役立たず
サブタイトルを変更します。
話の流れは変えずに、フォーマット、文章の追加を行いました。
次の日。
仕事場に行くことに。
午前の時間には余裕で間に合った
みたいだ。
そして。
シャベルみたいなものだが。
こちらではシャラップだった。
それを受け取って穴掘り場所に行く。
昨日穴掘りをやってて気がついたん
だが。
なんか力が強くなってるのだ。
土の中にいる時は。
これはどういうことなのか。
動くのが少し楽になっている。
んん、もぐらみたいだ。
土の中でパワーアップだなんて。
たぶん。
いろいろな力もここでは上がってる
気がする。
だからどうだって話だが。
昨日もあまりペースアップせず少しだけ
効率を上げた。
やりすぎるのはよくない。
他にも考えてることがあるのだ。
仕事場についた。
挨拶をする。
これは基本だ。
俺は言った。
「おはようございます。」
男1は言った。
「おはよう。」
俺は言った。
「おはようございます。」
男2は言った。
「おはようございます。」
男3は言った。
「おー。」
俺は言った。
「おはようございます。」
男4は言った。
「やあ。」
男5は言った。
「そいや。」
ん、むこうから挨拶してきた。
あわせたほうがいいかもしれ
ないな。
俺は言った。
「そいや。」
男5は言った。
「これに対応できたのはここに来て
お前で5人目だ。お前見どころ有る。
俺の名モクマ。これからよろしく
たのむ。」
俺は言った。
「パオーンです。よろしくお願い
します。」
「ガシッ。」
握手を求められた。
よかったみたいだ。
柔軟な行動は大切だ。
色々な人がいるな。
で、とりあえず言われた場所に
横の人にも挨拶を。
俺は言った。
「おはようございます。」
男4は言った。
「お、おはよう。初めて見る人だね。
ねえここに来てどれくらいかな。」
俺は言った。
「昨日の昼からここで働かせて
もらってます。」
男4は言った。
「そうなんだ。ここは今から来る人と
うまくやれれば続くと思うよ。」
俺は言った。
「ん、昨日はその人いましたか?」
男4は言った。
「ん、昨日か?きてなかったからな。
わかんないな。」
俺は言った。
「そうですか。あ、でもよく考えたら
昨日は別の場所でした。」
男4は言った。
「ん、どこだったの?」
俺は言った。
「たしかDだったかと。」
男4は言った。
「で、こっち。Aか。ここへ来るって
ことは仕事が出来るって評価されたん
だね。」
俺は言った。
「そうなんですか?」
男4は言った。
「ここは変わった人が多いけど基本
仕事が出来る人が多いからね。」
俺は言った。
「で、どんな人が来るんですか?」
男4は言った。
「それは来たらすぐわかるよ。
僕はヨムだ。よろしくね。」
俺は言った。
「ヨムさんですか。どうもパオーン
です。」
ヨムは言った。
「ヨムでいいよ。僕もパオーンって
呼ぶし。しかし大きいね。力も強い
でしょう。」
俺は言った。
「いやうどの大木ですよ。」
ヨムは言った。
「え、うど。何聞いたことないな。」
しまった。
こっちではうどなんてなかったん
ですね。
俺は言った。
「うどってのは植物なんですけど
役にたたなくて言葉の意味は
でかいけど役立たずってことです。」
ヨムは言った。
「そうなんだ。まあ、聞いても
覚えられないけどね。」
俺は言った。
「いや、知ってる人は少ないので
覚える必要は無いと思います。」
ヨムは言った。
「ふーん。そうなんだ。」
やばかった。
やばかった。
やばかった。
やばかった。
なんか違うやつの名前ならどう
しょうかとあせってしまった。
気をつけないといけないよな。
そして。
仕事開始の鐘が鳴る。




