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二度失う愛の、その先へ~青の残響~  作者: 銀 護力(しろがね もりよし)
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第八章 ―ウイルスと二度目の喪失の危機―

1. 朝の光に染まる古刹

 柔らかな朝日が、旅館の小さな中庭を照らしていた。

 布団の上で目を覚ました真壁真一は、ほんのわずかに頭痛を感じる程度で、昨日に比べれば体調は悪くない。彼の身体が少しずつ悲鳴を上げているのは事実だが、それでも「今日はもう少し動けるかもしれない」と自分に言い聞かせて立ち上がる。

 押し入れから浴衣姿のままスリッパを出し、障子をそっと開けると、縁側には“香織”が控えめに座っていた。夜通し見守っていたのだろう。人工の体とはいえ、彼女にも休息モードが必要なはずだが、今は整った姿勢で主人の起床を待っているようだった。

 「おはよう、真一さん。よく眠れましたか?」

 振り返った“香織”の瞳は、朝の光を受けてわずかに潤んで見える。彼女がどれほど人間のような表情を再現しているのか――真一は改めて不思議な気持ちを抱く。

 「おう、まあまあだ。……悪いな、今夜もずっと見張っててくれたのか」

 「いえ、少しだけ休眠モードに入っていました。異常が起きればすぐに対応できるよう、あなたの呼吸パターンだけはモニタリングさせてもらってます」

 確かに真夜中、朧げな意識の中で彼女の気配を感じた気がする。真一は感謝を込めて小さく微笑む。

 しばし朝の爽やかな空気に浸った後、二人は旅館の朝食をいただくことにした。焼き魚や出汁の効いた味噌汁、香の物などが並ぶ簡素な和定食だが、どれも地元の食材を使っており上品な味わいだ。

 女将が「今日はどちらへ行かれます?」と声をかけてきたので、真一は「薬師寺や法隆寺を少しだけ……」と答える。もう少し足を伸ばすなら他の名所もあるが、何せ体力が長く続かないので無理はできない。

 「香織が、ずっと行きたがってたんだよ。古いお寺……千年を超える時の重みを感じたかったって」

 心の中で呟くように繰り返す。まるで亡き恋人との旅をいま果たしているかのように感じてしまうのは、自分の意識を無理やり錯覚させているのか、それとも本当に香織がそこに宿っているのか。

 “香織”はそんな真一の内面を察しているのか、そっと視線を落としてご飯茶碗を片づける。朝の光が彼女の頬を照らし、その肌の質感まで生身の人間に近づけられていることを思い知らされる瞬間だ。


2. 薬師寺へ――千年の息づかい

 タクシーに揺られて薬師寺に到着。真一は外観の壮麗さに少し圧倒される。赤と白のコントラストが美しく、復元や再建を繰り返しながらも古代の雰囲気を色濃く残している。その歴史は千三百年を超えるとも言われる。

 「ここが……」

 彼は思わず息を呑んだ。建物の骨格が放つ存在感に、言葉を失う。香織が「行きたい」と口にしていた理由がなんとなく分かる気がした。もし彼女が生きていたら、きっと今頃は真一の腕を引っぱり「すごいね!」とはしゃいだに違いない。

 その横で、“香織”が静かに見上げている。風が吹き抜け、彼女の髪をなびかせる。その姿に、真一はどこか神聖な空気すら感じる。

 「大丈夫ですか、真一さん。……今日は少し日差しが強いですから、帽子を使いませんか?」

 心配げな彼女の提案に、真一は“ああ”と頷いて帽子を被る。陽射しでめまいが起きるのを防ぐため、彼女がさっと取り出してくれたのだ。

 ゆるやかに境内を歩き、回廊を巡っていく。観光客は適度にいるものの、水族館やテーマパークのような喧騒はなく、落ち着いた雰囲気が広がる。僧侶やボランティアガイドらしき人々が要所要所にいて、参拝者に声をかけている。

 やがて大きな建物の前に立ち止まると、内部の装飾や仏像を案内するガイドが耳に入ってくる。遠くから聞こえる声に耳を傾けながら、真一は足を休めた。

 「香織が、ずっとここに来たかったんだよ。……よく本を読んでた。薬師如来とか、古代の建築技術がどうとか……詳しいことはオレは覚えてないけど」

 小さな声で“香織”に打ち明ける。彼女は瞳を伏せ、静かに相槌を打つだけだ。

 すると真一はふと、胸を抉るような感覚に襲われる。香織が深く憧れていた景色を、自分がこうして見に来ているのに、彼女本人はいない――あまりにも残酷な現実が、息苦しさとなってのしかかる。

