紅白歌合戦を見た
僕は大晦日には紅白歌合戦を見る派である。最近はそれにあまり拘泥しない人も増えてると思うが、僕はむしろ近年、敢えて見るようになった。というのも、結構、知らないアーチストが出てくるからである。これは明らかに「最近の人は判らん」と言ってた、昔のオヤジと同じパターンかも。
けど、考えてみると、子供の頃は子供の頃で知らない歌手ばっかりだった。ランキング番組で出てくるようなアイドルは知ってても、紅白でしか見ないような演歌歌手が昔は結構出てたものだ。そういう歌手を「ふ~ん」と我慢して見て、知ってるアイドルが出てくると身を乗り出してみる。それが紅白の見方だった。
それが最近は、アイドルの方が判らない。今年なんかもKポップ系のグループが多くて、よく判らなかった。けどぶっちゃけ、元ジャニのNomber.iがよかった。Kの男グループの連中は化粧濃すぎてちょっと……。そんなに化粧してなくても、素でカッコよかったNomber.iが光ってたよ。あ、けどDa-iceの赤い髪のボーカルは凄いいい声だった。抜群だったな。
こっちのけんと、も良かった。僕、この人は知らなかったのね。けど楽曲が凄く良くて、俄然、興味を持った。……と、思ったら、ネットニュースで『しばらく活動休止』って出ててビックリした。えー、なんで? これからってところじゃん、今、紅白出て知名度上がったところで、これからさらに飛躍の時期じゃないの? とか思ったんだけど……どうやら躁鬱病らしい。そうなのかあ。
それから、やっぱりB.zかなあ。どうこう言っても、青春をささげたアーチストだわ。新曲はそんなに…だったけど、後の二曲はちょっとね……あれは反則でしょ。もう、燃えたわ。年をとっても、やっぱり稲葉くん、カッコいい! とか思った。声も衰えてなくてよかった。
しかし衰えてないと言えば、アルフィーがとにかく化物だと思った。いや、桜井さんの声、どうなってんの? ほんと、この人変わらずの美声だわ。なんかね~、年をとってもいいんだけど、こういう風に年を取りたい。カッコいいまま年を取りたい。つくづく、そう思いました。
あ、今年一番見たかったのは、Creepy Nutsだったんだけどね。