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The・Create  作者: シュウト!!
第1章 はじまり
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【2話】 目が覚めたら森だった件について

Q.できるだけ伝わりやすいよう描写を細かく描いてるつもりですが、どうでしょうか?


A.11/28追記

抜け落ちてる所が多くて読むのが『超』恥ずかしいです。

まだ誤字の報告は来てないのですが(何故?)、自分で見つけた時はもぅヤベェです。超☆絶ハズカシイ!!!

 突然ですが皆さん、夢ってどうやったら覚めますか?


 というのも、俺は今夢を見ています。多分!きっと!夢を見ているに、違いない・・・・・(←薄々現実だと気づいてる)

辺りには森と呼べるかも解らない、日本では絶対に(・・・)見る事のない、摩訶不思議な光景が広がっている。


森?の木々にしては一本一本が異様に細長く、根元には淡い赤や緑、青、黄色に光る、大小様々なキノコが生えているのだ。


は?光るキノコって何だよ!

そう突っ込みを入れたくなるかもしれないが、俺は突っ込みが追い付きません。


一体何故?それは、光るキノコが文字通り、沢山(・・)生えているからだ。

それも丘みたく盛り上がってる場所に3~4本程が不自然に生えていたり、倒木や切り株などなど、もぅ色んな所にだ。


「夢ってどうすれば覚めるんだろ・・・(頬を引っ張ってみる、だっけ?やってみるか)」


思い切り頬を引っ張ってみた。

普通に痛い。うん、これは現実だ☆


「そ、そんな馬鹿n………」

<ぐううぅぅぅぅ・・・!


・・・・・は?


 今、鳴ったのは俺のお腹だ。非情にも、空腹を知らせる為の腹の虫が()鳴ったのだ。

あぁ、これは現実だ。間違いなく現実だこりゃ。


ひとまず現状を纏めよう。

そもそも場所が判らない+空腹+水も食料もない+なのに何故か俺はパジャマ姿。


意☆味☆不☆明。まるで意味が分からんぞ!おあぁぁぁぁ!!


あぁ駄目だ(錯乱)。

考えれば考える程目の前の摩訶不思議な景色のせいで頭がおかしくなる。


「はぁ、どうすりゃいいんだこの状況・・・そういえば、ここ。森?にしてはやけに静か過ぎるような気がするんだけど」


 ふと、周囲を見回す。何度周囲を見ても、あるのは歪で細長い木々にカラフルで大きさ様々な発光するキノコだけ。

後は、丁度俺の周りの地面だけ草が生い茂っているとかで、特に何も無い。


原住民のような人がいる、とかそういう訳もなさそうだし、ましてやクマのような猛獣も見かけない。

というか、待て!アリンコ一匹すらいやしないじゃないか!


「何故俺は、唐突にサバイバルしなきゃいけないんだろうか。まぁ、虫嫌いな俺からしたら、虫がいないってことはすごく助かるが。兎に角、死ぬ前になんとかしないと……!」


 この際、足が汚れる事を考えないようにして、水と食料を求めて歩き回ることにしよう!


ちなみに、本音は行動範囲を広げたくない。

素足のパジャマ男という圧倒的に場違いかつヤバい見た目に加え、腹が鳴る程の空腹だからである。


だが、何もしないで野垂れ死ぬよりは、マシだ。



「ん?何か見覚えあるな・・・」


 暫く歩き回りながらも道に迷っていたら、いつの間にか最初の地点に戻ってきていた。


「もしかして、戻ってきた?・・・(めちゃめちゃ見覚えあるなぁ。いや、スタート地点まんまや!)……ガチかよ」

<ぐうぅぅぅぅぅ!

「う"っ!?」


歩き回って判ったのだが、足元にあるこの光るキノコはこの森の至る所に生えていた。もしもこれが食べれるのなら食料問題はクリアできる。


のだが・・・

コレ、ホントに大丈夫か?食べていいのか?

(※100%アカン)


<ぐううぅぅぅぅ・・・!

「うえぇ、また鳴った・・・アレ、食えるかな?」


おいおい待て待て!毒キノコだったらどうするんだよ!

