表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The・Create  作者: シュウト!!
第3章 新米冒険者大奮闘
57/98

【51話】 はじめてのクエスト、その後

 今回にて、"クリエイト"の最初のクエストのお話が遂に終わります!

何故ここまで異様に長くなってしまった(43話~51話)のかですが、やはり、最初のクエストなんで、びっちり描写したいな~ 

と思ったからですね!


後悔も反省もありません!!

清々しい程のどや顔かまして幸せです!!(?)


という事で、レクの襲来により、どうなっちまうのか!謎の妖精は果たして何者なのか!(白目)


ソレデハ、ご覧ください!↓↓

「どうやら、我輩は間に合ったようだな…!」


 俺達の目の前に現れた黄髪の妖精(フェアリー)。彼女はチラリと此方を見ると、安堵のため息を吐いた。

その後、その小さな身体からは考えられない高圧の電気を発した。


轟放雷楽(ごうほうらいらく)…!」

「ッ!」

「このまま逃がすと思ったら、大間違いだ!勇王舞進(ゆうおうまいしん)っ!!!」


妖精の放った電撃体当たりは見事レクに直撃した。

だが、その直後、レクはその姿を眩ませた。


「ッ!?………っ!!」

「あっ!?クソっ、逃げられたか……」


 レク襲撃からの妖精の出現。それに、レクと妖精の対峙。

目まぐるし過ぎる速度で起きたこの一連の流れに、俺は放心状態で様子を眺めていた。


「……い。おーい。おーい!おーい!!」

「!!?」

「やっと気付いた。お前、大丈夫か?さっきからずっとぽけ~っとして」


妖精は膨れっ面で俺の目の前を飛んでいた。

ずっと放心状態だった俺は、突如として目の前に人(?)がいたので腰を抜かす程驚いた。


「っうおわっ!?」

「えぇ……そんなに驚くか?まぁ、そりゃあそうだな。何てったって我輩、この南の平原(サウスプレイン)の管理者!詰まる所土地神サマだからな♪」

「は?」


唐突に自分を土地神サマだと言ったこの妖精。

何言ってるんだ?と首を傾げていたのだが、隣のササミとマイはアワアワしていた。


「(え?マジ?)え、あの。ササミさん、マイさん。失礼を承知で聞きますが、この人はどちら様で?」

「やべぇぞおめぇ、口を慎めな」

「ちょ、アンタ!聞かれてるんだから答えてあげなさいよ……!」

「っ、解った解った。良いかよく聞け?このお方はな、南の平原(サウスプレイン)を管理する土地神サマ、ランド・マグネッタ様ご本人だ…!」


ササミがそう言った瞬間、ランドという(らしい)妖精は少し照れながらうおっほん!とわざとらしい咳払いをした。


「如何にも!我輩こそがランド・マグネッタであーる!」


なんか、これまた凄い人が出てきたな……

 空に浮きながら仁王立ちのポーズをするランド。そんな彼女を見て、一番驚いたのはアリスだった。


「え、嘘でしょ!?ランドさん!!!?ど、どうしてここに!?王都で会議中だったはずでは?」

「おや、アリスか。久しいな、元気だった?」

「それは勿論元気で、じゃなくて!!」

「冗談よ冗談///(流石アリス。乗ってくれるな♪)」


アリスから突っ込みを受け、頬を赤らめるランド。


「そう。お前の言う通り、我輩は中央王都のど真ん中に聳える『天空城-ジャスティス・オブ・ロード-』に召集されたんだ。"この世界"の脅威になりうる仮面の道化師対策という名目によってね」


