第22話
「いや~休日にごろごろしながらアニメ見るのは気持ちがいいなぁ~」
僕千秋無一にとって休日にごろごろできるかは命に係わる重要問題である。それにしても最近なかなか休日もゴロゴロできなかったからな~最近はとくに菅野下関係ですることもあったし。
*ピンポーン*
いやな予感が…
「少年、家のチェックに来たぞ」
今玄関のドアスコープから家の部屋を覗こうとしてる他からしたら変な人に見える人は千束真美さん、僕のいとこであり最も信頼できる人だ。
「そんなことか~」
「どうぞ~」
「「お邪魔します」」
「いらっしゃい真美さんあれ?あやちゃんもいたんですね」
千束綾乃、通称あやちゃん、まあ僕しかそう呼ぶ人はいないだろうけど。
「あとで話すつもりだったんだが、ここ一週間うちの両親も忙しくなるみたいでうちに泊めるわけも行かないから我が妹を預かってほしくてな」
一週間か…まあ一週間なら大丈夫か、天川さんもそのくらい泊めてたしあやちゃんだしね。
「あ~そんなことなら全然いいですよ」
「いや~ほんと助かる!!」
「いえいえ、久びりに会えて僕も嬉しいので、これからよろしくね、あやちゃん」
「うん」
前会ったときよりだいぶ大人しくなってるな
「じゃあ少年、さっそくチェックと行こうか!」
変なものはないはず!!
「どうぞどうぞ」
「じゃあさっそく、ここは」
*ガチャリ*
「ここは!」
*ガチャリ*
「ここは!!」
*ガチャリ*
「ほんと前と変わらず何もないな~」
「まあ特に買うものもありませんから」
「でもさすがに寝室はそうはいかにだろ~?」
なんでこの人僕の部屋見てるだけで楽しそうなんだ?
「ほんと楽しそうですね」
あ、口にする気はなかったのに…
「まあね、少年が何を隠してるか知れるかしれるかもしれないからね」
ニヒルに笑う姿はまるで魔女みたいだ。
「じゃあさっそく、エロ本!!!」
*ガシャン*
「しょしょしょ少年!?なんだこれは!」
「なにって大好きな本たちですよ」
「これもうベット以外全部本ではないか、しかもエロ本はなさそうだし」
「なんでそんながっかりするんですか!?」
「ぷ、ふふふ」
後ろであやちゃんがくすくす笑ってる気がするのは気のせいかな?
「まあ一通り終わったならご飯にしませんか?」
「すまない少年そろそろ戻らないといけないから二人で過ごしてくれ」
てことはあやちゃんとこれからふたりきりか…
「了解です、仕事頑張ってください!明日また行くんで」
「その時はしっかりこき使わせてもらうよ!」
「お、お手柔らかに…」
「ではな、綾乃も少年のいうことちゃんと聞くんだぞ~」
なんでだろう?声色からだろうか?表情は普通だがとても心配で寂しそうなかんじがした。
「うん」
*ガシャン*
「この後どうしっか」
今の時刻は18時半か
「なにか食べに行く?」
「うん」
「じゃ、行こうか、何食べたい?」
「お兄ちゃんが食べたいの食べたいな」
僕が食べたいのか…
「わかった」
♢♢♢
「着いた、ここのイタリア料理おいしいんだよね~」
天川さんもイタリア料理が好きなはずだから来たことあるのかな?まあ今はいっか!
「来たことないや」
「じゃあきっとびっくりするよ」
「お客様、何名様ですか?」
「2名です」
とてもスムーズな流れで接客してくれるな、僕なら絶対無理だ。
「じゃあこちらです」
「ごゆっくりどうぞぉ~」
「僕はもう決まってるからゆっくりみてね~」
なんたって今日はミートソースを食べに来たんだから!!
「うん」
そっか、もう最後にあったの僕が高校上がる少し前の時だったもんな~今あやちゃんは中3になるのか、大きくなったな~って言っても一年もたってないんだけどね。
「これにする」
「わかった」
*ピンポーン*
まだこの店舗はベル方式なんだ~
「はい、ご注文…せせせ千秋君!?」
「なんでここに天川さんが?」
「それにそこの女の子は…まさか彼女!?」
「ち、ち、ち違うよ!ただのいとこだよ」
「お兄ちゃん、この人は?」
「普通いとこはお兄ちゃん呼びしないのでは!?」
「なんか昔よく遊んでてそのなごりでね」
「こちらは天川瞳さん、僕の同級生だよ」
「初めまして、天川瞳です、千秋君とはいいお付き合いをさせていただいてます」
何言ってんだこの人!?
「おおお付き合い!?」
「天川さん、誤解生むようなことは言わないで」
「ごめんごめん」
天川さんたまに天然なんだよな
「千束綾乃です」
「あれ、菅野下じゃないんだね」
「あ~それは…」
「後で詳しく聞かせてね」
いやそんなにっこりして、圧が怖いですよ、天川さん?




