【27話】 追憶のサザンクロス
迷走してた割には上手く纏まるかもしれない第2章。
※迷走してたせいで未来の俺が苦労してるんですが!?
※ガチで、キツイっす。
それよりも、絶望神サガの殿堂おめでとうございます!
わたくしとても嬉しいです!
(by現役DMP)。
おめでとうサガ、ありがとうサガ。
くたばりやがれ○ーカ!(※オーバーキル)
サガマスターズ、ここに終焉!!
2024 5/22追記
この時、更なる地獄が待ってる事を、僕らは知る由もなかった♨️
アビス!マジック!天門!どわぁ!!!!!
さて(真顔)。こっちの方はまだ終焉しませんよい!!
自由過ぎる前書きはさておき!デハデハ、本当どぞ↓↓
「ルミナス様!」
静かに涙を溢し続けるルミナスを見るや否や、ラムは大慌てて駆け寄る。
そして、どこから取り出したのか、ハンカチにてルミナスの涙を拭う。
その様子はまるで親子、というより不思議と姉妹に近しいものだった。
「もう良い。・・・ラムよ。その、感謝するぞ」
ラムへの感謝を述べたルミナスの声は、もの凄く低音で、それこそ、南の村の丘にて俺達を叱りつけた時とは全くもって別ベクトルの低さで・・・
それは俺達に、披露とは違う別の何かを感じさせた。
「あの、ルミナス様。その手の中に収まっているのは影蝶、ですよね?一体どうなされたのです……ヒっ!?」
ラムさんが、怯えた!?
っっ!!!?
普段の山吹色のソレとは別物みたいな、虚ろ過ぎる、真っ黒い瞳……
「わしが話す前に、お主らにはやることがあるじゃろ?」
「やること、ですか?」
「命からがら守り、安全な場所へ運んだ怪我人たちを忘れたのか?民の治癒が最優先じゃ」
ルミナスはそう指示を出すと、徐に立ち上がった。
「バッツよ。2階のお主の部屋のベランダ、少々借りるぞ」
「別にいいけど、ーーッ!?」
バッツは普段通り「これまたどうして?」と言いそうになったが、ルミナスの暗い瞳を見て尻込みした。
「・・・・・事が終わったら話す。すまぬ。ちぃと、気持ちの整理をさせてくれ。暫し、一人でいるからのぅ」
「(ッ!ルミナスの、あんなにも虚ろな目は見たことねぇ)わ、悪い、軽率だったな」
「ふふっ、そうか。ではの、そちらは任せたぞ」
力無く項垂れる影蝶を大切そうに抱えたまま、ルミナスは階段へと消えた。
「・・・まるで別人だな。普段のおちゃらけ成分はどこへやら」
「総団長……」
「俺達が寝かされていた間に何があったのか、大方予想はつくけども。ルミナスらしくないってのは確かだよなぁ……」
ため息を吐くバッツと、心配そうに顔をしかめるガルを見て、バルは左手で自身の髪をわしゃわしゃとかいた。
「っ、み、皆さん!!兎に角、今は怪我人の治療です!皆さんも、ほら!スタッフルームへ急ぎましょう!!」
斯くして、今回の戦いに奇しくも巻き込まれてしまったバッツが経営するレストランの従業員と客人の計30人の治療大作戦が始まった。
※ここまで、空気が重すぎて喋るに喋れない"クリエイト"の6人。
◇
「(皆には悪い事をしたのぅ。ただでさえ30人の怪我人に対して人手が足らぬというのに。
まぁ、今のわしの状態で手当てなんて出来たモンじゃないだろうがの。心ここに非ずといった状態で挑んでも、皆の邪魔になるだけ………。
ならいっそのこと一人になろうと出たは良いが、今のこやつが灰になるまで、後5分も無いと来た)はぁ・・・・・」
ため息を吐きながらも、わしは重く重く、重いー重い枷が着いたような重たい足をゆっくりと動かす。
「さて、そうこう思ってた間にベランダに着いてしもたが、うむ、うむ。精霊樹と比べたらそこそこじゃの。
じゃが、悪くない眺めじゃ。のぅ、見えるか?フーラよ。・・・・・って、何やってんじゃかのぅ、わしは」
わしは意味の無い行為に自嘲した。
わしの脳内に浮かぶはフーラと出会った直後の幼少期の思い出。
出会いの瞬間から何気ない日常の一齣一齣が、シャボン玉のようにぽわあっと浮かんでは消え、浮かんでは消える。
そこには、かつての思い出などなく、ただただ、後悔のみが浮かび上がる。
遅過ぎるとは解っていても、謝らずにはいられなかった。
フーラよ。あの時、下らん意地張ってお主の機嫌を損ねてごめん。
あの時。お主の言うことを聞かずに飯を頬張り喉に詰まらせてごめん。
あの時、お主が食おうとしていたシロップゼリー。食べた犯人、実はわしなんだ。ごめん。
(蝶<は?)
