どんぶりみたいなもの
章の振り替えの為章を削除します。
話の流れは変えずに、フォーマット、文章の追加を行いました。
ちなみに彼女たちは不死身だ。
本体は異界にあるので。
ただ、強制消滅させられると。
こっちにくるのに少し時間がかかる。
そして。
今日はどんぶりみたいなものをもらってきた。
何に使うかというと。
サラスが言った。
「どうやら言ってたものはもらってきてくれたようね。」
バラスが言った。
「あの早く入れてください。もう、じらさないでください。」
バラスは我慢できないみたいだ。
そんなに時間がかからないのに困ったやつだ。
俺は言った。
「しばらくおまちを。」
力を使ってお湯をそそぐ。
あまりあつくせず。
そして。
しきりみたいなものを置いてあげる。
バラスがかわいらしく言った。
「見ちゃだめですよ。」
かわいいな。
サラスがビシッと言った。
「見ないように。」
女王様ですか。
俺は彼女達を安心させる為に言った。
「大丈夫ですよ。」
使い魔との信頼関係も重要だ。
彼女たちが風呂に入るみたいだ。
よく考えたら。
でっかいやつがあれば風呂に入れるなって。
この体で入って気持ちいいんだろうか。
そこは悩むな。
なんか溶岩にでも入れそうな気がするのは気のせいだろうか。
僕と言うよりこっちが使われてる気がする。
ただ、今は頼みごともないし話相手で十分だが。
ポイントを稼いでおかないと。
俺は言った。
「あの湯加減はいかがですか。」
これでは旅館のおやじだ。
サラスが言った。
「なかなかいいわね。合格よ。」
やったー合格だ。
バラスが言った。
「とってもいい感じですよ。」
なかなかいい感じだ。
俺は言った。
「そうですかそれはようございました。」
う、なんかお嬢様の世話をする執事みたいだ。
これぐらならいいいけど。
サラスは言った。
「終わったわ。」
バラスも言った。
「終わったのであとはよろしくなのですよ。」
お、どうやら終わったみたいだ。
彼女たちは小屋の屋根に行ったみたいだ。
夜風にあたるんだろう。
残ったやつはどうしょうか一瞬変なことを考える。
頭を左右にふるありえんだろう。
そして見て見ると泡だらけだった。
これはと思いながら捨てに行った。
あの泡はどこから出て来たんだろう。
謎が一つ残った。
しまった。
木の上から捨てたけど人はいなかったよな。
耳をすましてみた。
よかった。
オンドリャー何さらすんじゃい。
みたいな言葉は返ってこなかった。
誰もいなかったみたいだ。
ペケコにかけてたらシャレにならない。
ん、あれで頭洗ったらどうなるんだろう。
でも毛がないからな。
とうとう使い魔を手に入れた魔王だった。
だが。
使うより使われる立場だった。
これでは使われ魔王ではないか。
やはりこいつはポンコツ魔王なのだ。
次回パオーンじゃないよ魔王だよ。
第十話「アルバイト」。
例えポンコツ魔王だとしても魔王が働く時には。
絶対様をつけてはいけない。




