魔王の能力
章の振り替えの為章を削除します。
話の流れは変えずに、フォーマット、文章の追加を行いました。
転生。
それはすごいイベントだ。
多くは何もないが。
女神が出てくる事もある。
魔王だからスルーされたのか。
勇者じゃないしな。
まさかさぼっていたのか。
すいません体調悪いんで休ませもらいます。
だが、その連絡を受けたやつがそれを忘れてたり。
酒が好きなやつで二日酔いか。
何やってんの連絡甘いよ。
そんな事考えてもしかたないか。
現実を見ないと。
魔王なら少しは活躍したかった。
かわいい魔族の子と色々とあったり。
イチャイチャとか。
そうなんじゃないの。
だが、これが現実だ。
ああ、なんなんだよこれじっと手を見る。
大きな手だ。
この世界でのパオーンとは弱者をさすらしい。
魔王なのにパオーンとはなさけない。
こんな設定に誰がした。
あまりに弱いので退治はされなかった。
これはラッキなのか。
ただそのかわり俺にまっていたのは勇者のパシリだった。
いいようにこきつかわれるのだ。
しかたない生きていて魔王もなんぼだ。
今はパオーンだけど。
だが、さすが魔王だ。
食事などはとらなくていいのだ。
大気からエネルギーが取れるのだ。
便利である。
別に食事をしてもいいのだ。
ただ、酒を飲んでも酔わない。
すぐに分解するのだ。
これでやけ酒は不可能になった。
おやじさん聞いてくれよ。
俺魔王なんだけど今はパオーンなんだよ。
そうかいあんたも苦労したんだね。
じゃあ今日は俺のおごりだ飲んでいきな。
おやじさん、あ、ありがとう。
俺は魔王になって初めて人の優しさを知った。
これシラフじゃできないよな。
酔ってないと。
なんだか私今日は飲み過ぎたみたい。
俺もだよ君といると飲んじゃうんだよな。
フフフフ。
ハハハハ。
そして二人は。
これも酔ってないとな。
まあ飲んでくれる相手がいればだけどな。
飲み屋で酔いつぶれる魔王はいないのだ。
おやじさん酒だ酒をくれ酒。
はいよ。
どうしたんだい今日は。
いいからお酒お酒をちょうだいな。
そして。
あんたそろそろやめた方がいいんじゃないのか?
いくらなんでも飲み過ぎだよ。
ヒク、飲まなきゃやってられないの。
だいたいうちの上司が酷くてさ。
なんでおまえはパオーンなんだって。
そんな事は勇者に聞いてくれっての。
パオーンの文句は勇者に言え。
なんちゃって。
誰が好きでパオーンになるかっての。
ねえ、聞いてる。おやじさん聞いてる。
酔って上司の悪口を言う魔王もいない。
これもシラフじゃできない。
毒などの耐性もあるのでそこはしかたがないのだ。
魔王の能力それは食べなくも飲まなくてもいい便利な能力だった。
だが酒を飲んでも酔う事ができない。
これを地獄と呼ばずに何を地獄と呼ぶのか。
こいつはやはりポンコツ魔王だった。
私は言うもっと待遇をよくしろギャラを増やせ。
なんだその目は、私に逆らうな。
こんな事は酔わないといえるわけがない。
次回パオーンじゃないよ魔王だよ。
第三話「魔王の魔力」。
魔力それはあっても使えなくては意味がない。