あの時。気になるものを見つけたとお主の制止を聞かずに駆け出してごめん。
あの時。カース・ゼロの攻撃を受け、足を痛めて動けなかったわしを庇い、カース・ゼロの呪いの身代わりとなって。
凄く格好良かったぞ……!・・・・・じゃが、呪いを受けさせてごめん。ごめん、ごめんのぅ、、、!
あの時!死に逝くお主の代わりにわしが森の女王として君臨し、モンスターの脅威のない平和な地にすると宣言し約束したのに、、、
"魔龍魂帝"もといロウズ・ハーカの蹂躙を許し、仮面の道化師による"歩く大嵐"の召喚を防げなかった、、、
わしという管理者がおるのに、事件を防げなくてごめん。
その後、二度とあのような惨状を起こすものかと、重りを着けた本気の姿になったはいいが、シャドウバイトの暴走を食い止めれなかった。
なぁ、フーラよ。
どうしてお主は管理者にわしを選んだ?
なぁ、フーラよ。
わしに森の管理者としての素質は元々無かったのじゃ。
つくづく哀れな女じゃよ。
なぁ、フーラよ。
ここはどうか。どうか、わしの命一つで許してくれないだろうか…?
心の中でだけでは飽き足らず、己の後悔と懺悔の念を、掌のうっすらと消え逝く影蝶に向かって、わしは呟いていた。
ーー我は、我はそんな馬鹿な申し出、望まんよ?
うっすらと幻聴が聞こえた。
フーラの声にしては、酷く優しくゆっくりで、一度聞いたら一生脳内で反響し続けるような、心に染み渡る美しい声だった。
幻聴じゃ幻聴!と、わしは首をブンブン横に振った。
ーーあれ、もう忘れちゃったのかな?ルミナス、我との新たな約束を。
「っ!!?」
その瞬間、わしは影蝶を打ち倒した直後を思い出した。
…
……
………
「フーラ!!!」
渾身のフローラルカノンに貫かれ、ふらふらと墜落する影蝶をルミナスは両手で優しく受け止めた。
(フフ、フフフ。お見事、流石は我の見込んだ精霊族、、、な、んて)
先程までと打って変わって影蝶の表情は穏やかその物だ。
それを見て、ルミナスは心が握られるような、死ぬ事よりも痛い、最低最悪の痛みを感じた。
「フーラ、どうしてシャドウバイトから、キメラからお主が出てくるんじゃ!ッッ、ちぃと待っとれ!今絶対に・・・」
(あのねルミナス。実は我、君と一度でもいいから手合わせしてみたかったんだ。ま、こんな最悪な形で叶っちゃった訳だけどさ)
「まさか……」
(そのまさかさ。我はあの時確かに死んだ。君が精霊樹の麓に建てた夢の祠からね、ずっと、ずっと空から皆を見守ってたよ?)