とか色々突っ込まれそうだが、今は空腹過ぎて冷静に判断出来ない。


 とりあえず、近づいて触ってみよう。


「んー、ゼリー状・・・キノコ味のゼリー?うわぁ、なんか不味そう」


こんなワケわからんもの下手に食べたら、某配管工でも巨大化(パワーアップ)するどころかマメ粒になってしまうだろう。


いやいや、あれはあのゲームの仕様なのであって!

普通の人間が毒キノコなんて食べたら最悪の場合死んでしまうだろ!


「(変なもの食べておかしくなる位なら、まだの垂れ死んだ方がマシかも……)」


思考が狂って来ている。

ちなみに、当人は気づいていません!大ピンチだ!!


「はぁ、今朝はカレー食える筈だったのになぁ」


というのも。

一昨日の夜、俺の母親がこんなことを言っていた。


『明日は私もお父さんも仕事で帰れないから夕飯は自分たちで宜しくね。遅くとも朝までに帰って来るから、朝ご飯にあんたの大好物のカレー用意しておくからね~』

 

本来なら今頃、大好物のカレーを食べて学校に向かう支度をしている時間(ハズ)なのに。何故、森で餓えているのだ。


<ぐううぅぅぅぅぅぅぅぅ

「カレー・・・食いたかったな」


 この森で目を覚ましてから、かれこれ1時間半は経っただろうか。遂に空腹の限界が来てしまった。

立ってるのもままならなくなったので、俺は目の前の木の前で横たわった。

横たわった途端に、力が抜け初め意識が朦朧としてきた。


「俺、死ぬのか?(なんか、このまま目を閉じたら案外家に戻ってたりだったりして)」


ゴトっ。


「・・・・・・・・ん?」


 意識が途絶えかけたその時、ゴトッという音が聞こえたのと同時に、鼻腔をくすぐる匂いが漂ってきた。


この匂いは、カレーか!?でも何故に?



遂に幻覚ならぬ幻嗅が発生したようだ。

ははは、全くもって笑えねぇよ。きっと死ぬ間際の幻だろう。

無視だ無視、無視無視。



・・・

・・・・・ヤバイ、めっちゃカレーの匂いするんですが。



 俺の願望が匂いの幻を作り出したのだ(?)。

そう思い込む為に無視しようとしても、芳しいスパイスの匂いがそれを邪魔する。気になって気になって仕方ない!

我慢の限界を越えた俺は、ここでカッと目を開けて目の前の様子を見てみることにした。


「は(驚愕)、え?(興奮)・・・え?(困惑)か、カレーだ・・・」


 目の前にあったのは、人参やジャガイモ、お肉等の具材が山盛りのカレーライス。

しかもご丁寧に、それが銀色のトレーに乗っている。

まさかの水が入ったコップまであるという徹底ぶりね?


それはまるで、どうぞ食べてください!といわんばかりに、ライスにごろっと乗っかったルーや具材達が食欲を煽る匂いを放っていた。


「何で何で!?誰か届けに来た!??ま、まさか、ねぇ・・・」

<ぐうぅぅぅぅぅ!!

「(よし、!)いただきます!!」


 気がついたら俺は、無我夢中で目の前のカレーを食べていた。衛生面だとか安全性なんて最早二の次である。

食べ物を腹いっぱい食べれる!水を飲んで喉を潤せる!!

その幸せをいっぱい噛み締めながら、あっという間に平らげた。


「食ったぁ、ご馳走様でした!」


食べ終わって落ち着いてから、俺は事の異常さに気がついた。


「そういや、一体何故俺の目の前にカレー一式が出てきたんだ?げぷっ。(ははは、出ちゃった☆腹一杯カレーを食べた後だから仕方ないよね。歯磨きしたいや)」


 ふと、歯磨きしたいと考えた瞬間であった。

歯ブラシと歯磨き粉、それに手鏡がトレーの上に出現した。

勿論、突然過ぎて俺は驚愕した。


「えええええええ!???何故に手鏡と歯ブラシに歯磨き粉?(もしかして俺が歯磨きしたいって思ったから?)てか、歯を磨いたとしても水が無いと口の中流せないじゃん。汚いままやん」