あぁ。今朝(43話)クロムさんが言ってたヤツか。


「それって、今朝クロムさんが言ってたやつ?」


ルナも俺の思ってたのと同じ事を考えていたみたいだ。


「そうね。勇魔六英雄(ゆうまろくえいゆう)と各国の管理者が集うっていう、仰々しいから行きたくない!ってクロムが言ってたわね」

「アイツそんな事言ってたのか!?ハハ、流石勇者クロムだ……」


アリスは今朝のクロムをランドは会議中のクロムを思い出したのか、揃って苦笑した。


「話を戻すぞ。会議は割りと(・・・)円滑に進んでいた。だが、ある時魔王ジーク・カイザーは言ったんだ。『南の平原(サウスプレイン)に仮面の道化師が現れた』と。

魔王ジーク・カイザー、彼には『天空の瞳』という建物や洞窟意外の"この世界"すべてを監視出来るとされるとんでもない力がある」

「天空の、瞳……!?」


ヒビキは復唱した。


「あぁ。だが、我輩の管理下の南の平原に現れたんじゃたまったもんじゃない!しかし、先程の天空の瞳がある以上、疑おうにも疑えぬ。

そんな我輩を見かねたのか魔王ディミオスが水晶級を取り出し、南の平原(ココ)の様子を映したら………?」


ランドはそこまで言うと、目を閉じた。

アリスは、そんなランドを見て、恐る恐る聞いた。


「それで、駆けつけてきたと?」


ランドは悔し気に顔を歪ませる。


「そういうことだ。しっかし我輩、驚いたな。仮面の道化師はかつて倒されたG(ジャイアント)G(ギガ)P(ポーク)を蘇らせては操り、お前ら"クリエイト"をけしかけるとは」

「成程なぁ。道理で馬鹿みてぇに強かった訳だ……」


ササミは空いてる左手で頭をかくと、ため息を吐いた。

(※右手側は(リクト)支えてる)


「それもそうだが、我輩が驚いた所はそこじゃない!ダンジョンボスのC-(ランク)から大幅に強化されたあの豚を打ち倒すなんてな。やるじゃないか!」


ランドは俺達を褒めた。

俺にはそれが、無性に嬉しくてたまらなかった。


「~~っっっ!!アリガトウ、ゴザイマス、、!(っ!?ハスキー!!?)」

「声ちっちゃ!!?」


わぁ、なんということでしょう。

ササミとマイ、ホノカとルナだけでなく、ランドにもおんなじ突っ込みをされてしまった。


 ふと、俺のお腹がぐうぅ~と鳴った。


「お。リクト、良い音出すじゃん」

「言うなライデン。恥ずかしいんだから///」

「でもさでもさ、お腹空いたのはわかるよ?」

「もぅお昼だもん。っ!///」←鳴った1

「しょうがないよねぇ~あ。///」←鳴った2


 俺に続けてお腹を鳴らす人が続出した。

そんな俺達を見て、ランドはクスクス笑った。


「ふふふっ。面白いなお前達!"クリエイト"、か。覚えておくとするよ。

さて、我輩は王都に戻らないとな。戻らないとな………」


ランドは苦笑しながらそう言った。

あぁ。これはアレだな。

割りと円滑に会議が進んでたってのは違うっぽいな。

それで正解そうだ、な。正解らしいわありゃ。


「あ。ちょっと待ってくれ」


ササミは中央王都に戻ろうとしたランドを引き留めた。


「聞いてくれや土地神サマ。アンタから貰った『てんいだま』!急に暴発しやがったんだがどういう事だ?

説明してくれ!!」


あー。そういえばそうだったな。

ササミが土地神サマから貰ったアイテム『てんいだま』が暴発して俺達散り散りにされたもんな。


「は?マイ、ササミは一体何を言ってるんだ?」

「あぁ……ランド様。以前、貴女から承った魔道具の『てんいだま』なんですが。あれって確か……」


あれ?なんだ?

もじもじと言うマイを見て、俺は左側からとてつもなく悪寒を感じ始めた。


「ん?てんいだま?あぁ、『ランダムてんいだま』がどうしたんだ?」


あん?ランダムてんいだま!?

ササミさん!?


「ん?ら、ランダム、てんいだま……?」

「あぁ。通常の『てんいだま』と違って転移先が選べないぞって渡す時に伝えただろ?」

「んんん、え?」


途端に、ササミは冷や汗が止まらなくなった。


「お前、忘れたのか?我輩が説明してる途中で説明を遮って帰っただろ?」

「やっぱり……」


ジロリと睨むランドと頭を抱えるマイ。

おーっと、これは?


「我輩、忘れてないからな?お前がせっかちを発動させて話を聞かなかった事。何度も何度もあったよな。またか?

