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パオーンじゃないよ魔王だよ  作者: なんだかなぁ
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第二章 魔王土方になる

章の振り替えの為章を変更します。

話の流れは変えずに、フォーマット、文章の追加を行いました。

 「チャラン、チャラン、チャラン

 チャラン。」

 

 鐘が鳴った。

 今日の作業は終了だ。

 事務所に金をもらいに行こう。

 ああ、人が並んでる。

 ここみたいだ。

 しばらくして。

 

 俺は言った。

  

 「ああトイレか。なんてこった。」

 

 それは仕事終わったらこむはな。

 トイレかやってしまった。

 ああ無駄な時を使ってしまった。

 

 どこだろう。

 あたりを探してみる。

 人が並んでる所があった。

 今度はまちがえないように聞いてみる。

 

 俺は言った。

 

 「すいません。ここでお金をもらうんで

 しょうか?」

 

 男は言った。

 

 「ああそうだ。なんだあんた新入りか。

 あパオーンか。」

 

 俺は言った。

 

 「はい。今日こちらに初めて来ました。」

 

 男は言った。

 

 「そうか。俺はミックだ。何かわからない

 ことがあったら気軽に聞いてくれ。」

 

 俺は言った。

 

 「ありがとうございます。ではわからない

 ことがあった時はよろしくお願いします。」

 

 ミックは言った。

 

 「おう。まかせときな。」

 

 そして。

 初めてまともなお金をもらった。

 

 「ピリリーン。」

 

 パオーンはそこそこの金を初めて手に

 入れた。

 

 「ジーン。」

 

 金額的にはわからないがそこそこは

 あるだろう。

 肉体労働とはそういうものだ。

 家の帰りに。

 

 バラスは言った。

 

 「お金が入りましたよね。あれ買って

 ください。」

 

 サラスは言った。

 

 「私もいただこうかしら。」

 

 さっそくたかりにきましたか。

 ただそれぐらいは大丈夫のはず。

 そうだ。

 いくらなんでもおかしぐらいは買えないと

 困る。

 そうですよ困るんですよ。

 誰に言ってるんだか。

 この世界のことはわかりませんが半日働いて

 おかし買えなかったらもうねえ泣きますよ。

 本当に。

 

 俺は言った。

 

 「いくらですか?」

 

 店の人に聞いた。

 どうやら余裕で買えそうだ。

 よかった。

 泣かずにすんだみたいだ。

 泣き虫パオーンって言われなくて

 すんだみたいだ。

 

 店の人は言った。

 

 「ありがとうございます。」

 

 買えた。

 これが初めての買い物になった。

 やったおかしゲットだぜ。

 やはり腕を上げてしまった。

 変な人。

 んん、人じゃないからこの場合なんて

 いっていいか悩むな。

 

 店の人は言った。

 

 「あのそれはどういうことですか?」

 

 俺は言った。

 

 「いえなんでもないです。なんでも。」

 

 「ピリリーン。」

 

 パオーンは初めて買い物をした。

 

 「ジーン。」

 

 自分のじゃないけどまあいいか。

 せかされたけどなんかはずかしいこと

 してしまった。

 

 サラスは言った。

 

 「食べさせなさい。」

 

 バラスは言った。

 

 「食べたいのです。」

 

 うわー。

 さっそくですか。

 しかし。

 かかし。

 ひやかし。

 おかしって遊んでしまった。

 しかし。

 

 俺は言った。

 

 「家に帰るまでおあずけです。」

 

 サラスは言った。

 

 「お、おあずけ。」

 

 バラスは言った。

 

 「ブーブー。」

 

 サラスは言った。

 

 「おあずけ。」

 

 バラスは言った。

 

 「ブーブー。」

 

 そこは家に帰るまでおあずけにした。

 かなりうるさかったが。

 しつけは大事だ。

 家についたらコーヒーを出して

 みんなで飲んだ。

 彼女たちはおかしにむらがっていた。

 こっちはコーヒーで十分だ。

 一応明日から仕事に行くことに

 なった。

 やはり働くべきか。

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