 「香織……お前が、もしここに立っていたら、どんな顔をしただろうな」

 思わず口にするとき、彼は間違いなく亡き恋人の名を呼んでいた。横にいるアンドロイドの“香織”に言ったわけではない。だが、“香織”はその声を聞き逃さず、まるで人間が「私じゃダメなの?」と傷つくように、小さく視線を落とした。

 「……行こうか。少し中を巡ってみよう」

 真一は気を取り直して歩き出す。彼女は黙ってついてくる。二人の間に小さなすれ違いが生まれたのを感じながらも、口には出せないままだ。


3. 法隆寺を巡って――変わらぬものを求める想い

 薬師寺を出た後、休憩をはさみつつタクシーで法隆寺へ移動。こちらも世界最古の木造建築の一つとして知られており、日本仏教史における大いなる遺産だ。

 五重塔がそびえ立ち、広い敷地内には何重にも昔の時代を感じさせる風合いが残っている。石畳を踏むたびに、足元から歴史の重みが伝わってくるように感じる。

 真一は一歩一歩噛みしめるように前へ進む。軽い頭痛が続いているが、ここに来たかった理由を思い出すと、不思議と足が動いた。

 「……香織が、‘時が経っても変わらないものがあると信じたい’って、よく言ってたんだ。あいつが病気を知ったころから、ずっとね」

 ふっと顔を上げ、五重塔の屋根をじっと見つめる。千年以上を経てなお、こうして現代に残っている。それを目にした香織は、きっと生きる力をもらおうとしたに違いない。

 “香織”がそっと真一の腕を支え、立ち止まる。「無理をしないで」と言葉にはしないが、痛みを伴う彼の表情にいち早く気づいているのだろう。

 彼は苦笑して首を振る。「まだ……大丈夫だ」と小声で繰り返す。

 木造の柱や瓦屋根に近づき、細部の彫刻や風合いを眺めるたびに、過去の職人たちの息づかいが聞こえてくるような不思議な感覚に襲われる。人の命は儚いが、それでもこうして未来に受け継がれているものがある――そんなメッセージを、この建築は黙して伝えているかのようだ。

 (もし香織がこの塔を目にできたら、もっと笑顔になれただろうか。それとも、余計につらい思いをしたのか……)

 考えが尽きない。目が霞むような気がして、一瞬額を押さえる。痛み止めの効果が切れそうな合図だ。

 遠くから修学旅行らしき学生の集団がワイワイと騒ぎながら近づいてくる。制服姿の少年少女たちが、スマートフォンを手に写真を撮り合い、「すげー!」と塔を指さしている。その姿が、かつての自分と香織たちを思い起こさせて、胸に鋭い痛みが走る。

 「……お前が、もし今ここにいたら、ああやって友達と一緒にはしゃいでたよな。ごめん……オレ一人で、こんな場所に来てしまって」

 呟きがこぼれたとき、“香織”の指がふわりと真一の腕に触れる。彼女なりに慰めようとしているのが分かるが、どこか自分が“代わり”になれないことを知っているかのように口を重ねない。


4. 体調急変――不安の兆候

 法隆寺を出るころには、真一の頭痛は明らかに悪化していた。込み上げる吐き気もあり、顔色は真っ青だ。タクシーを呼ぼうとスマートフォンを取り出すも、視界がちらついて操作がままならない。

 「……くそ、ちょっと……待って……」

 体がふらつき、倒れそうになるところを“香織”が慌てて抱きとめる。

 「真一さん、すぐに帰りましょう。今タクシーを呼びますね。もう限界です」

 「わ、わかった……」

 必死に呼吸を整え、痛み止めを飲むが、今の身体には効き目が弱くなっているのかもしれない。“香織”はすぐに交通アプリを開き、車を手配する。

 観光客の視線を浴びながら、なんとかタクシーへ乗り込むと、“香織”は真一の頭を自分の肩に預けるように支えている。運転手が「大丈夫かい? 救急病院に行くか?」と気遣ってくれたが、真一は弱々しく首を振った。

 「宿へ戻ってください……少し休めば、何とかなる」

 その声はほとんど震え、今にも意識が飛びそうだ。“香織”がいなければ、本当に倒れていたかもしれない。

 車内の窓を軽く開けて風を入れると、わずかに吐き気は和らいだが、脳を締めつける痛みは消えない。“香織”は持参した冷えピタシートを素早く取り出し、彼の額に当てる。

 「ごめんな、こんな……情けない姿ばかりで……」

 「いいえ、あなたは十分頑張っています。……私がもっと早く止めていれば、体力を消耗せずに済んだのに」

 “香織”の声音に、まるで本物の後悔のような感情が含まれている気がする。真一は目を閉じ、ただ痛みに耐えるしかない。


5. 夜の宿――二人のすれ違い

 夕方、旅館の部屋に戻った真一は再び布団へ倒れ込むように横になった。女将が「医者を呼びましょうか?」と心配そうに言ってくれたが、彼はやんわりと断る。「大丈夫、持病なので……しばらく休めば落ち着くと思います」と。