また、我輩の呪我光作(ずがこうさく)で作成した魔道具にイチャモンをつけるのか?」


俺はそっとササミから離れた。


「っしょっと」

「ん、リクトくん?大丈夫?」

「はい。マイさん、ありがとうございました」

「ちょ、おめぇ!!」


ササミの悲痛な声が聞こえた気がする。

すんません、ちょっと聞こえなかったです(笑)


「おーい。ササミさん?何が『聞いてくれや!』、だったかな?」

「あーあカシラ。これで何十回目ですか?いい加減村長から降ろされかねますよ?」

「あっ、アネ様!それは少々言い過ぎでは?」

「良いのです。馬鹿(・・)につける薬は無いと言いますし、カシラにはこれくらい言ってやった方がカシラの為になりますから」


冷や汗を浮かべ頬をかくツノダテとは裏腹に、満面の笑みを浮かべて毒を言い放ったキバオウ。


ちょっとキバオウさん!?

それは絶対オーバーキルですって!!!


「スゥー、すんませんしたッ!!!」


 俺達は、それはもぅなんとも素晴らしい姿勢でランドに土下座をするササミを目の当たりにしたのだった。





 時刻は一気に飛んでpm20:55分。

俺は今、冒険者ギルド-アマテラス-の自室のベッドで横たわっています。

※ベッドダイブ&枕に顔埋めてます


はぁ……本当に濃い一日だったな…………


 俺は何となく足をばたつかせながらランドが帰った後を振り替える。


 ササミの土下座を目の当たりにしたあの後、俺達はぶた丘にてキバオウとツノダテの持ってきてくれたお昼ごはんにて昼食をとった。


 その後は再び北の遊牧民の村まで戻り、高速馬車にて南の平原(サウスプレイン)からジャンヌヴァルクまで二時間かけて戻ってきた。


この時のお昼時間や帰りの馬車内は楽しかったなぁ。

Q.ということは……?

A.そうです、戻ってきた後はもぅ大変でしたよもぅ!


 まずは今回のクエストの報告をしにメイのいるエントランスへ向かったのだが、"マジカウインガー"の三人と"ゴブレイダーズ"の二人と鉢合わせて大変その①。


 次にクエストの報告をした訳だが、あのマーブルタイガーの大群から始まり、追加クエストにG・G・Pと無茶苦茶過ぎた内容に一同放心。大変その②


そりゃ俺だっておかしいよ思うよ!


何やねん!数百数千の大群て!!馬鹿か!!!


それに何じゃい!!

狙ったように突然のダンジョンボス降臨て!

ふざけんなよ!!


 で。報告終えたら終えたで、クロウ筆頭に周囲にいた冒険者達がダンジョンボス討伐という話に便乗し、騒ぎはじめて大変その③。


 もぅ何なんだよアイツら(※野次馬の方)。

今朝(43話)も言ったけど、俺は大群で押し寄せられるの駄目なの!!もぅ止めてくれって……マジで!!


あ。最後にもぅ一つだけ愚痴らせて。


オイ!聞けG・G・P(クソブタ)ァ!!!!

よくも!俺の!ミニマップと衛星マシン壊したなぁ!?


デザイン凝った(プラモを参考にした)だけあってショックデカイぞ!?

返せ!!俺の神アイディアを!!!


「はぁ・・・」


 大変その④。クエスト成功報酬やダンジョンボス討伐報酬を貰った。

まず、最初のササミさんからの依頼の報酬は、俺達が持っていた鞄が先のG(ジャイアント)G(ギガ)P(ポーク)戦でボロボロになってしまったので、南の平原(サウスプレイン)どころか"この世界"でも随一の手先の器用なツノダテ作成の元、新たな鞄をプレゼントするとの事だ。(通常報酬1万c(コイン)(アリ))


でもって次!!一番アカンやつ。

俺達"クリエイト"はダンジョンボスを討伐した。

ササミやマイ、キバオウ、ツノダテの力も借りての討伐だが、ダンジョンボスを討伐した事には代わりない。


それによって、まさかまさかの100万C(コイン)が追加報酬で出た!


