを」とアイさんが微笑んだ。

「多分、あの当時より確実に何かが上がってる、ユリカを見せるよね、エースなら」とサクラさんが微笑んだ。

「そして、熱量が増したリアン姉さんが光臨すれば、その後最高の時は必ず訪れるんだね」と蘭が満開で微笑んだ。

「やばい、また体中がゾクゾクしだした」とカスミが輝きながら微笑んだ、9人衆とシオンの笑顔があった。

「シオン的に見て、リアンさんの可能性は、どの位あると思うの?」と美冬が聞いた。

「普通に考えたら10%だけど、エースが頼むんなら90%ありそうですね」とシオンがニコちゃんで返した。

「多分エースはユリカさんは100%の自信があるだろうから、見れるんだ!」と千秋が笑顔で言った。


「満足なんて、金で買う物の事だよって言葉・・響いたよ、そして今、そうだと確信したよ」とカスミが微笑んだ。

「そうなんだよね~、満足ってそういう物だよね~」と千夏も微笑んだ。

「満足が出来ない、最高の時を生きているって、事ですよね~」とマチルダも微笑んだ。

全員の笑顔で頷くのを見ながら、私は喜びを感じて、蘭の満開の微笑みに頷いた。


私は笑顔を残して、マリアをベッドに連れて行った、盛り上がる女性達の声を背に受けて。

度重なり来る波動が、ユリカの燃え上がる何かを示していた。

《ユリカ、今のユリカなら絶対に出来るよ、俺はどうしてもそれが見たい、ユリカを愛しているから》と囁いた、強い波動が一度来て、落ち着いた、了解したと感じていた。

私はマリアを優しく寝かせて、手を握っていた、天使の寝顔を見ながら。

そして、マリアにミホの話をした、誓いを立てる為に。

私の最も大切な覚悟のいる誓いは、全てマリアに立てると決めていたから。

『・・・だからねマリア、最後までミホに挑戦するよ、それが俺の生き方だからね』と微笑んだ。

可愛い天使の寝顔を見ていた、マリアを見て勇気が湧いてきた。


リビングに戻ると、いくつかの円が出来て、最高の盛り上がりを見せていた。

私は邪魔しないように、ソファーに座り、シャンパンを飲みながら夜景を見ていた。

「黄昏てるね~、明日はいよいよ噂の男なんでしょ」とマチルダが隣に座りながら微笑んだ。

『そうだよ、明日会わせるよ、本物にね』と微笑んで返した。

「カスミが明日の事、意識してて面白いんだけど」とマチルダが輝きニヤを出した。

『カスミは、豊兄さんのファンだからね』とニヤで返した。

「そうなんだ!それは楽しみだ~」とマチルダが嬉しそうに微笑んだ。

『マチルダ、リンダに伝えてね、リンダも疲れて休息したい時は、俺の所に来てと』と笑顔で言った。

「うん、必ず伝えるよ、そしてリンダもそうすると思うよ」とマチルダも輝く笑顔で微笑んだ。


「まちゅりゅだ、口説いてりゅ、りゃんのエーしゅ」と蘭がトロンで来た。

「蘭姉さん、可愛い~」とマチルダが最高の輝きで抱きついた。

「りゃんきゃわいい~て、ほめりゃれた」と満開トロンで言った。

『良かったね、りゃん』と笑顔で蘭に言った、最高の満開で頷いてマチルダを抱きしめた。


「見せてくれるんだね、リアン姉さんと、ユリカ姉さん」と華やかを撒き散らして、ナギサが反対側の隣に座った。

『必ず見せるよ、ていうか俺も見たいんだよ』と微笑んで返した。

「今の時点のあの2人、見たいね~、多分最高の何かを見せるよね」と華やかニヤを出した。

『うん、それにねナギサ、日曜日ミコトも招待したからね』とニヤで返した。

「うそ!ミコト姉さんに会えるんだ~、緊張するよ」と真顔で返してきた。

『ナギサ、まだ遠慮してるんだろ、魅宴にも顔出せよ・・ミコト待ってると思うよ』と真顔で返した。

「うん、そうするよ・・らしくないよね、私はナギサだよね」と最高の華やかさで微笑んだ。

『そうだよ、どこのナギサでも良いんだよ・・夜街のナギサなんだから』と微笑んで返した。

「うん、エースありがとう」と最高の輝きで笑った、私も嬉しくて笑顔で返した。

「あーあ、蘭は本当に仕事以外は弱いね~」とナギサも蘭の所に降りた、蘭は満開継続中だった。


「ユリカはあなただからOK取るとして、リアンの作戦はなんですか?」と薔薇で微笑みながら、ユリさんが隣に座った。

『リアンは絶対本気でやりますよ、俺はただシオンの為に、見せてくれと言うだけです』とニヤで返した。

「決まりですね、あなたがその台詞で言うのなら、決定と思って良いわね」と楽しそうな薔薇で微笑んだ。

「なるほどね~、最高の手段を用意してるのね」とサクラさんも来て、微笑んだ。

「決まりか~、本当にゾクゾクするわね」とアイさんも笑顔で来た。


『えぇ、ゾクゾクします、アイさんとサクラさんの本気が見れるから』と笑顔で返した。

「群雄割拠の戦国PGですか~、何度も何度も、夢に見ましたよ」とユリさんが最高の薔薇で微笑んだ。

「ユリさん怖いわよ~、蘭・ナギサ、充分覚悟をして挑みなさい」とサクラさんがニヤで言った。

「大丈夫でしょう、あのリアンとユリカが、認めた世代の代表ですから」とアイさんが2人に微笑んだ。

