試練の結果
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この試練が始まってから、もう一時間たつ。
相手が一度トイレに行ったので、こちらも行くことに。
何もでないが、いかないものまずい。
モータイガさんは、顔色も普通だ、流石だ。
負けた事がないって言うのは本当みたいだ。
モータイガさんは、ハイペースで飲んでいる。
こちらも、同じくもうハイペースだ。
待っても時間の無駄とわかった。
そうなれば早く潰れてもらうしかない。
お酒だけが減っていく。
だが、酒はまだある。
そして、更に一時間が。
お互いに又トイレに行ったが。
まあ、やる事を、やるだけだ。
単純労働だ。
思うのは、これいくらなんだろう。
意味もなく消費されていく。
作った人に申し訳ないな。
そして、更に一時間が。
お互いに又トイレに行ったが。
モータイガ「なかなかやるな」
パオーン「ありがとうございます」
とりあえず礼を言った。
お互い全然大丈夫だ。
そして、更に一時間が。
お互いに又トイレに行ったが。
まあ、やる事を、やるだけだ。
見るとギャラリーが少なくなってきた。
モータイガさんが手を叩いた。
「パン、パン」
どうやら、酒を追加する合図みたいだ。
女性が酒の瓶を持ってきた。
そして、もう夜だ。
ギャラリーはもういない。
モーサラマンダーさんもいなくなっていた。
モーエレファントさんもいない。
モードラゴンさんだけが残っていた。
そして、何時間後、モーエレファントさんが戻ってきた。
どうやら、モードラゴンさんと交代するみたいだ。
そして、朝になった。
お互いに、やる事をやるだけだ。
そして、朝食の時間になって、モータイガさんが女性を呼んだ。
どうやら、何か食べるみたいだ。
すると、フライドチキンが出てきた。
それを、美味しそうに食べ出した。
この人の、体は、いったいどうなっているのか。
こっちは、どうするか悩む。
食べるふりはできるが。
食べても食べなくても大丈夫だ。
モータイガさんは食事を、こっちに進める事はなかった。
後で、難癖をつけられても困ると思ったのか、それはわからないが。
だが、もうわかった。
この人は、完全にアルコールが分解できる体質だ。
そんな人が中にはいる、その人には、ジュースみたいなものだ。
強いってレベルじゃない。
関係ないのだ。
だが、問題もある、酔えないのだ。
この人は、今まで、酔った事がないんだろうな。
それを、不幸ととるか、どうとるか。
朝になって、ギャラリーが入ってきた、みんな驚いていたが。
二人共、まったく変わらず飲み続けてるのだから。
たぶん、驚くというより、まだやってんのみたいな感じかも。
時間を告げる女の人は交代してる。
徹夜になってしまった。
申し訳ない。
残業手当は、ちゃんと出るのだろうか、心配だ。
だが、この人達はいないと困る。
ちゃんと時間を管理してもらわないと。
勝敗がわからなくなってしまう。
今は、どちらも時間のロスが無い。
モードラゴンさんも、モーエレファンさんもいない。
寝てるみたいだ。
その代わり、モーサラマンダーさんが来てる。
しっかり寝てもらわないと。
寝てないと、お肌に悪いはずだ。
だが、ここから。
時間がたった。
今は三日目だ。
もうギャラリーもいない。
飽きてきたのだ。
たぶんそんな暇じゃないだろうし。
そしてさらに時間が。
今は五日目だ。
異変が起こった。
そうとうとうきたのだ。
来るべき時が。
まっていたのだが。
まさかここまでかかるとは。
モータイガ「グアー、グアー、グアー」
すごいいびきだ。
とうとう来るものがきた、アルコールでなく、睡魔だ。
これは、止まらないだろうな。
待ち時間がどんどん減って行く。
数人のギャラリーがざわざわしだした。
するとギャラリーが、ギャラリーを呼んだみたいで、人が増えてきた。
モータイガさんが寝てる間はこっちが寝ていても、ノーカンだ。
これは、先に寝た方が負けだ。
これは、そういうゲームだ。
