6
今回意識したい
・破綻の最小化
・段落の改行
5のあらすじ
ヒロイン調子に乗る→指南役に凹られる→ヒロイン自身は気づいていないが超強くなってる?
6
あの後、指南役に
「これからは森で魔物を狩る『実践訓練』をしたら良いよ」
という言葉をいただいたので、今私は森に来ている。
なんにせよ『実践訓練』という響きが良いな。前世では一回もそんなことしたことなかったし、もちろん指南役に勧められたこともなかった。
順調じゃないか?! ええ? どうですかコメンテーターのフィリスさん。
―――――
フィリスと、声色を変えたコメンテーターのフィリス(同一人物)の掛け合い:
「そうですね。かなり順調なのではないでしょうか」
「なんていうんですか。こう、目に見えて前世よりも難易度の高い訓練を勧められている」
「確かに!」
「こういう客観的に見て進歩がある状況は『確実に順調だ』という判断を支えてくれています」
「そうだもっとやれ!」
「客観的な進歩といえばもう一つ、もうスキルも6つ取得しているということもあるでしょう」
「照れるなぁ~」
「この調子で『前世の死亡フラグ』を折っていくいく事ができるのでしょうか、今後の活躍が見ものです」
「……」
―――――
……。
忘れていた。
現在進行形で死亡フラグが立っているのだった、まぁ細かい事は謎だが
1)強くなって、国民皆剣技大会で男装がバレないようにする
2)強くなって、バレたとしても力でねじ伏せる
というのが今の方針だった。
考えすぎても良くないので、何か別の選択肢を思いついたら、またその時に考えよう。
「実践訓練~♪ くんれ~ん~」
ゴミみたいな歌詞を口ずさみスキップしながら、フィリスはどんどん森の奥へ進んでいくのだった。
道端の、朽ちて打ち捨てられた看板には
――警告 この先、立ち入り禁止。
と書かれていた。
† ヒロインスキルの現在
パッシブスキル【剣の神髄】:
剣に関わるあらゆるスキルの習得が容易になる。また、これによって習得したスキルの熟練度も大幅に上昇しやすくなる。
パッシブスキル【正眼の構え】:
正眼の構えが崩されにくくなる。
パッシブスキル【コンティニュアススキル】:
スキル硬直及びそれ以外のいかなる要因も含め、スキル使用の連続性を高める。全アクティブスキル対象。
アクティブスキル【振り下ろし21/∞】:
振り下ろす速度上昇、威力上昇。振り下ろし後の硬直時間を短縮。
アクティブスキル【瞬剣 55/∞】:
四方へ瞬間的に移動する。移動後は硬直を挟まず、アクティブスキルを使用できる。(修正前「他のアクティブスキル」を修正後「アクティブスキル」に置き換え)
アクティブスキル【回転切り 30/∞】:
剣を振り回すだけでそれっぽく見える。
※1/∞は、1が現在の熟練度、∞が潜在的に到達可能な熟練度の最大値を表しています。
色々考えていたら時間が無くなり
今日の投稿は、短めです。
実は、考えていたのは「 才能 VS 努力 」のことで、
ヒロイン視点で書こうかと思っていたら
私視点になって没になりました ( ゜Д゜)
でもせっかく考えの整理までつけたので
「雑記」として別途アップロードしておきます。
興味があれば閲覧ください(笑)




