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第29話 お出掛け

「お兄ちゃん、明日車出して。」




妹に昨日そういわれた、なんでも事務所でしかできないコラボをやるらしい。


それに、妹に頼まれたら断れるはずもなく。




「じゃあ、お兄ちゃん、Rainbow虹色の Trajectory軌跡の東海支社に私を送ってよ。」




「はいはい、わかったわかった、送り迎えはしてやるよ。会社の中まで入る必要はないんだろ?」




「うーん、どうだろう。まぁ、必要なら呼ぶね。」




「あいよ。」




と、わざわざ自宅から一時間の場所まで送る羽目になったのだ。




______________________________________





どうしよう、妹という話し相手もいない、エゴサも飽きたし何もすることがない。




かといってこの近くに友人が住んでいるわけでもなければ別にゲーセンとかに言って無双したいわけでもない。




ならなにをしようかな、うーん、そうだこの近くにTokosukoがあるじゃん自分名義でエグゼクティブメンバーに登録してあるからね、いろいろ買っちゃお。




まず、母親に




         ”ひまだからトコスコに行くけど何か買ったらいい者とかある?”




”あ、じゃあプルコギと安かったら唐辛子ツナ買ってきて。”




                                ”わかった。”




ということで、親に言われたの以外は自由に買おうじゃないか財布は潤ってるからね。




______________________________________





いやぁ、買いましたわ、普段からクーラーボックスを車の中に入れておいてよかった、肉とか魚を買ったからね、いやー危うく終わるところだった。




例えば肉が腐ったり魚が腐ったりねぇ。




あと、ホットドッグ美味しかった。一応妹の分も買ってあるけど熱いかどうは知らない。




そんなことをしながら、待っていると電話がかかってきた。相手は、妹のようだ。




電話を取ると




『もしもし、お兄ちゃん。早急に事務所に来てね。お願いね♪』




『分かったよ。すぐに行く。』




それだけで電話を切った、これだけで俺たち兄妹は通じ合えるのだ。




そしてその後事務所から一番近いコインパーキングに車を停めて事務所に行き、そして入った。




そしてそこに妹はいなかったので受付の人に聞いてみることにした。




「あの、すみません。ホワダイ、本名神坂麗華の兄なんですけど…」




「あ、はい。ホワダイさんのお兄様ですね。ホワダイさんならおそらく第二配信室にいると思います。あと、あぁ配信は終わってますね。では付いてきてください、ご案内します。」




「わかりました。お願いします。」




そしてその第二配信室だろうか、その部屋の前に着くと中から談笑が聞こえてくる、男女合わせて数人いるように思える。




「ホワダイ様、お連れ様をお連れしました。」




「ん?あぁ、お兄ちゃんね入って入って。」




扉が開き催促されて中に入ると絶句した、私服のセンスが絶望的な奴だったりイケメンだったり美少女だったりいかにも馬鹿そうなやつだったりと色々いた。


まさに魔境いや混沌カオスと表現するしかないかのように。




「さーて、妹よ。俺は夕飯の用意をしなくちゃならん。だから、一人で帰るか車で帰るか選びな、因みに夕飯に遅れると飯抜きだからな。」




「あ、ちょっと待って!みんなごめん、私もう帰るね。」




「わかった。」「はーい。」「じゃあな。」




などの言葉が聞こえてくる。




「じゃあ失礼しました。」





その後は何事もなく帰った、帰る途中に目を輝かせながら意気揚々と今日にあったことを話す妹を見てとても微笑ましく思った。




帰ったらトコストパーティーでガーリックライスとプルコギどんが美味しかった。



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