 すると、1Lペットボトルと紙コップがトレーの横に現れた。


「えぇ(困惑)。流石に雑過ぎでしょ・・・」


なるほど(?)考えるのは歯磨きの後でいいや。

考えるのを止めた俺は、無心で歯磨きを始めた。


 そしてその後。

この奇妙な事象についていくつか解った事がある。


 まず、ものが出てくることについてだが、俺のやりたい行動を思い浮かべたり、声に出したりすれば、それに必要なものが出てくる。

 例えば、歩き回って汚れた足を洗いたいと願ったら更に水とタオルが出てきた。

それに、着替えたいと口に出すと、本来なら俺の部屋にあるハズの私服が一式出てきた。靴もちゃんと出てきた。


まぁなんだ。コレのお陰で歯磨きだけでなく、水を出して足の汚れを落としたり、俺の部屋にある筈のお気に入りの服に着替えたり出来た。

(ちなみに服装は、フード付きの薄灰色パーカーに無地の白Tとジーンズ。The・部屋着)


 そして、役目を終えたもの達だが、要らないと思うだけで俺の目の前から消えた。


カレーの乗っていたトレーやら、歯ブラシ、歯磨き粉、紙コップにペットボトル×2、タオル、パジャマ等々。

その一切が目の前から消え去ったのだ。


ちなみに、もう一度欲しいと思ったら全部完全な状態で出てきた。

な  に  こ  れ  ぇ 。


 つまりだ!欲しいものを好きなだけ出したり、要らないものを任意のタイミングで消せるということだ。

 なんて便利なんでしょう!

でも、何故急にこんなこと出来るようになったんだろう?




 さて、腹もふくれて着替えも出来た訳だが、結局の所ここはどこなのだろう。

変に静か過ぎるこの辺りに、誰か住んでいるのだろうか。というかそもそも、ここは日本なのか?



「(さてどうする?手ぶらだからものを失くしたりする心配は無いぞ?んー、腹が満たされて気持ちに余裕が出来たし、観光がてら適当に歩き回ってみる?やること無いし、そうしよう)さて、しゅっぱーつ!」


なかなか疑問が尽きないし、根本的な問題の解決にもならないが、とりあえず、俺はここら一帯を歩き回ることにした。



 俺は暫くの間、道なりに歩いていた。のだが、本当に何も無いし誰もいない。

この世界に俺一人しかいないのでは?

そう感じる程、何も無いし誰もいない。


「ん?なんだあれ。人か?」


 ふと、ずっと向こうに人影のようなものが見えた。

微かだが、動いている。というか、此方に向かってきているようだ。

それを見つけた瞬間、俺は嬉しくなった。


「良かったぁ。ちゃんと俺以外にも人がいるわ(尚、当たり前)。近づいてみよう!」


 ワクワクがここまで止まらないのはいつぶりだろうか。今の俺には聞きたいことが山程あるのだ。

そもそもこの森は何処でなんなのかとか、家に帰るにはどうすればいいかとか、どうしてここは光るキノコが沢山生えているかとか・・・


向こうの人影の主は日本人なのか?言語は通じるだろうか、とか、英語喋ってこられたら終わるなぁ。とか様々な事を考えて一歩一歩人影に近づく。


 すると、考えることに夢中になっていたせいか見失ってしまった。俺は立ち止まって辺りを見回す。


「あれ?いなくなった!?・・・おっかしいな。お互い一直線上にいた筈なのにな」

「止まれ!」


うおっ!?ビックリした!


