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パオーンじゃないよ魔王だよ  作者: なんだかなぁ
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エステカ族の秘密

章の振り替えの為章を削除します。

 では、これで、やっと試練になるのか。

 落ち着け。

 気合だ、気合だ、気合だと考えていたが。

 

 モータイガ「試練の場所には、モードラゴン、モーエレファント、モーサラマンダーは先に行ってくれ、私は、パオーンと話があるから、後から行く」


 なんと、みんな出て行った。

 モーエレファントさんが、おしおきされないか心配だが。

 だが、これは、こちらは口が出せないからな。

 お手柔らかにしてあげてとも言えない。

 かなりやっちゃったからな。

 そして、モータイガさんと二人っきりだ。

 この人も美女だから、意識したり。

 

 そういえば、さっき見せてもらった胸を思い出したり。

 思い出を、もらった気もする。

 だって、魔王になって、いい事がないのだ。

 今はパオーンだが。

 そうやって乳を見てると。

 

 モータイガ「なんだ、気になるのか、私の乳が」

 

 そりゃ、気になりますよ。

 当然じゃないですか。

 そんなすばらしいもの。

 これは、さすがに言えない。

 

 パオーン「気にならないと言ったら嘘になりますが」

 

 これを、言うのがせいいっぱいだった。

 

 モータイガ「いいぞ、別に、女の胸は異性に見られる事で、美しくなるからな、この村では、許される事だ、だが、見るのはいいが、他の女に嫉妬されるかもしれないぞ」

 

 モータイガさんは笑いながら言った。

 大人の女だ、余裕がある。

 

 パオーン「すいません、で話って何ですか」

 モータイガ「確かめたい事があってな、来てくれるか」

 

 そうやって、部屋に案内された。

 まさか、まさか、殺されるって事はないよな。

 中には、武装した女性が沢山いたりして。

 だが、そこには、一人の女性がいた。

 

 モータイガ「ここにいるのは、戦士の女だが、まだまだ半人前だ、名前も知らなくていい」

 

 いったい何をするきだ。

 この女性はいったい。

 頭にはクエスチョンマークが。

 女性はスタイルもいいし、美人だった。

 これでも半人前なのか。

 

 モータイガ「この戦士に、モードラゴンとやった事をもう一度やってもらえるか、これを使って」

 

 これは、あの人には、聞こえない。

 そして、モータイガさんは、女の人の所に行って何か喋ってる。

 たぶん、つじつま合わせをしてるんだろう。

 だが、これは、俺は知らなくていい。

 俺は言われた通りの事をやるだけだ。

 

 渡されたのは、例の俺があげたビンだ。

 なるほど、さっきは、言葉で言っただけだが、手を握ってやるって事みたいだ。

 たしかに、接触するのと、しないのでは、違うからな。

 これは、やらないと終わらないか。

 半人前と言う事は、男に免疫がなかったり。

 どうなるんだろう。

 だがやるしかないか。

 

 パオーン「わかりました」

 

 俺は名もわからない、美人の戦士の女性に近づいて。

 たぶんこれは、いきなりじゃないと意味がないな。

 

 彼女の手にビンを握らせ、手を握りながら、あの恥ずかしいセリフを言った。

 セリフも間違っていない。

 その結果は。

 

 どうなんだ。

 どうなんだ。

 彼女は、普通だった。

 いや、嫌そうな顔をしていたかも。

 考えられるのは、この顔だ、美形には程遠い。

 と言うか、誰が見ても、普通に見えるらしいから。

 だから、みんな反応は普通だ。

 悪人には、見えないが、好感度が上がる事もない。

 

 それを、見たモータイガさんが、女性に元の場所に戻るように言った。

 又二人きりだ。

 モータイガさんは、その状態を、見て考えていた。

 また手をあごに当てて。

 そして。

 

 モータイガ「わるかったな、だが、今回のモードラゴンの状態だが、いや、最初に言っておこう」

 

 何を聞かされるんだろう。

 

