誰かに必要とされたい人生だった
そう思うのはいつだって
一人ぼっちでいる時だ
狭くて暗くて寒々しい
そんな自室で一人きり
ただただ時間を浪費する
空虚で無価値な時だった
一人が嫌いな訳ではない
どちらかと言えば好きなほう
他人の為に生きるより
自分の為にだけ生きていたい
そう思うのが偽りない
自分自身の本音です
それでもどこかで求めてる
人との関わり触れ合いを
哀れな僕を受け入れる
優しく甘いそんな人
いつか現れてくれないか
努力もせずに願うだけ
ありふれていてつまらない
益体もない夢幻
一人きりでいる時は
つい考えてしまうから
もう遅いかもしれないが
こう思わずにはいられない
誰かに必要とされたい人生だった