お前の妹が好きでもいいのか?
俺が加藤家に入っていつもどうり連の部屋でゲームをしているときだった。
コンコン
「失礼しますお菓子持ってきました」
「おっ彩花サンキュー」
「彩花ちゃんありがとう」
「どういたしましてでは失礼します。」
彩花ちゃんが出ていってから、俺は自分の言動が変じゃなかったか気になったので連に聞いて見ることにした。
「なぁ連今俺変じゃなかったたか?」
「あぁなんか緊張してたなやっぱ彩花に惚れてるんじゃないか?」
「う、そんなことないてば」
「実は春休み一目惚れしたとかな」
「んな分けないだろ!」
また図星を付かれたので慌てて否定した。
「もし、もしだぞ仮に俺が彩花ちゃんに惚れていたとして兄としてお前は、俺に彩花ちゃんを渡してしまっていいのか?」
「あぁ全然いいぜお前実は結構優しいし男気があるからな。」
俺は疑問に思った俺はそんなに優しくないし男気もないと思うんだけど。
それを見透かしたように連は言った。
「お前なぁもう少し自分に自身を持てお前は自分が思っているほどできないやつじゃないんだぞ。」
「べつにそんなにできるやつじゃないだろう…」
本当にそうだ昔から何をしても普通でいいとかなんかなにもないのからだ。
「はぁなんで気づかないかなぁ」
連が小声でなにか言ったので聞き返した。
「なんだ連?」
「いや何でもない」
その後は、特に何もなく二人で帰る時間までゲームをしていた。
「じゃあそろそろ帰るわ」
「おうまた明日な」
そう言って連の部屋を出た。
「おかえりですか駒田さん。ではこれを」
そう言って渡されたのは、小さい袋でなかにはクッキーが入っていた。
「クッキーです作りすぎたので家に持って帰ってたべてください」
「あ、ありがとう彩花ちゃん」
「いえ、ではさようなら」
「さよなら彩花ちゃん」
そうして俺は、加藤家を出たあとずっと考えていた。
クッキーくれたってことは、少なくとも少しは好意があると受け取っていいのだろうか?
そう考えると胸が踊ってとても嬉しい気持ちになった。
そんなことを考えているといつの間にか家についていた。
「ただいま」
「おかえり快斗」
今出迎えてくれた人が俺の母駒田百合子いつも親身になって相談を受けてくれるいい母親だ。
ちなみに駒田家は三人家族で、兄弟はいない。父は単身赴任していて月に一回ほど帰ってくる。父と母はラブラブで父が帰ってきたときは、いっつもいちゃいちゃしてるので少しは子供のことも考えてほしい。
家に入り風呂に入った俺はかんがえごとをしていた。
これからどうしようどうやってアピールすればいいのだろうか。
一人じゃどうにもできそうにもないので協力者が必要だ。
一番信頼できるのは、やっぱり連だ。
連に隠すよりいっそ洗いざらい話して協力してもらったほうがいいんじゃないだろうか。
俺は決めた明日連に話してき協力してもらおう。
そしてつぎの日がやってきた。
その日の昼休み連に話すために二人で昼ごはんを食べることにした。
「連覚悟して聞いてほしい」
「おう急にどうした?」
「俺はお前の妹の彩花が好きだ!」
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