 モータイガ「これは特別な秘密だからな、他に言ってもらうと本当に困る、おまえを信頼しての事だ」

 

 秘密だらけだ。

 しかも今回はさらに強烈な秘密。

 そこまでの事っていったい。

 なんかここにきて、すごい信頼されてる。

 商売人にとっては、プラスだ。

 これは喜んでいい事だ。

 この信頼を守らないと。

 逆に秘密を漏らしたらどんなめにあうか。

 そうたぶん部外者で知ってるものは少ないだろう。

 

 モータイガ「私達、戦士の女には、人間では起こらない事が起こるんだ」

 

 あの状況から考えると。

 

 パオーン「起こらない事、それって、もしかして」

 モータイガ「そうだ、動物に起こるあれだ」

 

 たしかに人間では、聞いた事がない。

 これが、特殊な生態活動を行った結果だろうか。

 人間は、人間として、生活する。

 それにより、その反応がある。

 だが、そうでない、生活をする。

 それにより、反応が変わる可能性が。

 あくまでも、可能性だが。

 

 パオーン「モードラゴンさんにそれが起こったんですか」

 モータイガ「そうだ、どうみても、だが、時期が違うからな、でも症状はほぼ同じだ、ただ、時間によりおさまってきたからな、又違うんだが、これは考えられない事だからな」

 

 それで、わかった、モードラゴンさんがむちゃくちゃ色気があったのが。

 ホルモンが出てたんだろう。

 異性をひきつける。

 モータイガさんが笑いながら言った。

 

 モータイガ「いやあ、おまえが、それができるなら、村から出せなくなる所だった、冗談抜きでな、殺したりはしないが、こちらとしては見過ごす事はできないからな、もちろんVIP待遇だが、村からは一生出せない」

 

 かなりやばかったのか。

 

 パオーン「VIP待遇ですか」

 モータイガ「そうだ、戦士の女では、ないが、美女達が色々なお世話をしてくれるってやつだ、村から出られないお詫びだな、色々だぞ、意味がわかるか」

 

 美女がお世話。

 思わず言った。

 

 パオーン「お世話ですか」

 

 すごい話が。

 意味がわかったが。

 パラダイスだろうか。

 だがこれは、そこまでの事だって事だ。

 実験動物のように、実験をされるかもしれない。

 その場合は、この村の驚異ってことになるだろう。

 

 モータイガ「安心してくれ、一応白だ、だが、気をつけるんだな、わかるだろう、行動は、これからは、こちらも、手を握る行為について、見直す必要があるからな、手袋をつけるかもっか検討中だ」

 

 やはり、大変な事になったみたいだ。

 たぶん、あれから、色々な人が集まったり。

 会議があったり。

 まあ単なる想像だが。

 まあ、今日は家に帰れるみたいだが。

 もし、そうなら、美女が色々なお世話だったのか。

 そう色々なお世話だ、なかなかすごい事を言う。

 いけない、これは、人をダメにするやつだ。

 

 だが、勘違いしては、いけない。

 もし特殊な力があって、VIP待遇の話を、断ったら、確実に殺される可能性がある。

 何故なら、モータイガさんは笑っているが、目は笑ってないからだ。

 そう、大事な事だ、この人は、村の為なら歯車となって、処理をする、そういう人だ。

 

 モータイガ「そうだ、私に試練で勝てたら、私からも褒美をやろう」

 

 思わず又、乳に目が。

 それを、見てモータイガさんは言った。

 

 モータイガ「ああ、そういうやつじゃないからな、だが気にいってもらえると思うぞ」

 

 どうやら、そっち系では、ないみたいだが、言うだけのものなんだろう。

 何故なら、それを、よく知ってる、立場の人だからだ。

 たぶん今のはエステカ族としての、こともあるかもしれない。

 

 捕らぬ狸の皮算用じゃないけど。

 楽しみが、有るって言うのいい事かもしれない。

 

 モータイガ「では、移動する、ついてきてくれ」

 

 さあ、次は試練の始まりだ、いったい何が起こるのか。

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