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パオーンじゃないよ魔王だよ  作者: なんだかなぁ
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何故魔法を使えない場所があるのか

 俺は言った。

 「なんなんですかそれは。」

 男は言った。

 「魔法が使えないと言われれる場所で魔法

 を使うとこの国の人間じゃなければ死にま

 す。魔法は使えますが。」

 俺は言った。

 「死ぬんですか?」

 男は言った。

 「この国の人間でも死にませんが数週間は

 体調が悪くなるでしょう。」

 俺は言った。

 「それはどうしてなんですか?」

 男は言った。

 「魔素とは人間にとって猛毒なんです。」

 俺は言った。

 「猛毒なら何故この国の人は大丈夫なんで

 すか?」

 男は言った。

 「それは魔王がいたこの場所では魔素は拡

 散するんです。それにより毒は弱まります

 。だがそうでない場所なら周りにただよい

 つづけるんです。体の周りを包まれるので

 危険なわけです。つまりその場所は汚染さ

 れるわけです。」

 俺は言った。

 「この場所には何かあるんですか?」

 男は言った。

 「わかりません。何んでそうなるのかはだ

 からできるだけ何も変えないようにしてる

 わけです。ここは昔からあったものは当時

 のままです。」

 そういう事か。

 植物を傷つけるなとか。

 何が原因でそうなってるかわからないから

 か。

 環境が変わったら住めなくなるのか。

 そうなったら地獄だな。

 魔法でしか生活できないこの国では。

 もし方法があるとすれば。

 魔王に頼む事も・・・。

 あ魔王はいるけど。

 今はパオーンだけど。

 どうすればいいかわからない。

 俺には無理だ。

 知識がないからわからない。

 男は言った。

 「この国の人はかって他の国から追放され

 た人です。追放とは言葉上で死ぬのがわか

 っていての追放でした。罪と言っても政治

 的なものなので見せしめですね。ここを見

 つけたのは偶然です。」

 俺は言った。

 「ここへ最初に来た人はどうやって生き延

 びたんですか?」

 男は言った。

 「これは言い伝えられている事ですが。み

 な空腹でした。ここへ来た時も考える事は

 食べ物の事です。そんな時ある女が土でで

 きた像に触れた時食べ物が出ました。女が

 それをひとり占めしたらわかりませんでし

 たが女はリーダーなるものにそれを教えま

 した。後にリーダーはこの国の王に女は王

 妃になりました。それにより何人か食べ物

 を出せる者がいる事がわかりました。ただ

 女が多かったんですが。どうやら魔法は女

 の方が使える事がわかりました。ただ。」

 俺は言った。

 「ただ何ですか?」

 男は言った。

 「この場所の魔素のせいで最初は短命でし

 た。50ぐらいしか生きられなかったんで

 す。それがだんだんと耐性ができて今は寿

 命も延びました。」

 俺は言った。

 「そんな事があったんですね。質問がある

 んですが。」

 男は言った。

 「なんですか?」

 俺は言った。

 「何故魔王はここから去って行ったんです

 か?」

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