まぁ、その内の半分をギルド運営の取り分にされ、残った50万を山分けだから8.3万円分しか手元には来なかったのだが。

(ギルドのルール第9条-当ギルドの報酬と取り分-に則った結果)


とりあえず、これにて俺は一文無しから脱出したのだった♨️

(一応、モンスター倒した時にもc(コイン)はドロップした。ま、雀の涙程しか無かったが)


 とまぁ、色々あったが、"クリエイト"のみんなと食堂で夕飯を食べたり、地下1階にある大きな浴場でライデンとヒビキと汗を流しに行ったりと、様々な思い出が早速出来上がった。


多分、今後も似たような感じでドタバタと大奮闘していくのだろうなぁ。


そんなこんなで今に至る訳だ。


「はぁー・・・・・」


 ふと、ピンポンパンポーンと何処か聞き馴染みのあるチャイムの音が鳴り、メイの声が部屋に響いた。


『冒険者"クリエイト"のリーダーのリクトさん。クロムさんとキョウさんがエントランスでお待ちです』


は!?

はぁ!?!?


『ギルド内にいましたら早急にエントランスに向かうようお願いします』 

「そうだったぁ!!!!今朝クロムさん言ってたぁ!!」

『繰り返します冒険者"クリエイト"のリーダーのリクトさん』


メイさん!繰り返さないでください!!

お願いです!!どうか繰り返さないでください!!!!


 俺は慌ててベッドから跳び起きると、大慌てでエントランスに向かった。


「色々あったみたいだからね、疲れて寝ちゃっててもおかしくないよね……」

「ふむ。体力が無いのぅ……む?クロムや、来たようじゃぞ?」

「ホントだ!Oh、あれは中々、必死な顔してるね……」

「スミマセン!お待たせシマシタァ、、、!」


 このギルドは凄い事にエレベーターがあるのだ。

だが、慌てすぎた俺はその事をすっかり忘れて階段を凄い速度で降りてきた。


いくら3階から1階までの距離しかないとはいえ、ちょっと疲れた。


「あはは、お疲れ様だよ」


クロムは息切れする俺を見て微笑んだ。


「さて、一応揃ったようじゃの」


この、鎧に身を包んだ髭のじいさんは、確かキョウさんだったよな?

キョウさんは真っ白な髭を撫で下ろしながらそう言った。


「ん、揃った?」

「遅ぇよバーカ」


ん!"ダークストリーム"・・・!

ブブのやつ、開口一番出会って早々馬鹿とは何だよ馬鹿とは!!


「キノシタリクト。ダンジョンボスを倒したらしいな」

「お、おぅ……(良かった。あいつら全員怪我無さそうだ……)」

「その程度で浮かれるとは、まだまだ甘ちゃんのようだな」

「は?」


何だコイツ。

いきなり因縁つけてきて、ヤ○キーか!!


「ふぉっふぉっふぉ、仲が良いようじゃな」

「何処がよ!!仲良いワケないじゃない!!」


ペニィの言う通りである。

俺からしてもあまり仲良く出来そうにない相手だ。

何てったって、俺の大切な仲間を侮辱した奴らだからな。

そう易々と仲良くなってたまるか!!


「さて、本日より"クリエイト"からキノシタリクトが、"ダークストリーム"からメンバー4人全員がワレとクロムと修行を付ける手筈になっていたのぅ。

お主らに一つ問おう。死に物狂いで稽古に付いていく、その覚悟があるかのぅ?」


キョウはそう言うと、覇気のような(プレッシャー)を俺とブブ達にかけた。


「っっ、も、勿論、ですっ……!」

「へぇ。お前も、良い覚悟してん、じゃんかよ……!」

「当然、ワタシ達も覚悟、デキテルサ!」

「コクコクコクコク………」

「あ、あたぼうよ!」


俺だけが声を上擦らせて恥ずかしいな。

そう思っていたら、白目向いてるパーズズと身震いが止まらないペニィ、震えすぎて頷いてるのか判らないアルセーヌ、声が裏返ってるブブが隣にいた。


「ほっほっほ。よかろう、クロムよ」

「何だい?」

「まずはこやつらを無理やりにでも打ち解けさせる必要がある。冒険者の都が誇る『国一周!ウルトラジェットコースター』に乗せようかと思うのじゃが……」


あん!?

国一周、ウルトラジェットコースター!?!?


