食べ物の恨みはでんでんなのだ
サブタイトルを変更します。
話の流れは変えずに、フォーマット、文章の追加を行いました。
そして。
モクマと別れた。
すると。
ミルコは言った。
「探したぞ。」
どうやら探されてたみたいだ。
俺は言った。
「試作品ができたんですか?」
ミルコは言った。
「ああ、だから食ってくれ。」
何か又見られてる気がしますが。
今回も面の下を外して食べる事に。
たぶん何かの魔法か何かにかかってる。
だから。
みんなわからないんだろう。
大丈夫だ。
見られていても。
大丈夫。
大丈夫なはずだ。
そして。
これはさらなる証明にもなる。
俺は言った。
「では。」
「パクッ。」
ミルコは言った。
「どうだ。」
これは。
俺は言った。
「甘さはだいぶおさえられましたね。ただ。」
ミルコは言った。
「ただ。どうしたんだ。」
俺は言った。
「まだ男には甘い感じがしますね。」
だがそれを聞いてミルコさんは笑っていた。
これはどういうことだ。
だがこれは悪い笑い方じゃない。
余裕の有る笑いだ。
美人が笑うのはなかなかいい。
というか。
こんな風に笑うとは。
ミルコは言った。
「わかった。じゃ次はこれを食ってくれ。」
なるほど。
頭がいい人みたいですね。
助かります。
サンプルをいくつか作ってきたみたいだ。
そうやっていくつか食べていくつか絞り
込めるようになった。
今回はあらい設定なので。
それでもポイントはおさえてる。
ミルコは言った。
「わかった。じゃー明日も頼むぞ。」
色々と進んだが。
何が大変だったか。
横からの食わせろのブーイングがすさまじ
かった。
流れで無理なので諦めてもらいたかったが。
そこはそうもいかないようだ。
お試しなので量も少ないし。
だが、彼女達はわかっていない。
今回は甘さ控えめなのだ。
だが女性にそれは通用しない。
恐ろしい。
食べ物の恨みはでんでんなのだ。
これは帰りにお菓子を買う必要があるかも
しれない。
おっと。
少し急ごう。
点呼に送れると大変だ。
この体は早く走れないし。
そして。
昼休みが終わり仕事が始まる。
ヨムさんがニヤニャしている。
やはり見られていたか。
情報が回ってるみたいだ。
他の人達もか。
ニヤニャしてるな。
よっぽどここの人達は話題を求めてる
みたいだ。
つまり退屈なのだ。
だが、これで確信に変わった。
この面は魔法の面だ。
これはどう見えるかわからないが普通に
見えるようだ。
まあ、変に詮索して魔法が切れると困る
のでこれ以上は考えるのはやめよう。
さてと。
また穴堀だ。
とにかく。
やりすぎないように注意しないと。
ここはどうやら魔王にとっていい場所の
ようだ。
あ、パオーンだった。
ミルコさんの件はこれでいいとして後は
モクマさんの件審査員の対応を考えないと。
我に策有りだが。
さらに良い考えが浮かぶかもしれないし。
こういう時は単純作業は助かる。
考える時間は沢山あるのだ。