掌の中の影蝶はうっすら笑った。
(でも、ある日。夢の祠にて眠る我の死体を持ち出したヤツが現れたんだ。そいつは無駄に器用でさ、我が夢の祠から消えたと同時に我と同等のエネルギーの塊を祠に封じて偽造したんだ)
「な、お主は何を言っておるのだ?り、理解が追いつかぬ……」
(それでね、見事持ち出された我の死体は来る日も来る日も実験研究実験研究実験研究実験研究・・・気づいたら別の魔物やモンスターなんかもくっ付けられてツギハギだらけ。そしていつしか我の自我は完全に押さえ込まれ、究極生物第一号シャドウバイトの完成完成)
「・・・・・」
(そこからはまるで、虐待を受け続けるペットみたいに扱われたよ。毎日毎日地獄の耐久テスト、終われば培養液に浸されて溺れながら寝て。
虐待なんて四六時中。ご飯なんてろくに食べなかったよ。そんな主の実験動物さ)
「そんな・・・」
(それから何百年も経ち、遂に限界を迎えた我、もといシャドウバイトは逃げ出した。で、何を思ったかソウルフォレストに来てしまったんだ。もしかしたら、本能的に君に会いたかったからかもね)
けらけらと悪戯に、されど力無く笑う影蝶に、ルミナスは言葉を詰まらせる。
(はぁ、我は君と出会ってから、案外悪くない日常だったよ。毎日毎日フレッシュな君が何をしでかすか、気が気ではなかったな)
「う"っ」
(でも、とっても幸せだった。ゼロの呪いで死んだ後、精霊樹の夢の祠から観察してたけど、沢山笑わせて貰ったさ)
「それは、喜んでいいのか?むぅ、分からんな・・・」
(フフフ、そこはね、喜ぶのが正解だよ?)
「ぐぬぬぬぬ!」
(フフフっ♪そうだ、次は逆に君の事を聞かせてよ)
「わしの事を?」
(あぁ。何せ、君がまだ管理者に成り立ての頃に、だいたい500年前に夢の祠から掘り起こされたからね。
あの日から今日まで、君がどのような体験をしてきたのか、聞いてみたいな)
そこからわしは、ただひたすらに森の管理者としての体験談を語った。
フーラのヤツは目を閉じながらもうん、うん、と相槌を返してくれて。
うれしかったし、たのしかった。
とりわけ沢山の犠牲者がでて死霊の森と化したこの森を浄化し、さ迷う魂の全てを安らかな眠りにつかせた事。
カース・ゼロが死に際に残した新たな脅威、モンスターが発生しないよう浄化作用のある光るキノコを森中に植えて"この世界"で唯一モンスターの湧かない平和な場所へと生まれ変わらせた事。
勇者と魔王が手を取り合い、人魔の間が近くなったものの、未だ残る隔たりやわかだまりを取り除く為、尽力した事。
森に住む人々の交流をもっと深いものにするべく年に一度世界中が注目するレベルの祭りの開催を決定し、昨年までそれが続いている事。
(※今年は"この世界"でもまだ10/31来てない)
わしはつい、浮かれ過ぎてしまったようだ。
フーラに残された時間は少ないというのに。
「それからそれから・・・!」
(フフフ。ルミナスは我との約束を守って沢山頑張ったんだね)
「・・・そうかの?」
(あぁ。言ってたよね?『わしが必ず、誰しもが平和に暮らせる楽園を作るっ!!』、だったかな?我の理想とする森に近づけるべく奮闘していたって知れてよかった)
「ま、まぁ、面倒な点は殆どラム達村長組に丸投げしたり。少しでも楽できる所は全部自動化させていたがの」
目を泳がせながら白状した。
絶対怒られる。
覚悟して言ったのだが、フーラからのリアクションは、まさかの微笑みであった。
(ふっ。君らしい)
「あれ、怒らないのか?」
(今更怒らない。いや、怒れないよ)
影蝶は寂しそうに笑った。
(そうだルミナス。二度目の死を迎える我と、新たに約束して欲しいことがある)
「約束、じゃと?」
(あぁ。我が、、主を、殺して)
「あるじ?」
(安らかに眠る我を掘り起こし、"この世界"では禁忌とされるキメラを作り、災禍の封印を解かんとする者)
「それって・・・!」
(ごめん。今の我にはそれしか言えない)
「そうか」
一時の静寂が訪れる。
「お主は、フーラは心底頼りないと思うだろうが。その願い、わしに、わしらに任せてはくれないだろうか?」
(っ!よかった。良い返事が聞けて。それともう一つだけ良い?)
「なんじゃ?二つ目の約束とはの、強欲じゃのぅ」
(フフフ。そうだね。我は強欲かもしれないね。それはそうと、二つ目の約束だなんて言った理由)
「理由………」
影蝶は何故か溜めを入れた。
ルミナスはゴクリと唾を飲み込んだ。
(最期に、君が我の幻影を追っていたのを知ったから。我の呪縛、から、、解放させるね。
もぅ君は、我の幻影なんて追わずに、君の思うままにこの森を発展させておくれよ)
フーラめ、なんて事を言うのじゃ!