ってアレか!?色んな所から見えていた、本当にこの国をぐるっと一周してそうなあの、ジェットコースターの事か!?


「ドラゴンコースターに?ま、今回は初日だしいいんじゃない?」


えぇぇぇ!???待って!?

アレに乗るの!?今からアレに乗らなきゃいけないの!?


いやね、別にジェットコースターが嫌いな訳じゃないのよ?寧ろ好き寄りよ!?


でもね!?国一周てなに!!?


 嫌な予感がプンプンしてきた……


「あ、そうそう。お主らにこれを渡しておこう」


キョウはそう言うと、真っ黒い腕輪のようなものを俺達に渡した。


「そして、ブブ。お主にはこれを」

「おいおいジジイ。こりゃ一体なんなんだ?」


ブブは凄い(白目)。

恐れ知らずにも程がある。


「(じ、ジジイ!?)ふむ、それはのぅ。お主らの所有スキルを封じる魔道具じゃ」

『『え?』』

「はぁ?」 

「つまりのぅ、それを着けたお主らは"強弱支配(パワードゲイザー)"も"感情支配(エモートゲイザー)"も、"呪文支配(スペルゲイザー)"も、"破壊の手(クラッシャー)"も、"創造の手(クリエイター)"もスキルそのもの、権能から全てを使用不可能にするのじゃよ……!」

「え?」

『『ひえぇぇぇぇ!!!』』


ニタァと不気味な笑みを浮かべたキョウ。

唖然とする俺の横で、パーズズ達は悲鳴をあげている。


「どういうつもりだジジイ!!」

「(じっ、ジジイ!?)お主らが稽古から脱走しないようにする為のものじゃよ。特に、"ダークストリーム"のな?」

「く、くくくクッソォ………!」

「てことで、行くぞお主ら。ドラゴンコースターへGOじゃ」


 数分後。


「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ、、し、死ぬかと思った、、、、、!」

「き、奇遇だな、、ボクチンも、、マジでしっシッシシ死を、、!覚悟したよ、、、、、」

「あ、あんた達、、、ひ弱過ぎ、、、でしょ、、、」

「そう言うペニィだって、足生まれたての小鹿みたいに、なってるやん」

「コクコク」

「あ"?誰が、、生まれたての小鹿よ、、、てかアル、セーヌ、、!何、!頷いてるのよ、、、!」

「腑抜けどもめ。我は余裕だったぞ?」


そりゃ、ブブ!

お前はずっと浮遊してるし、何故か結界展開出来てたからノーダメージでしょうなぁ!!


此方は辛かったよ!!めちゃめちゃね!!?


三ヶ所ある乗り場というオアシスが合って、5分間の休憩があっても尚!

キツかったよ………


「さぁてお主ら。少しお互いのいがみ合いも無くなってきたようじゃな?」

「「「「!!」」」」


俺は思わずパーズズ達と顔を見合せた。


「ふんっ!ジジイの思惑どおりになると思うな。我はパーティメンバー意外と馴れ合う気はない!!」


ブブは凄い(白目)

恐れ知らずが過ぎる。

俺はもぅ白目を向いて笑いながら震えているキョウさんが怖ぇよ・・・


「(じっ。じ、ジジイ!?)ふむ、よかろう。さて、お主ら。ここからが本番じゃ。稽古を始めよう」


 こうして、黒い笑みを浮かべるキョウと遠くから此方を見守るクロム監修の元、地獄とも形容できる最凶最悪の稽古もとい、俺と"ダークストリーム"との合同稽古が幕を開けてしまったのだった。



次回、52話 緊急クエスト勃発-メイジビートの変-

リクトさん、一文無し回避、おめでとう…!(笑)


リクト「笑うな!?この野郎、マジで許さんからね!?」

(作者)「すまんかった」


茶番はさておき♨️

初クエストを経て"クリエイト"のレベル状況をまとめておきます。


リクト:冒Lv.24(前半)

ライデン:冒Lv.22(後半)

ホノカ:冒Lv.21(後半)

ユキナ:冒Lv.22(真ん中辺り)

ヒビキ:冒Lv.23(後半)

ルナ:冒Lv.22(後半)


