夢の段取
羊水の揺り篭に揺られていた、2つの細胞、母の子守唄を聞いていた。
選択の時、どちらかが生きる道を選んだ、そして強い心で実行した。
ユリカが、聡明で知的な女性になって当然である、厳しい選択を細胞の時に下したのだから。
天空の要塞の最上部、透明の女神の爽やかな笑顔があった。
「和尚様はマチルダを、どうご覧になられましたか?」とご機嫌笑顔のユリカが言った。
「目指してる世界が素晴らしいの~、そして付いている人間が最高峰におるね、ただ若さゆえ疲れちょったね」と和尚も笑顔で返した。
「どういう子なのかい?教えてくれよ、ユリカ」とキングが微笑んだ。
「先にやって来たのが、リンダと言う子でした・・・」ユリカはリンダの話をした、終始笑顔で。
「なるほどね~、どおりで輝きが違うと思った」とキングも嬉しそうだった。
「はい、素晴らしいです、リンダもマチルダも」とユリカも楽しそうに微笑んだ。
「結局、全てのきっかけは、小僧なんだよな」とキングが私にニッで言った。
『うん、俺にとっても、リンダは特別な出会いだった気がするよ』と微笑んで返した。
「お前のは、ほとんど全てを、特別な出会いにするじゃろが」と和尚がニヤで言った。
『和尚、俺・・マチルダを豊兄さんに、会わせようと思ってるんだけど』と真顔で聞いてみた。
「当然そうなるな、避けては通れまい、お前の心配は分かるが、お前が1番恭子を知っちょろう、大丈夫じゃよ・・恭子は」と笑顔で返してきた、私も笑顔で頷いた。
「小僧ちょっと待ってくれよ、豊って○○豊か?」とキングが言った。
『うん、さすがキング情報網広いね』と笑顔で返した。
「小僧、梶谷が助けてくれたんやぞ、去年のドラッグ売人潰し事件の時、豊を」と和尚が言った。
『キング・・ありがとうございました』私は嬉しくてキングを見て、立って深々と頭を下げた。
「やめろよ、仕事でした事なんだから・・て事は、お前が組に殴りこんだ小学生か、それで望月か~」とキングが笑った。
「ヤクザも馬鹿よの~、豊と小僧を相手にして、勝てるわけないのに」と和尚も笑った。
「どうしてなんですか?なんとなく分りますけど」とユリカが和尚に興味津々光線を出した。
「失うものが何も無い、そういう人間が一番強いんじゃよ。
それに豊と小僧は命すら平気で投げ出す、生き方を貫く為ならね。
その覚悟が本物じゃかい、豊は小僧を可愛がるんだよ。
自分の持って無い物を、常に見せ続けてきたからの。
結局、小僧は殴りこみに行って、豪勢な食事をご馳走になって。
好きな人間と友達になって、帰ってきよったから。
豊はある意味では、小僧に憧れてる、自分を変えてくれた人間やからね。
あの春雨の日、ワシが母親に引き合わせ、小僧の所に行った時。
豊は土下座する小僧の背中を見て、ワシにこう言ったよ。
和尚、俺は運の良い人間なんだね、全てを託せる人間に出会えた。
そう言ったよ、ワシもあの土下座を見てそう思った。
小僧、自信を持て、今この現状のお前を、豊は認めておる。
豊は最後まで貫いて欲しいと思っておる、お前の生き方をな。
運が良いのは、お前の方ばかりで無かった、豊も運が良かったんじゃよ。
小僧、最後に教えとくぞ・・蘭という女性を選んだことを。
豊はなにより、喜んじょったぞ、最高の相手じゃと」
和尚は笑顔でそう言った、キングもユリカも嬉しそうに、私を見ていた。
『うん、和尚ありがとう、俺はやっと最近、自分が間違ってなかったって思えてるよ。
沢山の経験も、沢山の友を見送った事も、間違って無かったって。
もう少ししたら、ミホとの事も自分の中で、和解できそうだよ。