無理じゃ!お主を忘れるなんて、無理に決まっておろう……
「それって、お主を忘れろと言うのか?断固拒否する!!!」
(違う違う、そうじゃない。我はもぅ身も心もモンスターだ。そんな奴の影を、追わないで、、きみらしくいてほしい。ただ、それだけ)
影蝶はそこまで言うと、安心したのか、それはそれは安らかな表情を浮かべた。
そうして、遠い所へと旅立った。
「フーラ?フーラ!!おい、何故項垂れて・・・!っっ!ソウル・ヒール! なっ!?変化無しじゃと!?ソウル・ヒール!ソウル・ヒール!ソウル・ヒール!ソウル・ヒール!おい、目を覚ませ!嫌じゃ、折角神様が二度も合わせてくれたのじゃ!それがどんなに歪な再開だったとしても、、、」
そこからわしは、壊れたマシンのようにソウル・ヒールを連発した。
例え魔力が底をついたとしても、誕生や成長を駆使して何度も何度もトロピカル・ポーションを作っては飲み、作っては飲んだ。
何度も何度も、背伸びしてでも到底届かない裾に手を伸ばすが如く、フーラに向けてソウル・ヒールを放った。
しかし、死んだ者が、況してや二止めの死に至ったフーラが回復魔法ごときで命を吹き返すわけもなく。
「~~~~~~~~~~~~っっっ!!!!!!」
極楽鱗波の影響で眠り続ける"クリエイト"と村長達の近くで、わしは声を殺して、泣いた。
………
……
…
「打倒主じゃな。それと、わしらしく、いてほしい、じゃよな・・・」
ーーもぅ、、きみの口から、、ごめんはききたく、な、、、
「ありがとう。フーラ、こんな未熟なわしをずっと見守ってくれて。
ありがとう、偶然だとしても、また、会いに来てくれて。
ありがとうッ、フーラ!最期にこんなわしに、頼っで、ぐれで、、ありがッ、どう"、、、!」
ルミナスの心からの笑顔を見た影蝶は、ルミナスの掌の中で塵となって消えた。
ーーふふふっ。ルミナス、ばいばい。
◇
「ただいま」
「お帰りなさ、ッッ!!」
『『ッ!!』』
怪我人の手当てをなんとか間に合わせ、見るも無惨な大広間へとなってしまった元、食堂にて休憩をしていた俺達の元へルミナスがやって来た。
力無く微笑むルミナスの手元に、影蝶の姿は、いない。
ラムは直ぐ様駆け寄り、ルミナスを抱き締めた。
ルミナスが抵抗しようとも、力強く、かつ優しく、包容した。
「っ、苦しい……離れろ」
「離れませんッ!わたくしは、わたくし達は、何があろうと、決してッ!!
どんな事があろうと、ルミナス様の側にいます!!!ルミナス様の、心の支えに、、なってみせます!!」
ラムはとめどなく流れる涙に負けすに、叫ぶように言った。
「っ!………そうか。う、嬉しい、嬉しいのぅ……!」
ルミナスの目頭から、つぅーっと涙が零れた。
この時ルミナスは、ようやく笑みを見せてくれた。
「さぁて。聞くか?お主ら」
「総団長。あまり無理は」
「大丈夫、心配するでない。聞く、というか、聞け。が正しいかのぅ。
刮目せよ。そして、耳の穴かっぽじってよーく聞けぃ」
ルミナスは今回の件について、事の顛末と、影蝶もとい『フーラ』から得た黒幕の情報について語ってくれた。
それを目の当たりにして、ある者は驚き、ある者は怒った。
そして、ある者は泣きじゃくり、そしてある者は心にこう誓った。
強くなるんだ、と。
次回、EX03 東奔西走ドラグナー
これ。日本に、家に帰る方法を探してる場合じゃ無さそうね。
村長組三人ははスキルもろバレさせます(作中で色々出しきったからね)。※一応、二度と出てこない訳では無いです。
ルミナスはまた別のお話の後書き欄にて。
Name:ラム (本名:ラムダ=フィオーネ)
種族:木霊族 属性:風
528歳、166cm、7/8生まれ
好物:じゃがバター
【所有スキル】
"樹精華"
・浄化 ・植物操作
・森羅万象 ・光合成
【概要】
・ソウルフォレストの北の村の村長。精霊樹に住まう妖精や精霊、木人などの教育係でもある為、基本的には村にいないことが多い。(←ゑ、村長!!?)
