4.ぼんやりインプットする
人間、普通に生活していてもなんらかの情報には触れています。
なので書きたいものがある内は、意識してインプットする必要はあんまりないと思います。
問題は書きたいことが尽きてしまった時です。
小説はまだ終盤にも差し掛かってないのにこうなってしまったら、人は焦ると思います。
もう必死になって本や映画をむさぼり、というのではなく、あえてぼんやりしてみましょう。
ここまでのあなたは絵を描いて、執筆して、変な言葉を作って、とても疲れています。
調子が悪い時に観る映画ほどつまらないものはありません。もったいないです。もったいないどころか批判的になって無用なトラブルを招きかねません。
インプットは決まったメディアだけ、という既成概念をとっぱらってみましょう。
散歩に出てみたり、動物に癒されてみたり、おいしいものを食べたり、普段触れない趣味に触れてみたり、そういうことをすると頭を休ませながらインプットができます。十分休んだら気合を入れて挑みたい作品を観てもいいかもしれません。
とにかく、ぼんやりする時と気合を入れる時の緩急をつけます。
自分はぼんやりする時は撮りためている魚の番組を見ています。魚類の知識をもりもり流し込まれるといろんなことがどうでもよくなってきますし、生態は創作のネタにもなります。
ぼんやりしすぎて〆切をぶっちぎってしまうことが無いように、時間を決めたほうがいいですね。注意しましょう。
次回はようやく小説らしい工程に入ります。
では今回はこの辺で。