そしてもう一度、いや何度でもミホにチャレンジする。
あの時は守ってやれなかったけど、今なら違うやり方も出来る。
俺は必ずミホを引きずり出す、今も尚、全てを閉ざしたミホを。
そのままに出来ない、俺の愛は不変だと思い知らせてやる。
あの時の奴らに、何も分ってなかった、あいつらに。
人の心は机上でどんなに勉強しても、無駄だともう一度教えてやる。
理屈で理解できるような物じゃないと、必ず照明してみせるよ。
それが俺の経験の【意味】だから、絶対に成し遂げる。
ヒトミと約束したから、最後の言葉で固く誓ったから。
俺には最高の教師達が付いてるから、常識の外で良いと言ってくれるから。
大勢の素敵な女性達が教えてくれる、愛の形は色々あるんだと。
それで良いんだって、強い意志で教えてくれるから』
3人の笑顔を見ながら、笑顔で言った、気分が快晴に戻っていた。
ユリカが強く手を握って、私に爽やかに微笑んで、もう一度手を強く握った。
キングが支払い、和尚と礼を言って、ユリカに見送られ通りに出た。
日曜日の約束を、キングと和尚と交わし、PGに戻った。
満席状態が続いていた、熱が高かった、最高の熱に包まれていた。
私はマチルダを探した、蘭と魅冬と3番に座っていた。
最高の輝く笑顔を見せて、老人達の笑顔を作っていた。
「マチルダちゃん、凄いです」とニコちゃんシオンが、コーラを持って来た。
『本当だね、でもシオンも綺麗になったね』と笑顔で返した。
「先生、シオン絶対やりますよ・・エースが1から作ってくれた、最初の作品として」そう微笑んだ、ハッとするほど美しかった。
『うん、期待してるよ、シオンは先生にとって、特別だからね』と笑顔で返した、シオンもニコちゃんで頷いて、持場に戻った。
「ふ~、あれでまだ本当の姿じゃないのか、蘭姉さんとナギサ姉さん」とカスミが不敵で言った。
『まだまだだよ、でもさすがカスミ、付いて行けてるね』と笑顔で返した。
「楽しくてしょうがないよ、気持ちが治まらない、全部吐き出したい最高の気分だよ」と輝く笑顔で言った。
『吐き出してしまえば、また新しい何かが産まれるよ・・ユリカみたいに』と微笑んで返した。
「うし、そうなんだよな・・やってみせるぜ」と不敵で言って、戦場に戻った。
蘭とマチルダが休憩に、歩いて来た、2人とも怖い位の、充実した輝きに包まれていた。
「マチルダ、最高だよ・・ユリさん欲しくてたまらないみたい」と満開で微笑んだ。
「えっ、そうなんですか、嬉しい~」とマチルダが最高の輝きで微笑んだ。
『マチルダが、その最大の武器に頼らないから、そこが素敵なのさ』と微笑んで返した。
「それで、ユリカ姉さんの変化のイメージ、今何%の地点なの?」蘭が満開ニヤで言った。
『まだ、10%行ったかな~、その位だよ』とニヤニヤで返した。
「よし、最高に楽しくなってきた、行くよマチルダ」と満開で微笑んだ。
「はい、どこにでも・・蘭姉さん」と嬉しそうな笑顔で、2人で扉に消えた。
「あれで・・10%なのかい!」とナギサが華やかニヤを出した、輝きが完全復活を示していた。
『さすがナギサ、輝きが戻ったね』と笑顔で返した。
「ユリカ姉さんに、あんな最高の激励をされれば、戻れるよ」と最強華やかに微笑んだ。
『狙って見せてよね、ユリさんを・・全てを使って』と真顔で返した。
「倒れたら、添い寝してくれる?」と微笑んだ。
『もちろん、あの時、腕を掴んだ時から、最後まで見ると決めたから・・ナギサの事を』と微笑んで返した。
「よし、ありがとう・・これで怖いものはないよ」と華やかに輝いて、扉に消えた。
