✒ 護衛の依頼 1
セロフィート
「 ミグリさん、何を見てます? 」
ミグリ
「 ……依頼…です… 」
マオ
「 あぁ……依頼か。
今は護衛が殆んどだよ 」
ミグリ
「 護衛……何するの? 」
マオ
「 ≪ 町 ≫を出て、他の≪ 集落 ≫≪ 部落 ≫≪ 村落 ≫≪ 里 ≫≪ 町 ≫≪ 街 ≫≪ 都 ≫≪ 王都 ≫へ向かう依頼主が安全に移動出来るように守るんだ。
フィールドには怪物が跋扈してるだろ。
突然出現したり、遭遇した怪物とまともに戦えるのは、戦闘経験のある傭兵や冒険者なんだ。
戦う術を持たない人達は遠出をする時は安全な旅が出来るように必ず、傭兵や冒険者に護衛を依頼するんだよ 」
ミグリ
「 ……難しい? 」
マオ
「 そうだな。
興味本意や軽弾みな気持ちで受ける依頼じゃないよ。
依頼主の安心と安全を確保して、あらゆる危険から依頼主の命を守らないといけないんだ。
勿論、依頼主に怪我を負わせるなんて御法度だ。
冒険者ランクと冒険者レベルの低い冒険者は受けれないし、5人以上のパーティじゃないと受け付けで受理してもらえないよ 」
ミグリ
「 ……4人しか居ない… 」
マオ
「 そうだな、4人しか居ないから護衛の依頼は受けれないな~~ 」
セロフィート
「 ふふふ…。
ミグリさん、〈 S・G 〉は5名でなくても護衛の依頼を受けれますよ 」
ミグリ
「 ……どうして…ですか? 」
セロフィート
「 〈 S・G 〉は冒険者ランクSSSだからです。
今迄の実績もありますし、ギルドマスターからも認められてます 」
マオ
「 相手にするのは怪物だけじゃないけどな 」
オリバー・デグンス
「 マオ師匠、怪物以外にも居るんですか? 」
マオ
「 人間だよ。
野犬や野良狼,獣とも遭遇する事もあるけど、盗賊,山賊とか──人間を相手にする事も多いんだ。
元騎士,元兵士,元傭兵,元冒険者,元農民,元商人とか──色んな奴等が色んな事情で盗賊,山賊に成り下がって悪事に手を染めてるんだ。
戦闘経験のある盗賊,山賊だと相手をするのは厄介だな 」
オリバー・デグンス
「 護衛依頼を達成させるのって難しそうですね 」
マオ
「 そうだな。
状況や場合によっては、盗賊,山賊を殺さないといけない時もある。
セロは兎も角、オレは人殺しなんて慣れてるけど、オリバとミグリにはあんまり体験させたくない事だな… 」
オリバー・デグンス
「 人殺し……。
マオ師匠は人を殺した事があるんですか? 」
マオ
「 今は冒険者をしてるけど、オレの本業は守護衛士だからな。
依頼主を守る為に盗賊や山賊なんて、飽きるぐらい殺してるよ。
依頼主に悪さする同業者を始末した事だって普通にあるしな~~ 」
オリバー・デグンス
「 同業者…ですか?
それってマオ師匠と同じ守護衛士ですか? 」
マオ
「 そうだよ。
依頼主は守護衛士の評判を信じて、守護衛士を信頼して依頼をして来るんだ。
依頼主に不敬を働く,傷付ける,裏切る,危害を加える,脅す,恐喝する,襲う──なんて事は御法度だ。
守護衛士に対する信用を損なわせて、信用を失わせるような事をする悪徳守護衛士をのさばらせておくわけにはいかなかったからな 」
セロフィート
「 守護衛士もピン ~ キリまで居ましたからね 」
マオ
「 そうだな。
守護衛士は≪ 都 ≫にしか居なかったし、兵士や騎士より強くないとなれない職業だから、試験に合格する倍率が高くて厳しかったんだ。
試験に合格して守護衛士になれたら、天下を取ったみたいに勘違いしてデカい顔する奴等も居たからな~~。
大体、態度のデカい横柄な守護衛士ってのは強い奴に限って多かったよ 」
オリバー・デグンス
「 そういう所は、冒険者や傭兵と変わらないんですね… 」
マオ
「 あははっ、確かにな!
時代や≪ 大陸 ≫が違っても大して変わらないよな 」
セロフィート
「 守護衛士として活躍していたマオと出会った頃が懐かしいです 」
マオ
「 そうだな~~ 」
セロフィート
「 当時のマオも16歳でした。
今のオリバさんより強かったですよ 」
オリバー・デグンス
「 今の僕より…ですか?
マオ師匠って本当で強かったんですか? 」
マオ
「 当たり前だろ~~。
守護衛士は依頼主を危険から護衛するのが仕事だからな。
オリバだって日々の鍛練を怠らなければ、今より強くなれるよ 」
オリバー・デグンス
「 ──はいっ!!
精進しますっ!
…………あの、盗賊や山賊なんかは殺さないで捕まえたりはしないんですか? 」
セロフィート
「 しますよ。
捕まえなければアジトへは行けませんし 」
オリバー・デグンス
「 アジト…ですか? 」
セロフィート
「 アジトへ行き、全員眠らせ、有り金を全て頂きます。
眠らせた彼等は全員、ワタシの可愛いペットの餌にします 」
オリバー・デグンス
「 可愛いペット…ですか??
セロフィート師匠は、ペットを飼ってるんですか? 」
セロフィート
「 ふふふ。
人間が大好物の可愛いペット
マオ
「 ははは……。
真
懸賞金が掛かってる奴は連行するけど、それ以外の奴
生かしとくと悪さするし。
偶
オリバー・デグンス
「 …………容赦しないんですね… 」
マオ
「 そう、だな。
溜め込んでる有り金
オリバー・デグンス
「 …………師匠達に目を付けた盗賊や山賊は生き残れませんね…… 」
マオ
「 まぁ、そうなるよな~~。
働いて路銀を調達する必要がないから楽
倒しても勝手に増えるから、狩り甲
セロフィート
「 最近は盗賊も山賊も大人しいのか、依頼には上がって来
マオ
「 あ~~確
アジトを潰し過ぎたかな? 」
セロフィート
「 折角ですし、護衛の依頼を受けてみましょう 」
マオ
「 うん!
オリバとミグリに護衛体験してもらおうよ!
≪ 町
オリバー・デグンス
「 護衛依頼…… 」
ミグリ
「 ……受けたい 」
セロフィート
「 ≪ 町
社会見学も兼ねて見
マオ
「 そうだな。
≪ 町
オリバー・デグンス
「 一寸
セロフィート
「 1番近い≪ 村落 ≫への護衛依頼を受けましょう 」
オリバー・デグンス
「 幾
セロフィート
「 依頼主
同じルートの護衛依頼があれば受けても良
護衛依頼は1件ずつ受けるのが基本です 」
オリバー・デグンス
「 そうなんですね… 」
マオ
「 〈 S
本来はパーティ数5名以上で受けるものだからな。
1度に複数の護衛依頼は受けれないんだよ 」
ミグリ
「 初めての≪ 村落 ≫…… 」
セロフィート
「 受付嬢さんに受理していただきましょう 」
セロは護衛依頼を〈 S




