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６．文字数を増やす

　これが一番苦手です。私は。

　マジでどうやってるんですか。有識者に聴きたいです。

　それはそれとして、まず自分なりの文字増やしのやり方です。

　あきらめましょう。

　物語は潔いほどカッコイイです。十分語り終えたらスパッと切っちゃいましょう。

　でも、公募などで文字数が必要な場合。

　粘りましょう。

　物語は潔いほどカッコイイですが、そんな考えは捨てましょう。

　カッコつけで腹は膨れないし文字数も増えません。

　柔軟に対応しましょう。

　なんとなく最近気付いたんですが展開がないと文字数って増えないんですね。いや、超細かく描写を増やせば増えはするんですが、展開がないと眠くなってしまうのでできたら欲しいです。展開があれば伏線も張りたくなって描写も増える。これです。

　ということで衝撃の展開はあればあるだけいいです。ちゃぶだいを高速回転させます。

　とにかく完成させます。

　完成したな。と思ったら絵画にサインを入れる巨匠のごとく、「了」とか「おわり」などを最後に打ちます。

　あなたの小説が完成しました。

　これで製作は終わりなんですが、最後はある意味一番大事な工程が残ってます。

　では今回はこの辺で。