私はナギサを見送り、イメージを修正していた、PGの次に来る最高のイメージを。
それをやって、シオンに断って、ミチルの店に向かった。
ミチルの店はBOX一組、カウンターに2人組みと単独客が1人いた。
私はいつものカウンターの隅に座った。
ホノカともう1人の女性がBOX、カウンターに女性が1人で相手にしていた。
「はいどうぞ、ミチルママ、すぐ帰って来るから」とカウンターの美しい、20代後半の女性がコーラを出してくれた。
『ありがとう、ミチル、サボリ癖がついたね』と笑顔で返した。
「うん、梶谷さんをありがとう、最高の経験だったよ」と笑顔を残して、お客の元に戻った。
「あら~、嬉しい子が来てるね~」とミチルの声がした、振向くと団体を連れて来ていた。
『絶好調だね、ミチル・・忙しそうだから連絡事項だけ。
今度の日曜の午後12時から、PGで外人さんの送別会をかねて。
パーティーがあるんだよ、今日はミチルとホノカを招待しに来たんだ』
ミチルに微笑んだ、ミチルも嬉しそうな笑顔で頷いた。
「嬉しいね~、参加させてもらうよ、ホノカにも繋いどくよ。
ホノカ達の称号、【銀河の奇跡】最高だよ、本当にありがとうね。
あれ以来、ホノカ目の色が変ったよ。
リョウの件も驚いたよ、さすが最後の挑戦者、楽しませてくれるね」
笑顔のミチルに笑顔で返して、店を後にした。
魅宴に行くと、事務所で大ママとハルカとミサキが休憩をしていた。
『大ママすいません、不束な娘が迷惑かけてませんか』と笑顔で言った。
「全然、ハルカに教える事なんて、あるのかね~」と笑顔で返された。
「大ママ、既に沢山の物を、教えられました」とハルカが微笑んだ、大ママも嬉しそうに笑顔で返した。
『大ママ・・リョウにはこの前、ばったり会った時に誘ったんだけど。
今度の日曜の12時から、今PGに来てるマチルダの送別会をかねた。
パーティーを開くんです、大ママとミサキと出来れば、ミコトを招待したいんだけど。
リョウは来るって言ってたから、どうでしょう?』
笑顔の大ママに、笑顔で言った、ミサキも笑顔で見ていた。
「もちろん、ご招待受けますよ・・ミコトには話してみるね、多分行くよ最近PGを意識してるから」と大ママが笑顔で言った。
『ありがとう、良かった~、ミコトはPGの女性と、お互いに良い刺激になると思うよ』と微笑んで返した。
「ナギサが焦るよ、まだどっかで遠慮してるみたいだから」と大ママがニヤをした。
『大ママそれはさっき解決したよ、実はユリカが・・・』ユリカがナギサに言った台詞を、大ママに話した。
「エース・・本当にありがとね、嬉しくてたまらんよ、ユリカの変化が激しくて」と大ママが笑った、瞳が潤んでいた、私は笑顔で頷いた。
「確かに、ミコトさんPGにはいないタイプだね、そしてリョウさんも凄い」とハルカが微笑んだ。
『でしょ、俺のイメージじゃナギサが内包する、ユリカとミコトを出したら。
今夜出した挑戦状も、案外勝つかもと思ってるよ』と笑顔で返した。
「ナギサ、蘭に挑戦状を出したのか!」と大ママが驚いて言った。
『大ママ冗談言ったら駄目だよ、復活したナギサだよ、挑戦状を出す相手は1人でしょ』とニヤで言った。
「まさか!・・ユリに出したのか」と大ママが私を凝視した、私はニヤニヤで頷いた。
「夕方、蘭姉さんも正面切って、ユリさんに挑戦状を出しました」とハルカが微笑んだ。
「なんて事なんだろう、ユリ・・嬉しかったろうに」と言って、大ママが一筋の涙を見せた。
ハルカもミサキも、笑顔でその優しい涙を見ていた。
私は大ママに笑顔を返して、ハルカとミサキに手を振って魅宴を出た。