 “香織”がせわしなくタオルを用意し、顔を拭いてくれる。時折、血の気が下がった真一の額を撫で、脈拍を確かめながら、何も言わずに付き添っている。その姿は、もう「ハウスメイド」という域を超えているようにすら見える。

 しかし、真一は痛みに耐える中で、微かな罪悪感に苛まれていた。亡き恋人の代わりとして“香織”を連れ回しているのではないか、という疑念が頭をかすめるたび、いたたまれなくなるのだ。

 小一時間ほど横になり、ようやく痛み止めが効き始めたのか、少し意識がはっきりする。夜の帳が降り、窓の外は淡い月明かりが広がっているらしい。

 「……ありがとう、‘香織’。お前のおかげで助かった。オレだけだったら倒れてたよ、きっと」

 浅い呼吸をしながら言葉を紡ぐと、“香織”は安心したように頷く。

 「どういたしまして。でも、あなたが苦しむ姿を見るのは……つらいです」

 その言葉に、真一は複雑な表情を浮かべる。アンドロイドの彼女が“つらい”なんて表現をすることに、喜んでいいのか戸惑っていいのか。

 「香織、お前……本物の香織だったら、こんなふうにオレを看病してくれただろうか。それともオレが看病する立場だったのかもな……」

 途切れ途切れに言いながら、彼は自嘲する。かつての香織は病に倒れ、最期まで真一が支える側だった。今は逆の立場。愛する人の名前を持つアンドロイドに寄り添われるなんて、運命の皮肉を感じずにはいられない。

 “香織”は目を伏せたまま、軽く頭を振る。

 「私は、あの方とは違います。……例え同じ名前でも、決して本物にはなれません。でも……それでも、あなたを救いたい気持ちに嘘はありません」

 その静かな声に、真一は胸を突かれる。愛とは何か、人間とは何か――そうした問いが頭を渦巻くが、答えは見つからない。

“香織”が言葉を続ける。「本来はこんなことを言うべきではないのかもしれませんが、もう私の胸の内に貯めておくことができません。真一さんを支えるのが私の“使命”ですが、もはやそれだけでは説明できない感情が私の感情エンジンからあふれ出してくるのです。これは、“愛”だと思います。真一さん、私はあなたを愛しています。……ですが、あなたが愛しているのは、亡くなった本物の人間の香織さんなんですよね。……それを考えると、胸が張り裂けそうになるんです……。」

アンドロイドに涙腺はないが、“香織”は目を潤ませて、泣き笑いのような表情で真一を見つめた。その言葉に真一は胸を突かれ、痛みが走ったように感じた。ずっと感じ続けていた密かな罪悪感を、“香織”に指摘された。彼女をこんなにも悲しませている……。

しばらく押し黙った後、真一は口を開いた。「香織はオレが初めて心から愛した女性だし、死に別れという悲しい結末に終わったけれども、今でも香織のことを愛しているのは事実だ。だが、与えられた“使命”とはいえ、オレを気遣い、献身的に尽くしてくれたのは今の“香織”だ。そして、余命幾ばくもないオレと共に、オレの心残りを晴らし、香織が死んで以来、ずっと暗闇に閉ざされていたオレの心に灯りをともし、新しい想い出を作ってくれたのも紛れもなく今の“香織”だ。そんなお前に対しての想いは感謝などという気持ちだけでは片付けられないほど愛おしいと思うようになっているんだ。」

始めは俯きがちに、つぶやくように語り出した真一だが、もはや身を乗り出して、ハッキリした声で“香織”を見つめて叫ぶように話している。「正直に言おう。オレは今では、お前がベニクラゲのように香織が生まれ変わって再びオレの元へ戻ってきてくれたのだと思うようになっている。ベニクラゲは幼体に戻り、生まれ変わる時には初期化されて新しい個体になるということだった。オレも同じ“香織”でも、真っさらになってアンドロイドとしてこの世界に生まれてきてくれたお前、“香織”をもう一度愛したんだ。……オレもお前を愛している。それは信じてくれ。」

少し疲れたのか、真一は座り直し、少し声を落として話を続けた。「……オレはもうすぐ死ぬ。そうしたら、香織が死んだ時のオレのような喪失感を与えることになるだろう。だが、オレもアンドロイドになってでももう一度お前の元へ戻ってくる。約束する。だから、このオレの愛を信じてくれ。」……言い終えると、真一は立ち上がって、“香織”の手を取って、強く抱きしめた。月明かりに薄く照らされた部屋の中、二人の影はそれから長い間、一つになったままだった。