「はい、私は全部、1つ残らず出しますよ・・アイさんからもサクラさんからも、盗んだ物まで全部」と蘭が満開で微笑んだ。

「それプラス、リアンか~、そりゃ楽しそうですね」とサクラさんがユリさんに微笑んだ。

「そして、ナギサが見せるんだ、ユリカとミコトを・・面白いね~」とアイさんもユリさんに微笑んだ。

「なんか2人とも、虎視眈々って感じの顔ですね~」とユリさんも、嬉しそうに薔薇で返した。

「こんな楽しいゲーム、乗らない手はないですから、脇役はまっぴらです」とアイさんが癒しで微笑み。

「当然私も、2人の娘に、母親の最高の姿を見せますよ」とサクラさんも彫の深い、美しい笑顔で言った。


「やっぱり、ニヤニヤしてるねエース」とマチルダが突っ込んできた。

『うん、ばれた・・こんなに楽しい事はないから』と笑顔で返した。

「次々に、爆弾は用意してあるんでしょうね~」とサクラさんが微笑んだ。

『もちろん、最高の爆弾を多数用意しています、自分が楽しむためにも』とニヤで返した。

「結局、蘭がこの夏一番の、特大ホームランを打ったんだね、若草公園で」とアイさんが蘭に微笑んだ。

「最高のホームランでしょ、私もそう思ってます」と満開の笑顔で返した。


「五天女もそう思ってますよ、明日のミサキのデビューには、五天女を揃えましたから、エースが」と薔薇で微笑んだ。

「ハルカの時は最高のお父さんで、ミサキの時には五天女揃いですか~」とサクラさんが笑顔で言った。

後の9人衆が、静かになった、そして皆の視線を感じた。

『ミサキはやっぱり特別だから、俺の出来る事はしてやりたい、だからキングに同伴を頼んだんだよ』と笑顔で返した。

「梶谷さんが四天女を同伴して、デビューを飾る・・最高の舞台を魅宴にも用意するんだ」とアイさんが笑顔で言った。

「大ママを泣かすのが趣味ですもんね~、エースは」と薔薇で微笑んだ。


『今日も泣きましたよ、大ママ・・蘭とナギサがユリさんに挑戦状出したと教えたら。

 ユリは嬉しかったろうと言って、大ママ泣きましたよ。

 本当に素敵な人です、大ママは人間が果てしなく大きい。

 絶対に今の夜街で働いてる女性は幸せです、大ママとユリさんがいるから。

 女帝と呼ばれる、本物の女性がいるから』


隣のユリさんの薔薇を見ながら、笑顔で伝えた、心のままに素直に。

「蘭ごめんなさい、少し借ります」と言って私に抱き付いて、ユリさんが泣いていた。

私はユリさんを抱きしめて、薔薇の休息を感じていた、そして来ると思っていた。

最高の状態のユリさんも近いと、リアンとユリカを急ごうと思っていた。


「あ~あ、ユリさんを完全復活に導いたりょ、気合いりぇにゃいと」と蘭が満開で微笑んだ。

「いりぇにゃいと、じゃ入らんでしょう・・蘭」とナギサが華やかに微笑んだ。

「だりぇにでみょ、はにゃやか出すにゃよ~」と満開ニヤで言った。

「これは出るの、持って産まれた物だからね~」とナギサがニヤニヤで返した。

「あぁ、きゃしゅみの、無駄なきゃぎゃやきと同じもんだにぇ」と満開ニヤニヤで言った。

「無駄って・・無駄な輝き・・確かにあるな~」とカスミも酔っているのか、妙に納得した。

全員の笑顔があった、仕事を離れリラックスしている、最高の笑顔が。


私の腕の中の薔薇は泣きながら、心のギアをニュートラルに入れた。

今度の加速は1速から完璧に引っ張って、5速で最高記録を出すと言っている気がした。

今まで店の経営や、女性達の心の問題にまで気を配ってきた薔薇が、集中をしていた。

フロアーだけに全神経を集中すると、そして生きているステージが、まだまだ違うと教える為に。

その薔薇の満開の姿を見て、ユリさんも吸収していたのだと知らされる。

リアンの炎も、蘭の温もりも・・カスミの輝きまで、貪欲に吸収していた。

本当の本物のプロの姿を見せる、PGの3つ目の伝説の幕開けの為に。


私の提案をユリカは私の感じた通り、受けていた。


リアンも笑顔で了承してくれる、シオンのためだけでなく、蘭の為にも。


そして見せ付ける、圧倒的な炎と、繊細な水の凄さを。


ユリさんですら、震える・・2人の力は確実に増してると。


リアンもユリカも、PGと魅宴に立つ、そして見せ続ける。


月に2度だけ、最高のイベントとして開催される。


第一火曜のリアンと、第二水曜のユリカがPG恒例イベントになり。


第三火曜のリアンと、第四水曜のユリカが魅宴の恒例イベントになる。


遊び人の男達で、魅宴とPGが溢れる、どうしても隣で2人を感じたくて。


PGの燃える夏物語は、季節を凌駕して続く。


最高の場所で競えると笑う、若い大切な季節を賭けて挑むのだと。


その覚悟が伝わり、熱は上がり続ける・・限界は無いんだと。


満足などとは、所詮金で買う物なのだと・・叫びながら・・。









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