通りを歩きながら、ジンは明日の早い時間に店に行こうと思っていた。
そのままユリカの店に、何も考えずに行った。
カウンターの隅で、気配を消してユリカを見ていた、美しく輝いていた。
「またママに、魔法をかけたでしょ~」とユリカの店の若い可愛い女性が、コーラを出しながら微笑んで。
『うん、少しマハリクしといた』とニヤで返した。
「それで隠れて、偵察してるんだね」と笑顔で言って、お客の前に戻った。
私は飾ってある、大きな花に隠れながら、ニヤニヤでユリカを見ていた。
ニヤニヤの視線に気付いて、ユリカが私を見た、私は慌ててニヤニヤをやめた。
「最近、危ない趣味に走ってるの?」とユリカが私の隣に座って、爽やかニヤで言った。
『さっきの和尚の話が嬉しくて、ユリカを見に来たの・・美しいユリカを』と笑顔で返した。
「私も本当に嬉しかった、それをマリアが繋いでくれた事も」と爽やかに微笑んだ。
『俺もまた、マリアに驚かされたよ』と真顔で返した。
「なに言ってるの、マリアを覚醒し続けさせてるのは、あなたなのよ。
マリアはあなたの存在を感じると、凄く穏やかな精神状態になるの。
だからその秘めたパワーを、出し切れるのよ。
それに今は、シオンも側にいるから。
マリアにとっては最高の環境になってる、そしてマチルダも来てるし」
ユリカが私を見ながら微笑んだ、私も微笑んで返した。
『ユリカ、一応聞いとくね、明日の夕食大丈夫だね』と微笑んで聞いた。
「もちろん、その代わり午前中は来ないから、あなたも忙しいでしょ」と爽やかに微笑んだ。
『うん、明日は豊兄さんの所に行くから』と微笑んで返した。
「忘れずに、日曜日誘っといてね、私も会いたいから」と爽やかニヤを出した。
『またニヤする、ユリカ意地悪考えたね』とウルウルで返した。
「最高のパーティーになりそうね、あなたの火達磨パーティーに」と爽やか最強ニヤできた。
『俺もそんな、気がしてきた』とウルウルで返して、席を立った。
エレベーター前で、ユリカに手を振って別れた。
PGのフロアーは終演前だというのに、満席で熱は上昇していた。
ユリさんが凄かった、歩くだけで気品有る輝きが尾を引いて流れ。
薔薇の笑顔に、絶対的自信と余裕を感じた、ユリさん見るとミコトはまだまだやな。
そう思って、片付けを始めた、シオンはニコちゃんでサインを繋いでいた。
《シオン、さすが長距離ランナー、体力あるよな~》と関心していた。
今夜も全員完全燃焼で、夜は盛り上がるだろうな~、と思っていた。
終演を迎えたとき、9人衆は最高の笑顔で、控え室に向かった。
マチルダも蘭もナギサも最高の笑顔だった。
ユリさんが、私の所に来た、充実感を漂わせて。
「ユリカの話、素敵な話でしたか?」と薔薇で微笑んだ。
『はい、感動しました、ユリカも大喜びでした、ユリさんには話すでしょうから、お楽しみに』と笑顔で返した。
「楽しみですね~、そしてもう1つ質問・・今回のリアンとユリカの店の研修、もう1つの狙いは」と悪戯っ子を出した。
『リアンとユリカの精神的な余裕、いつでも休めるという。
レンとハルカとミサキがいつでも、フォローに行けるという。
そして俺は最終的に、一度で良いから、リアンのPGとユリカの魅宴が見たい。
蘭とナギサ以降の世代の者達に、見せてあげたい。
難しい事だと思ってたけど、今夜のマチルダ研修で少し期待をしました。
案外ユリさんも、大ママも楽しんでくれるのではと。
どうでしょう、ユリさん?』
最高のユリさんの薔薇の笑顔を見ながら、笑顔で言った、最強の波動が返ってきた。
「最高ですね、もちろんリアンのOKを取れば、私はいつでもOKですよ・・多分大ママも」と薔薇で微笑んだ。