・ルミナスとはゼロ対戦後に出会った。当時幼かった彼女を育てる為に偶然抜擢された。まさかそのことがきっかけでルミナス大好きっ子になるとは誰も予想できまい。
・基本的に真顔でいることの多いラムだが、以外とポーカーフェイスが苦手。
Name:バッツ (本名:トニー・G・バッツ)
種族:人間 属性:闇
32歳、178cm、7/20生まれ
好物:天辺にイチゴが乗ったショートケーキ
【所有スキル】
"暴食漢"
・食物連鎖 ・食事回復
・弾力装甲 ・闇の加護
【概要】
・ソウルフォレストの東の村の村長。自宅でレストランを経営しており、森一番と賞される程の美味しさ。
・その昔、『"この世界"の食べ物で何処のが一番美味いのか』という疑問を抱いたことがあり、"この世界"中を旅したことがある。結果的にソウルフォレストに落ち着いたのだが、何やかんやあって村長になった。
・外見は大柄かつ強面な大男だが、兎に角可愛いものが大好き。ちなみに、関係は無いがツンデレ気質。
Name:ガル (本名:ガルブレィ)
種族:獣族-キツネ- 属性:電気
20歳、155cm、6/2生まれ
好物:レモン
【所有スキル】
"幻妖術師"
・幻術 ・神通力 ・変幻自在
・発電機関 ・芸達者
【概要】
・ソウルフォレストの西の村の村長。凄腕天才奇術師にして大人気劇団の『星空マジック』の団長も勤めている。
・ある時ショーをやっていたら、偶然客として見にきていたルミナスにその実力と人柄を見込まれて西の村の村長になった。それ以来、西の村には数多くの客が押し寄せるようになったとか。
・団長の時のガルと村長の時のガルとで表裏が全く無い。その為か、村の人たちからはよく団長、団長と呼ばれている。
ちなみに、唯一ルミナスのことを総団長と呼んでいるが、その理由はルミナスとガルのみぞ知る。
24話の答え合わせと夢見蝶さんについて。
Name:【シャドウバイト】
種族:【幻影族】 属性:風/闇
生息場所:ソウルフォレスト/北西原野/メイジビートの森/etc……
危険度:<ダンジョンボス>D+級
【所有スキル】
"極楽蝶ユメミドリ"
・浮遊 ・暗闇変幻 ・影守り
・極楽鱗粉 ☆輝く呪い
【概要】
・高さ:解析不能 重さ:解析不能
・一部解析不可能な箇所が存在。
・解析対象から様々なモンスターのデータを検知。
Name:フーラ (本名:極楽の夢見蝶)
種族:虫族 属性:風/光
?歳、30cm、?/?生まれ
好物:シロップゼリー
【所有スキル】
"極楽蝶"
・浮遊 ・浄化
・森羅万象 ・夢の生成
【概要という名の補完】
※現在こちらから提供できる最低限の情報と、読者視点で発覚してることのみです。
・『森の女王と魂眠る森』というお伽噺に出てくる夢の化身にして、シャドウバイトの元となったいきもの。姿は蝶々そのもの。
・元々はお伽噺の悪夢にうなされる子たちに通り良い夢を見せる存在だった。しかし、500年前のゼロ対戦にて命を落とす。その後亡骸は現在の精霊樹の麓の夢の祠に埋葬された。
・埋葬された亡骸を掘り起こし、亡骸に細工をしまくる不届きものが出現。それと同時に今まで討伐されてきたダンジョンボスも謎の復活を遂げる。
※クロウ達"マジカウインガー"がヘルワームと戦ったのはこの為。
その後、魔法都市でルミナスは勇者クロムや魔法都市の管理者ソラとの長い長い対策会議を決行。その翌日にガロウズが操られる南の村事件が発生。
おや?おやおやおや?
そこはかとなく、きな臭いキャラがいる気がするぞぉ?
Q.だーれだ!
A.イッツピ○チュウ!
Q.正解画像
A.ファー!!!
草
後書き用の茶番も消化しましたし、今回は以上です。
重過ぎる……展開が、重過ぎる……!
---To be continued---
※許して




