表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パオーンじゃないよ魔王だよ  作者: なんだかなぁ
55/65

ただそれには必要な事がある

 俺とミルコさんは考えていた。

 何か無いのか方法がただそんな簡単に思い

 つかない。

 そんなに簡単じゃない。

 だいたいここの事でわからない事があるの

 に厳しい。

 すると突然。

 ミルコさんが笑い出した。

 ミルコは言った。

 

 「はっはっはっはっは。なんだそんな事か。」

 

 笑ってる笑ってる場合ですよ。

 思い出し笑い。

 いやそうでもなさそうだ。

 この笑いは。

 俺は言った。

 

 「何かわかったんですか?」

 

 ミルコは言った。

 

 「ああわかったぞ。考え方を変えたんだ。」

 

 考え方を変えた。

 発想の転換。

 どういう事だ。

 まだわからない。

 俺は言った。

 

 「どういう事ですか?」

 

 考えていたのにかなり。

 だいぶ前からなのにそんなことだったのか

 って事なのか?

 それともこれが商売人の差。

 違いか。

 ミルコは言った。

 そして手に持った。

 

 「ああわかったのはこれだ。」

 

 ミルコはさっき飲んでたやつを手に持った。

 これさっき飲んでもらったやつだが。

 これはダメなんじゃ。

 さっきはそういう話になったと思ったが。

 俺は言った。

 

 「それはダメなんじゃ。」

 

 ミルコは言った。

 

 「ああこのままじゃな。これはこういもの

 じゃないだろう。これで使ったやつを個別

 で出してくれ。」

 

 そうか意味がわかった。

 やっと。なるほど。

 流石だ。

 俺は言った。

 

 「はい。」

 

 そして出した。

 それは。

 コーヒーの粉にミルクに砂糖だ。

 お湯もあるが。

 それはいいだろう。

 それらを入れ物に入れて置いた。

 ミルコは言った。

 

 「そうだこれだ。」

 

 ミルコさんが手に取ったのは。

 ミルクと砂糖だ。

 なるほど。

 意味がわかった。

 俺は言った。

 

 「それがこの世界でもあるんですね。」

 

 つまり砂糖やミルクを出せるスペシャルが

 いるって事だ。

 つまり。

 これを俺がミルコさんに売れば金になる。

 ミルコさんも俺から安く買えれば得をする

 って事だ。

 後はこっちはMPの問題だけだ。

 それ以外は損をしない。

 そこは問題だがそれも考えている。

 ミルコは言った。

 

 「そうだ。なら私がそれをパオーンから買

 えばいいわけだ。それならおまえにも金が

 入る。商品をたくさん買った客にサービス

 でさっきのやつを出すならその時は売上に

 対して払う事になるが。」

 

 見えてきた。

 道が。

 後は。

 俺はミルコさんに言った。

 俺が欲しいのはミルコさんが商売してるす

 ぐ近くの土地だ。

 遠いとまずい。

 できるだけ近くでないと。

 ミルコさんが商売を始める場所は土地が安

 い場所なので結構多めに買ってるみたいだ。

 そこを金を払って使わせてもらう事に。

 いちいち運ぶのも大変だし。

 そして魔法を見られると困るので。

 その場所にテントを張る事にした。

 やる事は他にもある。

 俺はある意味急いでもいる。

 ただしこれは運だ。

 

 それと安い土地とは商売に向いてないって

 事だ。

 人が少ない。

 だがら人集めの問題もある。

 だが自分のお菓子にに自信があるのだろう。

 ここまで買いにきてくれる。

 そういう自信だ。

 

 実はテントはもう買ってある。

 エステカ村で買ったのだ。

 新品もみたがやはり高い。

 中古で出ていた。

 だがあまり質がよくなくてぼろかった。

 だから中古なのだ。

 だがその代わりに大きい。

 それに値段も安い。

 その話をエレにしたら。

 得意な子が修理してくれたのだ。

 お金はいるがエレのお得意様価格でやって

 くれた。

 エレなら金を持ってるがこっちは金がない

 ので。

 お礼にコーヒーも出した。

 これも戦略だ。

 実は他にも色々と考えている。

 おかげで中古だがそこそこの物になった。

 元が元なだけにそれはしかたない。

 雨風をしのげれば。

 雨漏りはシャレにならない。

 さっそくミルコさんの店の近くにテントを

 張らせてもらう事に。

 ミルコは言った。

 

 「ここなら広いし魔法を使っても大丈夫だ

 な。」

 

 そう魔法が使えるのは秘密だ。

 これは絶対だ。

 この世界の人は信用できるわけではない。

 人間関係は大事だ。

 よっぽどでないと。

 俺は言った。

 

 「それと実は。」

 

 ミルコさんは驚いていたが了承してくれた。

 ここは倉庫みたいなものだ。

 材料を作る。

 ただそれには必要な事がある。

 土方でわかった事だ。

 この場所に穴を掘る事に。

 しかも深く。

 人が落ちない様に注意しないと。

 まずは魔法を使う。

 土のやつだ。

 ちっこいのがいっぱいできるが。

 これらで土を掘らせる。

 土を掘りやすくする為に柔らかくさせる。

 ちっこくても力はあるのだ。

 ここの土は堅いだからある意味いいのだ。

 そう崩れにくい。

 逆に掘りやすいと問題が起こる。

 

 そうやって穴を掘って行く。

 すると少しずつだが力がアップしていく。

 この魔王の体は地下に潜れば力がアップす

 るのだ。

 もちろん少しずつだが。

 魔力の力もあがる。

 だがこれはバカにできない。

 土方で気がついたことだ。

 1メートルも掘ると変わってくる。

 2メートル掘るとさらに


 扱える量も増えるし。

 さらにいい事はちっこいのが大きくなって

 いく。

 作業スピードが速くなる。

 3メートル加速していく。

 階段ではないが段も作っていく。

 よじ登ればさらに上にいけるわけだ。

 そんなに広くないが場所ができた。

 5メートル。

 これぐらいならかなり楽だ動きも。

 土人形もでかくなってるパワーもある。

 モグラかそれともアリジゴク。

 井戸みたいに下から上に持ち上げられる様

 に。

 滑車を使って。

 そういうやつを作ってもらった。

 ニョッキさんの知り合いに。

 何を持ち上げるかそれは魔法で作るものだ。

 今回はコーヒーやミルクや砂糖だ。

 それをここで作って店に運ぶ。

 これはミルミルさんに預かってもらってい

 た。

 色々とまだやる事が。

 考えたがそれは明日だと思ったらやばい。

 おやつを買わないと。

 まだ何とかぎり店はやってる。

 ミルコさんに言って。

 テントの中は危険なので近づかないように。

 落ちたら困る。

 段差を使えば降りれない事もないが。

 上から落ちたらシャレにならない。

 さすがに5メートルはやばい。

 後雨が降っても穴に雨が入らないように周

 りに土を盛る。

 今回やりたい事は他にもある。

 

 だがそれは明日だ。

 サラスに店を見てもらったらまだいあいて

 るみたいだ。

 姿は見せなくとも会話できるので。

 サラスでも店が後どれくらい開けてるかは

 確認できる。

 ついでに買い物できればいいのだがそこま

 では無理だ。

 ここからなら家からよりも早くいける。

 急がないと。

 秘密兵器を使うか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