『今夜のユリカを見たら、案外ユリカは受ける気がします』と笑顔で返した。
「あなたが今でも、挑発してますからね~・・その時は見に行きますよ、伝説の魅宴のユリカを」と最高の薔薇で微笑んだ、強い波動が何度も来た。
ユリさんが控え室に消えて、TVルームに戻り、エミの荷造りをしていた。
その間も何度も波動を感じた、《ユリカ、考えてるね》と囁いた。
最強の波動が帰ってきて、強く押された。
サクラさんが来て、エミの荷物は明日取りに来ると言って、私がエミを抱き上げた。
サクラさんをタクシーまで見送り、TVルームに戻った。
ユリさんが来て、全員出るところだった。
私がマリアを抱いて、蘭とユリさんとマチルダとタクシーに乗った。
「しかしマチルダちゃん、こんなに欲しい人材も、中々巡り会えませんよ」と薔薇で微笑んだ。
「ありがとうございます、嬉しいです・・土曜日もう一度入らせてもらいます」と輝きながら微笑んだ。
「土曜日は、最高に楽しいよ、がんばれマチルダ」と蘭も満開で微笑んだ。
「蘭、ユリカ見て衝撃だったでしょう」とユリさんが蘭に微笑んだ。
「ぶっ飛びました、まさかあんな感じで、あそこまで美しくなるのかと」と蘭も満開で微笑んだ。
「エースの告白で、もう一段上がりましたから」とマチルダが輝きニヤを出した。
「告白、今教えないと・・全員に教えないといけなくなるよ」と蘭が前に座る私にニヤをした。
『大した話しじゃないよ、俺がユリカを想って、隠す為に・・・』私はもう一人の自分の話をした。
「本当に・・常に素敵過ぎる話をしますね」と最高の薔薇で微笑んだ。
「うん、あんたは絶対なんとかすると想ってた、そして一度だけ言わせて。
ユリさんとマリアの出生の事、本当にありがとう。
私は今まで生きてきて、この話しが1番嬉しかった。
ヒトミちゃんの話も聞いてたから、最高だったよ。
本当に夢を見せてくれて、ありがとう、幸せだった」
蘭が完璧な青い炎で包んでいた、私は顔は見えないが、その温もりで満開であると感じていた。
『蘭、ありがとう、ユリさんにも言ったけど、俺も最も大切な試験には合格したと感じたよ』とマリアを見ながら言った。
後の3人の笑顔を感じながら、マリアの天使の寝顔を見ていた。
私で覚醒するとユリカが言った、大切な天使の寝顔を。
私はマリアの出生のこの話は、やはり照れ臭かった。
自分では忘れていた、出来事だったし、ただ採血しただけだったので。
しかしユリさんの、私に対する物は完全に変った。
常に私を見てくれるようになった、そして私の考えを引き出し助けてくれた。
私の今後の成長にとって、どれほど効果があっただろう。
ユリさんが側で見てる事で、逆に手が抜けなくなった。
それが更なる成長を加速させる、ミホに向かう気持ちにさせる。
私は常にユリさんの、喜びと驚きが見たくて、必死に考える。
そしてリアンが、銀の扉から現れる日が、迫ってきていた。
どこかで9人衆が、全員イメージしていた日が。
その熱い炎で全てを焼き尽くす、力は上がってるんだと微笑む。
蘭もナギサも衝撃を受けて、そしてもう一段上がるのだ。
そして魅宴にも舞い降りる、透明の女神が。
伝説の魅宴の百合香が登場する・・衝撃を連れて。
ミコトがリョウがミサキが凍結する、全くの別世界に棲む者に。
PGの夏の伝説は中間地点だった、どこまでも行くと主張し続けていた。
熱は冷めないと・・諦めないのだからと、叫んでいた。
女性に生まれて、女性として勝負できるのが嬉しいと、叫んでいた。
全員が・・集中して・・心を揃えて・・・。