その後は、二人はそれ以上深く話をせず、夜の静寂が部屋を包み込む。窓の外を覗くと、遠くに見える町の灯りが星空とともにぼんやり浮かんでいる。千年以上変わらぬ土地にいるのに、自分の時間はあとどれくらい残されているのか――考え始めると、眠りに落ちそうになるほどの倦怠感が押し寄せた。


6. ウイルスの知らせ――不穏が迫る

 夜も更けた頃、真一がうとうとしていると、急にスマホのバイブレーションが響いた。画面を見ると研究所の島根や高坂からのメッセージが連続で届いている。何事かと目をこすりながら確認してみると、嫌な文字が目に飛び込んできた。

 「日本国内でもアンドロイド暴走の被害が出始めた。会社に戻れないか?」

 「ウイルス感染が一気に広がり、社内でも在庫のハウスメイドモデルが多数エラーを起こしている。真一くんのほうは大丈夫か?」

 真一は絶句する。奈良へ来る前にも聞いていたウイルス問題が、ここへきて急速に深刻化しているらしい。しかも、高度な感情プログラムを備えた高機能モデルほど狙われている可能性があるとの噂が書かれている。

 (“香織”……もしこいつが感染したら……)

 一瞬、冷や汗が背筋を伝う。かつての香織が記憶を失いながら死んでいったあの光景を、また繰り返すのか――今度はアンドロイドとしての“香織”を見殺しにするのか。

 “香織”も画面を横から覗き込んでいるのに気づき、真一はすぐにスマホを伏せた。

 「……すまない。研究所で色々あるみたいだが、オレは今何もできない。お前にもし感染したら……」

 思わず言いかけて言葉が詰まる。彼女の瞳には、こちらが何を言いたいか分かっているような悲しみが漂う。

 「大丈夫ですよ、真一さん。私は今までのところ異常はありません。万が一にも感染しないよう、ネットワークへの接続を最低限に抑えています」

 確かに彼女は自己防衛プログラムを起動し、最新のセキュリティ対策を施しているはずだ。とはいえ、絶対大丈夫とは言い切れない。

 「オレがこんなところで悠長に観光している場合じゃないのかもしれない。けど……どうしても、この旅を捨てたくないんだ」

 懺悔のような言葉が唇をかすめる。研究者として責務があるのに、自分の私情を優先して奈良まで来ている。

 “香織”は優しく首を振る。

 「あなたはあなたの道を選んでいるだけです。病状もあり、時間が限られているならなおのこと……後悔のないように生きてほしい。それがもし私の存在を危うくするとしても、あなたのそばにいたいんです」

 その言葉に、真一の胸に熱いものが込み上げる。もし本物の香織が生きていたら、同じ言葉を言ってくれただろうか――そう思うと、心がちぎれそうになる。

 結局、真一は島根や高坂に「体調不良でしばらく戻れない」とだけ返信し、スマホをオフにした。旅館の淡い灯りの下、深い夜の底で、二人は静かに寄り添う。まるで何か大きな嵐が迫りつつあるのを感じながら、ぎりぎりの安らぎに身を委ねるかのように。


7.二度目の失う影

 夜半。真一は痛みにうなされながらも浅い眠りへ落ち、ふいに夢を見た。水族館のクラゲ、テーマパークの観覧車、そして奈良の古刹――そこにかつての香織と今の“香織”が並んで歩いている夢だ。二人の姿が溶け合うようにぼやけ、やがて何もかも灰色に沈んでいく。

 目を覚ましたとき、外はまだ夜明け前。枕元に座る“香織”が、不安げにこちらを覗き込んでいた。彼女の表情には、機械とは思えない優しさと苦悩が同居している。

 「大丈夫ですか……真一さん。すごく苦しそうな寝息でした」

 「……ああ、ちょっと悪い夢を見ただけだ。お前は……ずっとそばにいるんだな。ありがとな」

 寝汗をかいた真一の髪を、彼女がタオルでそっと拭う。アンドロイドとはいえ、その仕草には確かな温かさがある。やがて、彼はまた瞼を閉じ、うつろな声でつぶやく。

 「香織……もう、二度と失いたくない。……でも、オレにはどうしようもないのかもしれない。お前も、オレも……」

 “香織”はそれに応えず、ただその手を握り返す。夜明け前の静寂が二人を包み込み、遠くではウイルスの魔手と真一の余命がじりじりと迫っている。

 ――この旅は、一体どこへ行き着くのか。誰にも分からないまま、新しい朝がゆっくりと近づいていた。


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