お届け物です
【今回来たのはここ!建設中に4人の人が突然死されたと言われるこのトンネルに来ました!ここに肝試しに行ったと言う人は長い髪の霊を見た、入った途端に寒気がしたなど色々な体験をしている人がいるという事で早速霊能者の方と一緒に中に入ってみたいと思います】
「最近こういう心霊番組とか減ってきてるからこうやってるとちょっと嬉しい面白いからもっと増やせばいいのに」
ふと時計を見てみると
「やばもう行かなきゃ時間間に合わない!」
ほっぽり投げてあった手提げに懐中電灯スマホ財布を入れて集合場所に向かった
「ああもう!少しでも幽霊が見える確率が上がるかもって言ったってこんな遅い時間じゃなくてもいいじゃんかよ!」
そうブツブツ言いながら走って集合場所に着いた
「あ!きたきたこっちこっちー!」
山根雫[やまねしずく]、同じオカルト部の同級生
「お前また遅刻だぞーいい加減直せよな」
江坂将[えざかしょう]3年生で部長、面倒くさい事は大体この人に任せれば解決する
「ほ、本当に行ってもも大丈夫なのかな呪われたりしないよね?」
佐藤祭{さとうまつり]オカルトが好きでそういった本やテレビを見ているだがお化け屋敷や肝試しは苦手同級生
「ごめんテレビ見るのに夢中になっちゃって」
「じゃあ全員集まったところで早速トンネルの中で肝試しスタートと行くか!」
前は祭、江坂、後ろは雫、泉でトンネルを進むことになった
「ちょっと祭〜もしかして怖いの?」
雫がビビって周りをキョロキョロしてる姿を見て少しおちょくった
「び、ビビってなんか無いし!全然このくらい余裕!」
"ゴツン"
何か蹴ったかと思い足元を見ると綺麗な空色をした宝石のような何かだった
「何だこれ?ってうぉあ!!」
落ちていた何かが乾いた砂に水をかけた時のようにてに吸い込まれていった
「どうしたんだいきなり驚いて?もしかして幽霊見たのか!幽霊!」
「いや幽霊は見てないけど、、、」
そう言ったら江坂は少し残念そうにしていた、祭は少しホッとしていた
「祭背中に蜘蛛がついてるよ」
「え!ちょっちょっと誰か取って!取って!」
「取ってほしいなら私が取ってあげるよ、って蜘蛛なんかいないよ?」
「おいおい何もいないからって嘘ついちゃいけないぞ〜」
祭がちょっと怒ってる
「本当にいたんだけどなぁ、、、」
その後ただただ祭がビビってるだけで何もなく肝試しが終わった
「俺疲れてるのかな早く寝よ」
"ガチャン"
ドアを開けた瞬間に何か音が聞こえた
「あ!まさか!」
手にスマホを持ったまますぐに部屋に入ってテレビのほうを見るとテレビがついてあった
「行くとき急いでたから消すの忘れてたのか今度からちゃんと消してかないと、、」
そうテレビを消そうとリモコンに手を伸ばした時
"ザザザ"
テレビにノイズが走る
【皆さん始まりました怪異による怪異のための買い物場怪異テレフォンショッピングへようこそ】
急に何かが始まったと思えば謎の仮面のような物をつけた男が話し始めた
「何だこれ?ハロウィンでもないのに仮装か?いやでもちょっと口とか目の部分が動いてる気がするし、、、てか何だよ怪異テレフォンショッピングって」
そう何が起こってるのか分からないで少し混乱しているが続きが始まった
急に布がかぶさった人1人入るぐらいの大きさの箱が現れた
"バサッ"
布が取られたらそこには鉄格子ででいた檻に白い狐耳や尻尾のような物が生えている女の子が入っていたがその女の子は所々傷のようなものが目立っていた
【今回の商品はコレ!戦いに負け何も守れなかった神失格の哀れな狐弱くなっったがそこら辺の怪異よりか強いので食べるも良し下僕にするも良しご自由にお使いください、あとこちらはお一人様限定となりますのでお早めに今回はこれまでとさせていただきますそれではまた】
こうして急に番組が終わった
「な、何だよこれ冗談にしてはよく出来過ぎてるもしかして本物?、、、」
その時手に持ってたスマホが急に画面を変えた
そこには 購入 購入しない と書いてあるボタンがあった
「購入ってさっきの子のことか?買ったらどうなる?他の人、、いや人では無いかもしれないそいつらが買ったらどうなる、、」
色々なことを考えた結果、、、
"ピンポーン"
「お届け物デス」