G・G・Pさんからの経験値で結構強くなりました✌️



ランド&ギルド職員のキャラまとめ編、はっじまるよー


Name:ランド・マグネッタ

種族:妖精族(フェアリー) 属性:土/電気

400歳、50cm、9/9生まれ

好物:水ようかん


【所有スキル】

"土公之神(オオツチノミヤ)"

・森羅万象 ・感情共有

・詠唱破棄 ・電磁浮遊 ・土の加護


【概要】

南の平原(サウスプレイン)の管理者。北と南の遊牧民の村に住まう民からは土地神様として崇められているが、その実態を知る者は僅か4人のみ。(村長達だけ)

・色んな人達からよく、磁石みたいなヤツと言われる事が多い。様々なモノ、コトに直ぐ様反発したりくっつきがち。これは単に思った事を素直に言う彼女(ランド)の素の性格によるもの。

・独特な(まじな)いを操る。その力により、魔道具やアイテムを作ったり、様々な攻撃技に生かしたりも出来る。基本的に南の平原(サウスプレイン)に弱いモンスターしか出てこないのはこの(まじな)いのお陰。


Name:メイ・ブロッサム

種族:人間 属性:光

23歳、156cm、6/1生まれ

好物:フレンチトースト


【所有スキル】

"花冠(クローバー)"

・幸運ブースト ・回復ブースト

・光の加護


【概要】

・冒険者ギルド-アマテラス-の職員の一人。別名:幸運のメイと呼ばれるだけあり、冒険者Lv49の凄腕ヒーラーでもある。

・主にエントランスで受付嬢として働く。ギルドが各国からジャンヌ・ヴァルクに遊びに来た人達の宿としても機能している為、冒険者は勿論、様々な客を相手にしているので苦労に絶えないという。

・アリスとは小さい頃からの馴染み。誕生日も同じ日という事もあり、休日はよくアリスと出掛けに行く事が多い。



Name:ゼニシア・ウェイブ

種族:妖魔族(ヨウマ) 属性:水

25歳、156cm、8/31生まれ

好物:お好み焼き


【所有スキル】

"水瓶(アクアリオ)"

・水操作 ・貯水

・水の加護


【概要】

・冒険者ギルド-アマテラス-の職員の一人。別名:激流のゼニシアと呼ばれるだけあり、冒険者Lv50の凄腕のストライカーでもある。

・-アマテラス-が管理しているシェイクビーチの海の家のオーナーでもあり、ギルドの厨房を仕切る料理長でも、ギルド中の壊れた場所の修繕をしたりと何でもできる。

・普段から水着に短パンにジャケットを羽織るだけと超軽装。それ故か、ヤンチャな冒険者からのナンパが多いのだとか。

そして、その後笑顔の彼女(ゼニシア)に絞められた冒険者(おろかもの)達も多いのだとか。



Name:キョウ・A(アーサー)・イバウロ

種族:土妖族(ドワーフ) 属性:土/光

765歳、185歳、10/1生まれ

好物:梅入り塩おにぎり


【所有スキル】

"宝剣雄王(エクスカリバー)"

・身体強化ex ・常時回復

・英雄覇気 ・魔法影響半減


【概要】

・冒険者ギルド-アマテラス-の職員の一人。勇者クロムと勇者ゼロードの師匠というとんでもない立場におり、冒険者Lv75のリベロと-アマテラス-内ではケタ外れの実力者。

普段はただのヨボヨボの老人の振りをしているが、冒険者達の指南役として、数多くの冒険者やクロム、ゼロードから恐れられている。

・全盛期は"土妖(ドワーフ)聖剣王(カリバー)"と呼ばれており、勇者クロムと勇者ゼロードを育てあげる程であった。全盛期(500年前)からは遠く劣るものの、今でも"この世界"中の強者(ツワモノ)の中ではトップクラス。

・"ダークストリーム"という四人(悪ガキ)に完全封殺された事がとても悔しかった。

なので、どんなに大人気ないと言われても、絶対に更正させるべく『スキルを完全に制限する腕輪』を開発してしまった天才(へんたい)



アリスさんはまだ残させて貰います。

また何処かで掲載しますわ(ほぼほぼ34話で出てる話)




---To be continued---

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