ただ寝なくてもいいので問題ないのだが。
ここだけは便利だ。
魔王の体に乾杯。
今はパオーンだが。
だが、モータイガさんはすごい、まさかここまで、耐えられるとは。
人間離れしすぎてる。
自分が人間なら、無理だ。
もちろん誰かが起こすのはルール違反だ。
周りは起こしたくてしかたないが。
だが、それでも、ギャラリーはずいぶんうるさくなってる。
だが、これぐらいでは、起きない。
それこそ、体を激しく揺さぶられたりしないかぎり。
時間がどんどん経過していく。
そして、モータイガさんの持ち時間がとうとう無くなった。
それを、聞いて、モードラゴンさんが支持を出した。
「ブワーーン」
ドラが鳴った。
モードラゴン「試練の決着はついた、この試練の勝者はパオーンとする」
勝った、最後は違う勝負になったが、それでも勝った。
人間で、ここまで、睡魔に耐えた、モータイガさんは本当に、すごすぎる。
起こそうかどうしようか迷っていたが。
モードラゴンさんが優しく言った。
モードラゴン「彼女はよく戦った、寝かしてやってくれ」
パオーン「はい」
モードラゴン「そちらも休みたいだろう、部屋を用意したから、そちらで休んでくれ、案内させる」
すると、女性がやってきた。
女性「私がご案内しますので、ついて来てください」
女性について行く事に。
モーパンダさんは、現れない、気をつかってくれてるのだろう。
こちらが、寝なくても大丈夫なんてわかってないだろうし。
そこで、今回のご褒美の話を聞いた。
なるほど。
これはずごいご褒美だ。
明日の朝起こしに来てくれるみたいだ。
とりあえず、部屋で休ませてもらう事に。
部屋は、お客様用で、豪華な部屋だった。
問題が、思い出した。
ミルミルさんの契約だ、一週間ならやばかった。
まだ、なんとかセーフだが。
だが、ここでは、おかしを買う事もできない。
困った、そういえば、呼び鈴があった。
お願いできるか聞いてみよう。
「チリん、チリン、チリン」
呼び鈴を鳴らした。
すぐに女性が来てくれたので。
おかしが、用意できないか、聞いてみた。
すると、この部屋にいる間は、飲み物、食べ物は、ただで、用意してもらえるみたいだ。
ありがたい。
さっそく、おかしの種類を言って、結構な量だが用意してもらう事に。
それを、聞いて。
女性は、出て行った。
そして。
しばらくして、おかしを大量に持って、やってきてくれた。
心配なのは、モードラゴンさんに、おかし大好き人間と報告されないかだ。
当然俺なら、何をしたか、報告させる。
更に大事な事が、使い魔にも、あげてないのだ。
とりあえず、ミルミルさんに事情を話て、渡してない分を、渡す事に。
だが、今日の分だけでいいと言われたが、渡す事に、それなら、その分は投資って事になって問題は解決した。
これは毎日渡すはずの分だから、渡さないと。
そう関係は大事だ。
ただ、コーヒーは、今日の分だけでいいらしい。
助かった、こっちは作るのに時間がかかる。
だが、まだ問題が、使い魔だ。
結局コーヒーもあげてない。
パオーン「すいませんでした」
使い魔達に、事情を話した。
サラス「まあ、しかたないわね、そういう事なら」
バラス「うう、長かったのです、飲み物に食べ物、うう」
サラス「それよりそのおかしは食べていいのかしら」
バラス「食べていいんですか、いいんですよね」
おいてある、沢山のおかしが目に入ったみたいだ。
もちろん、食べてもらう為に用意したものだ。
パオーン「はい、どうぞ、おすきなだけ、お食べください」
そう言ったとたん彼女達はピラニアになった。
これは試練に勝ったご褒美みたいなものですから。
ただです。
ただですよ。
そう俺の財布には影響がありません。
なんて、すばらしい。
さあて、やっと自分の時間だ。
コーヒーが飲める。
そうだ、彼女達にも、コーヒーを入れてあげないと。
あの酒売ったらいくらぐらいになったんだろう。
そんな事を、考えてしまった。
俺もだんだん商人の考えになってきた。




