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パオーンじゃないよ魔王だよ  作者: なんだかなぁ
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はりめぐらされた罠

章の振り替えの為章を削除します。

 何が起こったかと見てみると。

 そこには、美女がいた。

 だが、ただの美女ではない、とても大きい美女だ。

 そう、モーエレファントさんよりもはるかに大きい。

 しかも今度は大人の色気があり。

 さらに素晴らしい巨乳の持ち主だった。

 しかも、下のスカートのスリットがすごい、ふんどしがハイレグいや、ハイエグな状態だった。

 目のやり場に困る。

 見てしまうが。

 だが、さすが大人の女だ、まったく気にしていない。

 いや、見られる事を、わかってやってるかもしれない。

 嬉しいが、恐ろしい。

 

 いきなり美女があらわれた。

 だがこれは、想定の範囲内だ。

 彼女の顔を見るとわかる。

 大きな美女に言った。

 

 パオーン「あなたは」


 すると。

 

 ?「娘が世話になったな」

 

 それを、聞いて思った。

 ここが一番大事だ。

 言葉とは、すごく大事だ。

 ここは、絶対に覚えておかないといけない。

 

 パオーン「娘、あなたは、モードラゴンさんのお母さんですか」

 

 すると。

 

 ?「逆だ」

 

 ギャグ。

 ギャグなわけがない、逆と言ったのだ。

 と言う事は。

 

 パオーン「と言う事は、あたなは」

 ?「そうだ、わかったと思うが、私が、モードラゴンだ、そして、これが、娘のモーサラマンダーだ」


 やはり、ドラゴンと聞いておかしいと思ったのだ。

 エレファントよりも小さいドラゴンがいると思えなかった。

 ドラゴンの子供というせんもあるが、そもそもこの大事な場所に子供が出てくる事がおかしな気がした。

 だから罠と思ったのだ。

 

 モーエレファント「モーサラマンダーを選ばなかったなとりあえずここまでは合格だ」

 

 やはり選んでいれば、そこで終わりだった。

 罠だったのだ。


 モーエレファント「それで用事はもういいのか、モードラゴン」

 モードラゴン「ああ、すませて、急いでかけつけた所だ、パオーン、娘が親の代わりに審査に出るのは認められてる事だが、娘が世話になった」

 

 まただ、違和感を感じる。

 そして次の瞬間。

 モードラゴンさんが、俺に手を差し出してきた。

 だが、これは握手をしようと言うわけではない。

 握ったら大変な事になる。

 それは、わかった。

 別に罠ではないが。

 モードラゴンさんは、こう言った。

 

 モードラゴン「私にもくれるんだろう、贈り物を」

  

 やはりきた。

 

 パオーン「それは」

 

 言おうとしたが、早い、その先は言わせてもらえなかった。

 

 モードラゴン「ま、まさか、おまえは、初めて贈り物を、もらって喜んでる、娘からそれを、取り上げるような事を、そんな残酷な事を、私にさせようとは思ってはいないだろう、それにおまえは、娘にあなたのものですよとまで言ったしな」

 

 これを、聞いて思った、策士策に溺れるだ。

 とうとうこの人は、言ってしまった。

 娘にあなたのものですよと言ったのを。

 いないはずの人が、どうしてそれがわかるのか。

 欲望とは恐ろしい。

 つい言ってしまったのだ。

 

 たぶんこの人は、どこかに隠れてたんだろう。

 娘が心配って事もあったのだろう。

 そして、いよいよ試練が決まったので、慌てて、そこから出てきたんだ。

 そうでないと、後からは贈り物がらえないかもしれないので。

 当然試練に負けたら、こちらが出す必要はない。

 それに、早すぎれば、試練を選ぶ時の罠として、娘が使えない。

 

 最初に言った時。

 娘が世話になったって所からひっかかっていた。

 本来なら、娘が世話になったようだなと言うと思ったからだ。

 なったと、ようだなら全然違う。

 そしてこれを、どうするべきかと考えていたが。

 セコイですねと言うべきか、もちろんモーエレファントさんもグルだ。

 用事の話をしたり。

 用事など本当は無いのだから。

 本当に恐ろしいこの場所は、味方など誰もいない。

 だが、この後、さらに驚くような事が色々と起こるのだ。

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