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ただ、平和な毎日を過ごせるだけで  作者: リア狂
第一章 日常
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合宿準備

 入学式から一週間が経過した。

 あのあとテストとか、先輩との顔合わせとかがあったが、特別事件も起こらず交遊関係もそれほど広がっていない。

 なにより、御影創也とまだ接触できていない。


「オリエンテーション合宿まであと一週間しかないわ。今日はその活動班を決めるわよ」


 桜良はすでに学級委員が板についている。

 高校生になる前からやっていたからだろう。

 もう一人の学級委員は黒板書きに専念しているようだ。


「自由に班を作るんでもいいと思ったんだけど、それじゃあみんな知っている人同士とかで組むでしょ?だからこっちでくじを引いておいたわ。言っとくけど、不正はないからね」


 班を決めると言いながら、すでにくじは引いてある。なんとも強引だなぁ・・

 こうして合宿の班分けがなされた。


 ーーーーー


 結論から言おう。

 この班はとてもいい。

 女子は、百田さんという眼鏡をかけた大人しそうな人と、

 風間さんだッ! よしッ!


「よろしく・・お願いします・・」

「よろしくお願いしますね」


 そして男子は・・


「よろしくお願いします、御影くんも」

「ああ、よろしく」


 そう、御影創也だ。

 今は警戒の匂いはしないが、あれの発動はランダムだ。今どう思っているかは予想するしかないが、少なくとも好かれてはいないだろう。


「基本的には、この班で活動してもらうわ。班長だけはさっさと決めておきなさい」


 うちの班長は風間さんだ。頼れるね。

 期待に胸を膨らませる人も、不安で一杯の人もいるだろうが、僕は合宿が楽しみだ。

班決めに不正はないぞ!

桜良だってそういってただろう?


ただのご都合主義です。創也と絡ませなきゃいけないしね。仕方ないね。


これまでも短くて二つずつ出してたのに、今日はさらに短い。ならばおんなじくらいの長さでもうひとつあげればいいんだよ!

という訳で閑話をひとつ。

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