 声がした後ろを振り返ると、声の主である少年がいた。

その少年は、金髪癖っ毛で特徴的なアホ毛が生えている。右腕に白い稲妻模様の入った少し長めの黒のジャケットと白いシャツに、黒のズボン。首からは茶色の勾玉のようなものを下げている。


「(ん?後ろに見えるのって、剣か?やっべ、折角日本語喋る人と遭遇したのに、俺、今度こそ死ぬかもしれん…)」


 少年は此方をギランと睨むと背中に背負った剣鞘から見える剣柄を握り、あからさまな戦闘態勢で話しかけてきた。(←一応まだ剣は抜いていない)


「見ない顔だな。少なくともこの森、ソウルフォレストの住民ではないな?」

「(日本語!?良かった、とりあえず会話が成立しそう!)そう、る、フォレスト?(ソウルフォレスト?え、魂の森?)それってこの森ですか?」


俺の言葉を聞いた少年は、怪訝そうな顔になるとともに、剣柄から手を離した。


「あぁ、そうだ。(なんだ?"この世界"でソウルフォレストを知らない奴がいるのか?)」


 すっかり考え込んでしまった少年に、恐る恐る現在地を聞いてみる。


「あの、今、ソウルフォレスト?のどこら辺にいるか分かりますか?」

「は?」


そんな、『何言ってるの?コイツ』みたいな顔で見ないでよ……


「君、本当に何者なんだ?」



 俺は少年に今までの出来事を話した。

少年は俺の話を聞いている最中に相槌を打ってくれていたが、如何せん俺もよく解ってないから、あっちは余計に訳が解らないだろう。

なんか、申し訳ない。


「という事がありまして・・・」

「んー(困ったな、正直キャパオーバーだぞ?でも、話してるリクトの目を見るに、嘘は言っていないのだろうな。というか嘘苦手そうだな)」


少年はため息を吐くと、頭をかきながら言った。


「とりあえず今の話を纏めるとリクトは知らないうちに日本っていう別の所からやって来て、元の世界に帰れずに困っていると」

「そー!正直どうすればいいか分からなくてさ。ぶっちゃけ今でも夢を見ているんじゃって思ってるよ」


俺はやれやれと肩をすくめてみせた。

少年も目を瞑って頷いた後、笑いながら肩をすくめてこう言った。


「はははっ。確かに、そんな体験をしたら夢って思いたくなるだろうね。だけど、残念ながらちゃんと現実だよ。ほら、頬をつねってみな」

「(頬つねるの二度目なんですけど……)ですよねー、現実デスヨネー」


正直、嘘でも何でも良いから夢だと言って欲しかったし、そう思い込みたかった。

だが、こうもハッキリ言われると流石にショックを受けてしまうよ。


「はぁ・・・」


項垂れた俺を見て、少年はこんな提案をした。


「まぁまぁ。!そうだ。行く宛が無いなら僕の村に来ないか?」

「君の村…?」

「あぁ。このソウルフォレストには東西南北と其々に村が一つずつあってね、僕は南の村に住んでるんだ。よしっ!僕が村長に事情を言って君を受け入れてくれるか頼んでみるよ」


行く宛が全く無かったので渡りに船だ!

俺は目を輝かせて少年に聞き返した。


「良いの?」

「だって困ってるんでしょ?当たり前じゃん」


少年は微笑んだ。俺は嬉しさのあまり勢いよく立ち上がった。


「ありがとう!あ、ええと・・・」

「(やば、名前言ってなかったっけ)僕はライデンだよ。宜しくな、リクト!」

「ありがとうライデン!此方こそ宜しく!」


俺とライデンは固い握手を交わした。


「そういえば、ライデンって何歳なの?」

「歳なんか聞いてどうするんだ?」


ライデンは少々呆れた顔で聞き返してきた。

どうするんだって、別にどうもしないけども(←何故聞いたよ)


「いや、なんとなく聞いただけ」

「なんとなくって。僕は17歳だよ」

「凄、同い年や」

「本当!?」

「「いえーい」」


 この後ライデンから聞いた話なのだが、俺は日本どころか地球ですらない異世界に来てしまったようだ。

その趣旨の聞いて俺が絶望するのはまた別の話である。


次回、3話 "この世界"は摩訶不思議

今回は最初のメインキャラ、ライデン登場回です!




11/28追記

誤字脱字や抜け落ちてる所の修正です。

少々魔改造しましたが、話の根幹はそのままですので大丈夫です(?)




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